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変形キーボード搭載の『ポータブック』を1ヵ月使って気になった点をあげてみた(旅人目線のデジタルレポ 中山智)

中山智(Satoru Nakayama), @yenma
2015年12月24日, 午前11:30 in Kingjim
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旅人ITライター中山です。キングジムから発表された、変形キーボードPC『ポータブック(XMC10)』。8インチのコンパクトディスプレーとスライドアークキーボードにより、キーピッチ18ミリという十分なサイズのフルキーボード搭載で、ネットでも注目の製品となっています。

ポータブックの発売は2016年2月の予定ですが、筆者は試作機お借りして、すでに1ヵ月ほど試用しています。そこで今回はポータブックの気に入った点と気になる点をレポートします。 

Gallery: ポータブック(XMC10)を1ヵ月ほど使ってみた | 13 Photos

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現在筆者はモバイル用のメインマシンとして「VAIO Z Canvas」を使用しています。デスクトップ用のCPUを搭載したパワフルマシンで非常に気に入っているのですが、モバイルとはいえキーボードが分離するスタイルなので、テーブルがないと使いにくいという欠点があります。

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落ち着いて原稿を書いたり、書類をまとめたりするときは喫茶店などテーブルのある場所で使いますが、仕事先はそんな環境ばかりではありません。イベントや発表会などではテーブルがなく椅子だけというケースもありますし、緊急の場合には地べたに座ってPCを使うこともよくあります。

こういった状況ではクラムシェルタイプのほうが断然使いやすいです。そこで持ち運びやすいコンパクトモデルのPCを探していました。一時期は「VAIO Type P」をヤフオク!で購入しようかと思っていたくらいです。

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こういう状況で発表されたポータブック。まずサイズ的に私の要求にピッタリです。モバイルノートというと、やはり11インチクラスがメインとなりますが、底面積が広くなってしまい持ち運びには大きめのカバンが必要となります。

ポータブックなら、大きめのサイドバッグにもすっぽり入るサイズ。ちょっとした打ち合わせやなどに出かけるなら、小さなカバンで出かけたいのでこれはありがたいところ。

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そしていちばんの特徴がスライドアークキーボードです。8インチサイズながら、変形機構でキーボード部分が開き、12インチクラスのPCと同じ感覚でタイピングができます。

タイピングに関しては、やはりポメラを作っているメーカーの製品だけあって打鍵感もしっかりしていて、入力しやすい。打鍵時の音も静かなので、飛行機や電車の中でタイピングしていても、回りに迷惑をかける心配は少なそうです。


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ポインティングデバイスは光学式で、キーボード中央近くの配置されたスティックをなでるように操作する形式。ThinkPadのように力をいれて操作するタイプではないので、最初はやや使いにくかったですが、設定からカーソルの移動速度や感度を調整したらすぐに思ったように操作できるようになりました。

ただし、流石にこのポインティングデバイスで、画像の編集など細かな作業は難しいので、Bluetoothマウスも合わせて使うようにしています。

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ポータブックはその性格から長時間原稿書きなどの作業で使うことはないので(そういうケースではVAIO Z Canvasを出動させます)、スペックで表記されている約8時間の動作時間でも十分です。

さらに充電端子がmicroUSBなので、専用の充電機を持ち歩く必要もなし。スマホのヘビーユーザーなのでモバイルバッテリーは必携しているため、充電を忘れて出かけてしまったときはモバイルバッテリーから充電していました。

長期の旅行に行くときは、高出力タイプでマルチポートのUSB充電機を持って行くので、やはり専用の充電機は必要なし。というか付属の充電機は箱から出してすらいません。

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というわけで、あちこち持ち歩いて使っていましたが、サブモバイルとして十分活躍しています。とくにサッと取り出して気軽に使えるのが◎。原稿の修正や打ち合わせ、発表会でのメモ取り、さらに自分のブログの更新などにピッタリです。

これらの作業は、8インチクラスのタブレットでも代用できそうですが、やはり慣れ親しんだWindowsのインターフェースは使いやすい。さらにIMEに普段使っているATOKをインストールしたので変換効率も高く、同じ作業をするにしても、タブレットよりも断然スムーズに行えます。

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ハッキリ言って製品版の発売が待ち遠しいくらい気に入ったPCです。

ここまで気に入っているポータブックですが、気になる点もいくつかあります。まずはストレージ容量の少なさ。

32GBというのは取材中に撮影した写真を取り込むだけでもすぐにいっぱいになってしまいます。自分で購入したら、分解してストレージを交換しようかとも考えましたが、マザーボートをチェックすると、ストレージもメモリーもオンボードで固定されています。これでは、いくら分解改造が自己責任とはいえ、ちょっと手を出せるような仕様ではありません。
OSも64ビット版なので、交換できないのであればストレージとメモリーは倍のモデルも用意して欲しいところです。

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足りないストレージ容量を補うために、SDカードを挿しっぱなしにしておこうかとも思いましたが、スロットがカード全体を挿入できるタイプではないので、出っ張ってしまいます。これでは挿しっぱなしの状態だと不格好ですし、そのままではカバンにしまえず不便です。

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個人的には外部出力はHDMIだけでいいので、ここに埋め込みタイプのmicroSDカードスロットが欲しかったですね。このスロットに挿入したmicroSDカードをデータ保存領域として挿しっぱなしにしておけば、本体ストレージが少なくてもやりくりできるなと。

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そのほか細かいスペックでは、5GHz帯のWi-Fiに対応していないのが残念。自分の通信環境では、自宅のルーターもモバイル用のWiMAX2+ルーターも基本的には5GHzで運用しています。特にWiMAX2+ルーターは2.4GHzと5GHzを同時利用できないタイプなので、切替が必要なため不便です。

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あと個人的にはディスプレーがもう少し広く(数度ほど)開いてくれると観やすいかなと思います。

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ポータブックは実売価格で約9万円ですが、スペックはAtom x7-Z8700でメモリーは2GB、ストレージは32GB。

スペックだけ見ると、3万円代で購入できるPCクラスです。価格だけで考えれば割高な印象ですが、個人的には8インチサイズのフットプリントに12インチクラスのタイピング感、そしてユニークな変形機構のキーボードにメチャメチャ魅力を感じているので発売日に購入する予定です! 

Gallery: ポータブック(XMC10)を1ヵ月ほど使ってみた | 13 Photos

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