スタートアップ企業 Astrohaus が、21世紀のタイプライターこと Freewrite を正式に発売しました。2014年12月には Hemingwrite という名でクラウドファンディングを成功させた商品で、1年以上の期間を経ての一般販売開始です。

Freewrite の特徴は、電子ペーパーディスプレイを搭載し、クラウドストレージに対応するタイプライターだということ。SNSやメールといった機能は一切そぎ落とし、黙々と執筆に没頭できます。

対応するクラウドサービスはDropbox、Evernote、Google Drive などといった定番のサービスにつづき、iCloud にも対応予定。Astrohausは、内部ストレージにも100万ページ以上(ページあたり文字数は不明)の文章を保存可能としており、たとえネットワーク環境がなくとも思う存分書きまくれます。

ただ、ネットワーク機能はあってもウェブブラウザーやメール、テキストチャットなどといった機能はすべて省略。あくまで文章執筆にフォーカスした製品と言えそうです。
 
タイピングの要となるキーボードには、フルサイズの Cherry MX メカニカルキーを採用し、耐久性とともに耳にも快適な入力作業が可能です。また、タイプした文章はキーボードの上にある「スマートフォンサイズ」の電子ペーパーディスプレイに表示されます。この感覚はポータブル型のワープロ専用機を使ったことのある人なら懐かしく思うかもしれません。

ネットワークには WiFi 経由で接続しますが、そのスイッチはアナログな(しかもデカい)レバー切り替え式。オン/オフ/接続設定モードの3つのポジションを切り替えて使います。同様に文書を保存するフォルダーもアナログレバーで切り替えます。しかもこちらもA/B/Cの3つしかありません。

Freewrite の重さは約1.8kg。機能の割にやや重い気もしますが、メーカーによればそれは筐体にアルミ素材を使い「長持ちするよう、頑丈に」仕上げたため。また内蔵バッテリーをフル充電すれば3~4週間は使えるため、ACアダプターを持ち歩く必要もありません。なお、バッテリーの充電用には USB Type-C ポートを備えます。

価格は記事執筆時点で、449ドル。ただこれは販売開始から24時間限定の記念価格で、それ以降3月いっぱいは499ドルで販売されます。また4月以降は本来の予定価格549ドルになるとのこと。出荷開始は春以降の予定で、出荷可能な国は「法的に問題のない国」とのこと。

日本からももちろん購入可能で、日本語での執筆にも対応します。
万人向けではなく、高価な製品であるものの、その使い心地や目的がハマれば、キングジムのポメラのように熱狂的なファンを生み出す類のツールかもしれません。

ちなみにガチのタイプライターでなく、主に雰囲気を味わいたい人には Bluetooth キーボード Qwerkywriter のほうがおすすめです。

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モノカキ向け作業没頭用タイプライターFreewrite発売。日本語対応、最大4週間持続のバッテリーでどこでも執筆
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