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眼内に挿入して視力3.0になるOcumetics Bionic Lensレンズ発表。効果は一生継続

Munenori Taniguchi
2015年5月26日, 午前09:02 in Bionics
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カナダ Ocumetics Technology 社の CEO 兼医師、ガース・ウェッブ博士が、視力矯正用の眼内レンズ Ocumetics Bionic Lens を発表しました。白内障の眼内レンズ挿入と似た数分の無痛手術で視力を3.0にまで高められ、しかもその効果は生涯継続すると主張しています。

[Image Credit: Ghost in the Shell]
 


Ocumetic Technology社の発表によれば、Ocumetic バイオニックレンズの手術には専用の注射器のような器具を使います。器具の中に折りたたまれたバイオニックレンズを生理食塩水とともに眼球に注射すると、レンズは眼球の中で展開し、固定します。手術内容は白内障の治療とよく似ており、患者は痛みを感じることもなければ、入院の必要もないとしています。

ウェッブ博士によるとバイオニックレンズは目の中で経年劣化することもなく、一度埋め込めば生涯にわたって視力を保つことが可能だとしています。またレーシック手術のように自然治癒のために効果が弱まってしまうといったこともないと説明します。

少々気になるのは、このバイオニックレンズが機能する詳細なしくみがまだ明らかにされていないところ。さらに臨床試験もまだ実施されていません。

とはいえ、ウェッブ博士は4月に開催された米国白内障・屈折手術学会(ASCRS)で、研究について発表済み。さらに有力な14人の眼科医にこのバイオニックレンズを紹介して高い評価を受け、そのうち数人は臨床試験の援助を申し出ていると(本人は)語っています。

Ocumetics Technology 社は今後 Ocumetics バイオニックレンズの動物実験を実施する予定。実験で良好な結果が得られ、臨床試験なども計画どおりに進めば、2017年にはカナダ国内での認可を取得できる見通しとしています。

ちなみに、人間の眼球は30代後半ぐらいまで成長を続けるケースもあると言われています。Ocumetics Technology ではバイオニックレンズは眼の成長がほぼ落ち着く25歳以降の患者への適用を考えているとのこと。

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