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Windows 10にFFアギト移植発表、2015年内開始。DX12デモWITCHのプレイアブル展示も

Shingi Hashimoto
2015年5月27日, 午前07:24 in De:code
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2015年5月26~27日にマイクロソフトが東京で開催するソフトウェア開発者向けイベント『de:code 2015』の基調講演より。

スクウェア・エニックスは、同社のiOS/Android向けRPG『ファイナルファンタジー アギト』のWindows 10版を発表しました。2015年内のローンチ(サービス開始)予定です。



映像は実機ではなくビデオ上映のみという形でしたが、動画はSurface風タブレットの中でゲーム画面デモ動画を流した後、最後の提供時期紹介では登場キャラがゲームタイルを表示したWindows Phoneを持つという内容。

Win 10と限定した点とこの演出から予測すると、ほぼ確実にユニバーサルアプリとしての提供と予測できます。日本におけるユニバーサルアプリ移行への重要タイトルともなりそうです。

Gallery: de:code2015 スクウェア・エニックス 基調講演+ブース展示 | 21 Photos



この発表は、Windows 10におけるゲームとグラフィックスの変化というテーマでゲストとして登場した、スクウェア・エニックスの第2ビジネス・ディビジョン Division Exectiveである田畑 端(たばた はじめ)氏と同ディビジョンメンバーの活動紹介の中で触れられたもの。



愛称「田畑D」としても知られる田畑氏は2015年3月に発売された『ファイナルファンタジー 零式HD』や現在開発中の 『ファイナルファンタジー XV』のディレクターでもあり、現在のFFシリーズ全般の舵取りにおけるキーパーソンの1人です。



田畑氏を中心とするメンバーは、合わせてDirectX 12ベースの技術デモプログラム『WITCH CHAPTER 0 [cry]』も紹介。こちらのムービーは4月に米国でマイクロソフトが開催した開発者向けイベント『Build 2015』でも公開されました。

これはいわゆる「プリレンダムービーに見えるが、実は非常に高精度なリアルタイム描画をしている」というタイプのデモです。

自動進行とした場合の内容としては、若い女性が泣き崩れているところから、何かを決意したかのように立ち上がるところまでを50秒ほどで描きます。講演では、田畑氏による技術解説を加えつつ紹介されました。この様子は上記の動画をご覧ください。



そして今回のポイントは、展示会場に設けられた同社ブースで、来場者が自由にシーンや視点、環境色の変更が可能な実機展示も併設されていた点。加えて動作しているPCの構成も見られたのがポイントです。



使用していたPCはサイコムの『G-Master Vengeance X99』をベースとしたシステム。気になるビデオカードは、NVIDIA GeForce TITAN X搭載カードを4枚連携動作させる4-Way SLIで使用。






同カードはゲーム開発者用だけあって、搭載ビデオメモリは12GBと破格、さらに現状の実売でも1枚約15万円と高価で、さらに高負荷状態では熱なども相応に発生するため、4枚動作はめったに見られるものではありません。



それを支えるマザーボードは、4枚のビデオカードをすべて(PCI Express)16レーンで接続可能なASUSのX99E-WS。CPUは説明員に尋ねても不詳でしたが、おそらくインテルのHaswell-E最上位ことCore i7-5960X Extreme Editionと思われます。

CPUの冷却はコルセアの簡易水冷クーラーH100i。直径12cmのファン2基と、いわゆる12×24cmサイズの大型ラジエーターを搭載。メモリも仕様不詳ですが、同じくコルセア製のVengeanceシリーズなど。



そしてPCケースとしてはコルセアのCarbide Air 540を採用。写真だけ見ると、ともすれば幅は太いけれどコンパクトにも見えるようなデザインなのですが、実は330×460×415mm(幅×高さ×奥行き)という超ビッグサイズのケースです。

そのほか電源ユニットなどを加えると、システムでは100万円オーバー確実というモンスター級ゲームPCでした。



そもそも現状のPCゲームではTITAN Xを4枚使おうとすると、CPUなどの他パーツなどが足を引っ張って性能が向上しなくなる状態となることもありますが、WITCHはシェーダープログラムなどでこの構成を使い切る......というよりこの仕様が必要な負荷になっているとのこと。

例えばデモでの出力解像度はフルHDですが、内部でのレンダリングは4Kで実行し、さらにキャラクターモデルも、髪の毛は実際の人物とほぼ同等の本数を自動生成プログラムも併用してモデリングするなど、一昔の映画向けCGモデル並みの細かさとなっています。



実際に実機デモで顔上部のアップなどを見ると、髪の毛のモデルの精細さや眉毛とまつげの質感の違い、そして涙に沿って落ちたメイクとも思える黒い跡、さらには涙線の内側までも作り込まれている点がわかります。さらに額をよく見ると、白い肌の裏にうっすらと透ける血管なども見えるほど。

速度に関してもさすがにTITAN X4枚だけあり、カメラを遠くに引いた状態などでも(目視ですが)60fps前後を保っておりましたが、一方4枚のカードから出る熱は、確かにフル稼働しているなと思わせるレベルの熱さでした。



これだけのシステムと、それを必要とする(また画面にそれだけの説得力がある)3DCGがWindows上で動作するというのは、とくにPCゲーマーであればかなりの感慨がある光景でしょう。次々と来る来場者も、本当にリアルタイム操作が可能であることを確かめるかのように体験していたのが印象的でした。

ちなみにこの向かいでは、来場者に対して第2ビジネス・ディビジョンへのリクルートを薦める人材募集コーナーも設けられておりました。このあたりは同ディビジョンのde:code来場者に対する期待が覗え、興味深いところです。

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