アップル製品の修理業者 iFixYouri が、iPhone 6s が実は防水加工されているのでは?というユーザーからの疑問に応え、水没テストを実施しました。

9月25日には、先ごろ開発者向け Apple TV を分解してアカウント取り消し処分になった iFixit がiPhone 6s のフロントパネルと本体の接合部にシールテープを発見しており、防水機能を備えるのではないかという見方が強まっていました。
 

iPhone 6s 水没テスト

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iFixit の結論では iPhone 6s / 6s Plus は防水かという疑問に対する答えは"ノー"でした。その理由は、ラウドスピーカーまわりやイヤホンジャック、Lightning コネクターなどの開口部が閉じられておらず、構造的に浸水可能なため。

ただ、開口部はあっても中に水が入らない可能性もあります。iFixYouri はその疑問に応えるべく iPhone 6s を水没させ、内部を確認する実験を実行に移しました。

動画では、「時計」アプリのストップウォッチをスタートさせ、iPhone 6s を水の中に放り込みます。水の中では、iPhone 6s の液晶に水が入り込んで表示がおかしくなったり画面が消えてしまうことはなく、約2分間にわたって、ストップウォッチは正常に時間を計測し続けました。
 
 
こうなるといよいよ本当に防水ではという期待も高まります。iFixYouri は、引き上げた iPhone 6s のフロントパネルを取り外し、その内部を確認します。最初に気づくのは、取り外したフロントパネルと本体の間にのびる糸状の物体。これは iFixit の分解記事でもみられた、シールテープの粘着剤。

iFixYouri はこのシールテープはこれまでの iPhone には見られなかったとしつつ、Apple Watch でも同様のシールテープが使われていることを指摘しました。なおアップルは「Apple Watch は IPX7 等級の耐水性能」を備えるとしています。IPX7 は「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない」ことが条件とされます。
 
 
水から引き上げた iPhone 6s の内部には特に本体下部、そしてイヤースピーカー周辺に水滴や湿り気があり、背面カメラにも若干の浸水が確認できました。

結局、iPhone 6s は約2分間の水没でも正常に動作こそしたものの、内部に浸水しているという結果を踏まえて判断した iFixYouri の結論は"たぶん防水ではない"というものでした。

ちなみに iPhone 6s / 6s Plus は内部基板のコネクタ部にシリコン素材を使った防水処理をしていることもわかっています。もちろん水没はしないに越したことはありませんが、以前のモデルに比べればiPhone 6s / 6s Plus の水への耐久性は格段に向上していると考えて良さそうです。

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