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時速1000km超の輸送ポッド Hyperloopの設計コンペはMITが優勝。夏に走行テスト実施

Munenori Taniguchi
2016年2月1日, 午後02:00 in Design
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SpaceX CEO イーロン・マスクが提唱する超高速旅客輸送システム Hyperloop の車輌デザインを競うコンテスト「SpaceX Hyperloop Pod Competition」の1次審査が、テキサス州 A&M 大学で開催されました。

参加120チームのなかから最優秀デザインに選ばれたマサチューセッツ工科大学(MIT)チームは、賞金として15万ドルを獲得、また今後は上位22チームが試作ポッドの製作へとコマを進め、夏に計画される実走テストを目指します。

Gallery: SpaceX Hyperloop Pod Competition | 26 Photos

Hyperloop は最高時速1200km以上の高速でチューブ状の軌道を進む交通システム。原理は異なるものの、イメージとしては人を乗せるエアシューターのようなものといえばわかりやすいかもしれません。
 

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イーロン・マスクは2013年にHyperloop構想を提唱。「オープンソースな輸送コンセプト」として、広く実現のためのアイデアや意見を募集しました。イーロン・マスクは当初「Hyperloop は自分ではやらない」として民間会社での実現をよびかけ、Hyperloop Transportation Technologies 社(HTT)などが手をあげています。

ところが2015年6月になって、これとは別に SpaceX が「SpaceX Hyperloop Pod Competition」の開催を発表しました。これは世界の大学や高校、または企業の参加で実現のための新アイデアを探るとともに、プロトタイプの製作までしようというコンテスト。こちらも最終的に得られた技術や成果はオープンソースにすることを条件としており、将来的には HTT などと協力することも考えられます。

提出期限までにデザイン案を提出したチームで実施された1次審査の結果、最も優秀なデザインとして賞金15万ドルを贈られたのは MIT チームでした。その選定の決め手となったのは、実現可能な内容となっており、なおかつ拡張性が高かったこと。ちなみに MIT チームのリーダーを務めるフィリップ・カーシェンはリニアモーターカーの研究をしており、イーロン・マスクも MIT のデザインには感心していたとのこと。



また、賞金こそないのの上位23チームも、今夏の試作ポッドの走行テストに参加が認められました。これらチームにとっては今回のイベントが知識やアイデアを共有する良い機会となった模様。各チームともさらにに良いアイデアを持ち帰り、試作ポッドの製作に役立てることになりそうです。

なおイーロン・マスクは、イベントの場において上位23チーム以外にも3〜10チームを次のステップに推薦する可能性があることを明かしています。

現在、カリフォルニア州にはロサンゼルス-サンフランシスコ間を2時間半で結ぶという高速鉄道が建設中です。 Hyperloop 構想では同じ距離を約30分で走るとしています。



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