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ラブドール用の人工知能開発中、VRゴーグルやスマホアプリも連携。交換用頭部1万ドルから

Ittousai, @Ittousai_ej
2015年6月15日, 午後04:30 in Artificial Intelligence
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リアルな等身大人形に性具の機能を備えたいわゆるラブドール製品 RealDoll のメーカーが、みずから動き会話する人工知能搭載ドールを開発中であることを明らかにしました。

開発者によれば、当初は情動に訴える人工知能と、眼や口を動かして自然に会話できる頭部の開発に注力し、既存ドールの交換用ヘッドとして販売予定。またドールを所有していなくても使える会話型アプリやOculus Rift など仮想現実ヘッドセットとの連携、さらには全身の自律稼働にも取り組むとのこと。

[Image Credit: Getty]



動画は NY Times のロボット特集 ROBOTICA から。RealDoll のメーカー Abyss Creations の経営者であり開発者の Matt McMullen 氏が、人のようにふるまうドールの開発プロジェクト Realbotix について語る内容です。

McMullen氏によると、Realbotix の目的はユーザーとドールを物理的にだけでなく感情的につなげること。表情も人間そっくりに動くアニマトロニクス ロボットのメーカー Hanson Robotics 出身のエンジニアを雇い入れ、眼や口を自然に動かす頭部に会話型人工知能を搭載する計画です。

AI搭載ドールヘッドは二年以内に商品化し、価格は約1万ドル(約120万円)になる予定。高価なのか安いのか分からない値段ですが、金属製の骨格にシリコン製の肌を備えた動かない人形であるRealDoll は一体約1万ドルです。


また Abyss Creations 社はロボットやAI技術だけでなく、モバイルアプリやバーチャルリアリティといった技術のラブドールへの導入も計画しています。

Oculus Rift のようなVRゴーグルは仮想空間でCGのAIキャラクターと会話しつつ、物理的にはドールに触れるといった使い方を想定。またモバイルアプリは自宅のドールAIと外出先でも会話を続けて人形との感情的なつながりを維持したり、あるいはモバイルアプリのAIを先に提供して、あとからフィジカルな実体を迎え入れるといった商品展開を検討しているようです。


さて、ものがいわゆるダッチワイフだけになかなか語りづらく、「キモッ!」とひと言で切断されてしまいそうな話題ではありますが、仮想キャラクターとの感情的なつながりは男性向け女性向け問わず定番の商戦略ではあり、さらにいえばピグマリオンの神話や子供の発達過程とぬいぐるみへの感情移入のように、理性よりも深いヒトの習性に根ざすテーマともいえます (そもそも生きた人間どうしの関係であっても、お互いに勝手な投影や期待ry)。

ラブドールのような意味の「実用性」はさておき、家電やスマートフォンにすら見せかけの人格と感情を備えたデジタルコンパニオンが競って搭載される状況を思えば、ロボット技術のさらなる発展と民生化に伴い、人間の欲求のタガもますます外れてゆくことが容易に予測できます。

Realbotixのゴールである全身自律可動のAIリアルドールは、一体3万ドルから6万ドル(約740万円)になる見込み。ロボットが人間に近づくほど感情的な拒否反応が強くなるという「不気味の谷」仮説についてMcMullen氏は、完全な人間の再現ではなく、あくまで人のようなドールとしての造形で回避していると語っています。



こちらは日本のメーカー オリエント工業の製品。写真は昨年夏に開催された展覧会『人造乙女博覧会IV』より。オリエント工業も音声に応答しくしゃみや咳をする歯科臨床実習用ロボットに技術協力するなど、リアルなロボットとドールの境界はいよいよ薄れつつあるのかもしれません。




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