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激論モバイルトーク:SIMロック解除義務化、スマートウォッチ討論会 #egfes

Hirotaka Totsu
2015年6月24日, 午後09:00 in Egfes
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5月30日に開催したEngadget 例大祭より。モバイルプリンスこと島袋コウと、Engadget日本版編集部の津田啓夢の二人でお送りした「モバイルトーク:SIMロック解除義務化問題、スマートウォッチ討論会」の模様をお送りします。

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モバイルプリンスは冒頭、SIMカードおよびSIMロックについて解説しました。SIMカードは電話番号や契約の情報が保存されている小さなICカード。特定電話会社のSIMカードしか認識しないように端末に設定することをSIMロックと話しました。

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また、SIMロック解除のメリットとして、

  • 海外で、現地キャリアのSIMを刺すことで、ローミングよりも安い料金で利用できる
  • 携帯電話会社を乗り換えても今まで使っていた機種をそのまま使うことができる
と言ったことを挙げました。補足として各端末、キャリアで使用周波数帯が違う場合があり、でどこまで意味があるのかという疑問も提示されました。

SIMロック解除のへの流れとして、2010年6月に制定された総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」を受けた各キャリアの対応を紹介。

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これらの対応に対して、モバイルプリンスは「ドコモ以外は腰が重く、auはSIMロック解除を行わず、ソフトバンクもSIMロック解除のニーズがほとんどない機種でしか対応していなかった、イー・モバイルに関しては原則SIMフリーだったにもかかわらず需要が無かったのか盛り上がらなかった」と当時の実態を説明しました。

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続いて、2015年1月のSIMロック解除義務化を受けた各キャリアの対応を紹介。

手数料に関してはWeb経由で行えば無料であるものの、購入から半年間(180日)はSIMロック解除できないこと、解約後の対応が90日以内までというキャリアが多いことなどに触れ、対応への不満が示しました。

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これを受けてEngadget 津田が事前アンケートの結果を紹介。アンケートでも、約70%が各キャリアの対応に不満を感じていることが提示されました。

モバイルプリンスは、無料化に一定の評価をしつつも、今までに無かった180日ルール(縛り)等制限が多くなったことが理由ではないか、とアンケート結果を分析しました。

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「(SIMロック解除によって)携帯電話業界が大きく変わると思うか」というアンケートでは、58%が変わらないと思うと回答。変わる思うと回答したのは24%にとどまりました。

モバイルプリンスも変わらないと思う側で「SIMロック解除によってMNP施策など不健全な業界慣習が劇的に改善される思うのは、あまりに無邪気な考えではないか」と厳しく指摘しました。

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個別の回答も掘り下げられ「変わる」と回答した人の中にも、混乱したり端末価格が高くなるなどネガティブにとらえている人の例が紹介されました。ポジティブな意見としては、価格競争が生じたり、利用者にとっての選択肢が増えることを歓迎する意見がありました。

一方で「変わらない」の中にも「メリットを理解して十分に使いこなせるほどユーザーのリテラシーは高くない」「一般ユーザーが使う分には端末性能、キャリアサービスなどメーカーやキャリアのサポートは十分なのでキャリアを移るメリットがない」など厳しい回答がありました。また、現状がSIMロック解除のモチベーションにならない環境であるとの意見も。

また、ドコモユーザはMVNOに移るのであればSIMロック解除の必要があまりなく、iPhoneユーザ以外にはSIMロック解除の意義が少ないのではないか、有名無実化するといったように業界、キャリアの体質が変わらないとどうしようもない、といった回答も紹介されました。

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(SIMロック解除までに3ヶ月経過しないと行えない)180日ルールには、63%が納得できないと回答。一方で17%が「仕方ない」と回答。

ソフトバンクなどが表明している「転売を防ぐため」といった理由について、SIMロックがかかっていたとしても不正転売側はどうにかしてSIMロックを解除してしまう、不正ユーザーのために一般利用者が制限されるのは納得いかない、という空気が醸成されていました。

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SIMロック解除のこれからについては、
  • 各キャリアから同じような機種が出るからSIMロック解除の意味合いが薄れる
  • VoLTEが使えなくなる
などの理由により、実質的に意味がなくなるとするモバイルプリンス。対して津田は、携帯電話はインフラなのに簡単に使えないのはそもそもどうなのか、と問題を提起しました。蛇口をひねるように必要な時に必要なSIMをさして使いたいのに、SIMロックが初心者が簡単に使えないハードルを一段と上げているとSIMロックに関して批判しました。

会場からは「AppleSIMのようなソフトウェアに移行してゆくとSIMで悩まなくなるのでは?」という技術の進歩による今後の展望や「転売を防ぎたいならMNPなどで0円とかキャッシュバックで安く売るのはそもそもどうなのか」という販売方法への批判なども飛び出しました。

また「格安SIMが速度制限などあって使いづらいので、結局意味ないのでは?」と言う意見に対して、「値段と通信速度などの品質のバランスで、選択肢があるのが良いのではないか」など活発な意見交換もなされました。

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時間も残り少なくなった状態で、スマートウォッチ討論会へと移りました。Apple Watch登場後、かなり盛り上がっているスマートウォッチですが、そもそも本当に必要か、というそもそも論から始まりました。

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モバイルプリンスが、つり革につかまっていたり、荷物を持っている時など、両手が空いてるときでないと使えないと指摘。アゴとか鼻とかで操作するしかないから、音声とかでもっと自由に操作したいという操作性と、バンドで腕がかぶれるという装着感について問題が提起されました。

Engadget 津田は、そもそも必要かと指摘。時計としてかっこいいのか、そこまでして使いたいかと必要性に疑問を示しました。会場でも、多くの人が必要ないと手が挙がる中、使っているけど必要ないという人は二人と少なく、使っている人はそれなりに満足しているようでした。

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使っていて便利という意見としては、女性はスマートフォンをカバンに入れる場合が多く、通知に気づかないことが多いので、腕に着けていることで通知に気づけるのが便利といった話がありました。

その他、会社でスマートフォンなどを持ち込めない、(携帯電話を持ち込めない、取り出せないなどの)セキュリティの関係でスマホを見れなくても、スマートウォッチでメールやメッセージが見れるのが便利、自転車など運転中にナビが見られるなどが便利であるなど、メリットやエピソードが会場から寄せられました。モバイルプリンスも、津田さんも「ちょっと欲しくなってきたかも・・・」と心が傾いた様子。

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Apple Watchの価格については、正直高いという意見が占めていました。津田は「出始めの製品で、バージョンアップ、新製品での機能強化が早いタイミングなので、すぐ買い替えるにはやはり高い」のではないかと総括しました。

こんなスマートウォッチが欲しいという問いには、操作性の向上が挙げられました。具体的には「音声認識にしても、Siriなどのように明示的に起動しなくとも操作ができるようになって欲しい」「そもそも音声認識の精度向上」「Wi-FIルーター機能を含めて欲しい」など、身につけてる物だからこその要望が挙りました。


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