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ソニー、有効2250万画素のスマートフォン向けCMOSセンサーを開発。高速AFと3軸電子手ブレ補正を内蔵

Shinichi Sekine , @sekine_s
2016年2月17日, 午後03:30 in Blur Reduction
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ソニーは、有効2250万画素のスマートフォン向け1/2.6型CMOSイメージセンサー『IMX318』を発表しました。

コントラストAFと位相差AFを組み合わせた『ハイブリッドAF』と、『3軸式電子手ブレ補正』機能を内蔵、最新の出力伝送インターフェースを採用することで、30fpsの4K動画も撮影可能になりました。画素ピッチは1μm。

ハイブリッドAFは、レンズ交換式デジタルカメラ「α」シリーズなどで採用しているAF方式。ピント位置の近くまでは位相差AFで駆動し、そこから先は精度の高いコントラストAFで追い込みます。IMX318では30fpsの動画記録時に最速0.03秒の合焦が可能としており、従来は別途アプリケーションプロセッサーと組み合わせることで実現していた機能です。


IMX318の3軸式電子手ブレ補正機能は、角度ブレと回転ブレに対応。手ブレ補正と同時にレンズの歪曲収差補正も行えるようになりました。なお、積層型CMOSイメージセンサー内部の信号処理回路に手ブレ補正を内蔵するのは業界初としています。ハードウェア処理のため、低消費電力での駆動が可能です。


積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS」は、画素部分と支持基板による2層構造のイメージセンサー。単板上に画素や回路を配置した一般的なCMOSセンサーと比べて信号処理回路の面積を大きく取れることから撮影画像の高画質化が図りやすくなるほか、センサーチップの小型化にも寄与します。

Exmor RSのデジタルカメラへの搭載例としては、2015年7月に発売した「サイバーショットRX100 IV」および同年8月の「サイバーショットRX10 II」が挙げられます。サイバーショットではセンサーの処理回路面積を増やしたことに加えてセンサー自体にメモリを搭載することで読み出し速度の高速化を図っており、高速で動く被写体が歪んで写る"動体歪み"の低減や、1/32000秒という超高速な電子シャッター、960fpsのハイスピード動画記録などを実現しています。

サイバーショットRX100 IVの製品情報より。

近年のコンパクトデジタルカメラでは、イメージセンサーの画素数が2000万画素を超えることも珍しくなくなりました。もちろん、画素数が大きければ画質がいいのかといえばそんなことはないのですが、カメラのデジタル化以来続けられてきた画像処理技術の進歩によって、高画素機の画質は以前よりも向上しており、特に高感度帯における高画素機の画質劣化はかなり抑えられるようになってきています。

写真撮影に関して、デジカメにあってスマートフォンにない機能は光学ズームでしたが、今年に入ってからは光学ズームを搭載したスマートフォンも登場してきており、デジタルカメラにできて、スマートフォンではできないことがまた一つ減ったことで、単体カメラの優位性が少しずつ切り崩されてきているようにも感じられます。

Source: Sony
関連キーワード: blur reduction, censor, cmos, exmor rs, hybrid af, sony
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