SIMunLock

昨今iPhoneの話題といえば、早速予約が開始されたiPhone SEが中心。ですが、NTTドコモ、au、ソフトバンクという大手キャリアからiPhone 6s/Plusを購入したユーザーの間では、SIMロック解除の話題もホットです。

筆者も早速、発売日に購入したau版とソフトバンク版のiPhone 6sのSIMロックを解除してみました。

au版とソフトバンク版 iPhone 6s のSIMロックを同時に解除してみた

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このタイミングでSIMロック解除が話題となっているのは、発売日に購入したユーザーが手続きできるタイミングとなったため。

2015年5月から総務省による「SIMロック解除義務化」が施行され、大手キャリアのスマートフォンでも、原則的にSIMロックが解除可能になりました。iPhoneで施行後初めて発売されたのが6sとPlusです。

現在auとソフトバンクでは、端末購入日からおよそ180日前後で解除が可能となります。iPhone 6sを当日に購入した場合、auは3月23日から、ソフトバンクは3月24日から解除可能となっています。

NTTドコモは「対象回線でSIMロック解除実績があり、かつ前回のSIMロック解除受付から6か月以上経過していえれば、購入日から6か月経過していない場合でもSIMロック解除の手続きが可能」という特例があり、この条件を満たしていれば購入後即日のロック解除も可能でした。が、この条件を満たさないユーザーは、3月25日から解除可能となります。

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またiPhone 6s/Plusは、SIMロック解除のメリットが大きいのもポイント。
6s/Plusは対応するLTEバンドの幅が広く、またキャリアごとのハードウェア差が原則的にありません。つまり、au版とソフトバンク版でもSIMロックを解除すると、NTTドコモ網のMVNO回線(いわゆる格安SIM)が使えるようになるのです。もちろん、ドコモ版をSIMロック解除して、au網のMVNO回線を使うことも可能です。

実は大手キャリアの扱うスマートフォンで、こうした「SIMロック解除するだけで、他キャリアの回線がすんなり使えるスマートフォン」は意外と少数派。ということでこの点からも、ユーザーのメリットと話題性があるというわけです。

ただし、SIMロックとは別に、MVNO回線の使用可否はOSのバージョンなどによっても異なりますので、契約の前には使用しているOSでの動作確認を調査する必要があります。

さて、実際の手順を紹介しましょう。

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NTTドコモ、au、ソフトバンクのいずれも、ショップ窓口、PCもしくはスマートフォンによるWebからの申し込みで手続きが行えます。今回はWeb経由での申し込みを行いました。

店頭での手続きは、料金もかかり、待ち時間や本人確認書類が要るなど、煩雑です。対してWebからの申し込みは、本人確認書類なども必要なく、またSIMロック解除したいiPhoneから操作すると、解除に必要な「IMEI」(もしくは「MEID」と呼ばれる情報の参照とコピー(入力)が簡単に行えるといったメリットもあるため、おススメです。


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auの場合には、下記リンクのページを参照するのがよいでしょう。
メニューから辿る場合、サポートページ(auお客様サポート)より、スマートフォン・携帯電話をご利用の方>お手続き方法のご案内(新規契約・MNP加入・機種変更のお手続き)>SIMカードに関するご案内と進んでゆくのですが、かなり探さないとわからない作りになっています。「au SIMロック解除」で検索して、検索結果に出てくるauのページから辿るのが手軽でしょう。

SIMロック解除のお手続き(au)

まずは、ロック解除の可否の調査のため、IMEI番号の入力が必要です。IMEI(とMEID)番号は、iOSの設定>一般>情報の順にタップすると表示されるページに表示されます。これらの番号をタップして長押しするとコピーできますので、これを使うと入力が楽です。またiPhone 6sシリーズの場合は、本体裏面のiPhoneロゴ下に印刷されています(が、こちらの調べ方だと入力の手間が出ます)。

購入履歴から該当機種かどうかを判断、該当機種であればそのまま手続きに進む事ができます。手続き自体はページの説明通りに作業していれば難しくはありません。


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SoftBankは、下記リンクから手続きするのがよいでしょう。
MySoftBankからは、メニュー一覧より契約確認・変更>(かなりスクロールして一番下の)お手続き一覧>SIMロック解除対象機種の手続き、と進みます。

ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除

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こちらでも、まずはIMEI番号を入力して購入履歴から該当機種かどうかを判定します。上述した手順でIMEI番号をコピー、あるいは入力してください。該当機種であればそのまま手続きに進む事ができます。こちらも手続き自体はページの説明通りに作業していれば難しくはありません。





なお今回ロック解除はしていませんが、NTTドコモの場合は、Mydocomoの各種手続きのページの一番下に、SIMロック解除の手続きへのリンクがありますので、こちらから作業を行ないます。



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解除手続きが受け付けられた、完了したという表示になったら作業は完了......と言いたいところですが、実はこの手続きに加え、さらにiPhone本体側の操作が必要になります。この手順は、Appleのサポートページ「iPhone のロックを解除して別の通信事業者でも使えるようにする方法」にまとめられています。

簡単に紹介すると、購入時の通信事業者以外の SIM カードをセットしてアクティベーションするか、iPhoneをバックアップ後本体データを消去し、その後復元するというもの。バックアップと復元では手間が掛かるので、可能であればこの時点で他キャリアのSIMを用意しておくのがスムーズです。



今回はau版とソフトバンク版を2台同時に作業していたので、これ幸いと、それぞれのSIMを入れ替えることにしました。ローズゴールドのiPhoneがau、ゴールドがSoftBankでしたが、それを取り出して交換します。



SIMを入れ替えて電源を投入すると、アクティベーションからの開始となります。



アクティべーション作業自体は、購入時と同じです。Apple IDとパスワードを入れると作業は完了し、以前使っていた状態のホーム画面に戻ります。



こうして入れ替えた状態で使っていますが、当然のように両機種とも問題なく使えました。今回のSIM入れ替え手順の場合、データなどもそのままなので、スムーズに使用を継続できています。
冒頭で紹介したように、ここはキャリアが違ってもLTEバンドが同じという、iPhone 6s/Plusのメリットも活きているためと呼べそうです。

ただし、複数キャリアとの契約がない方の場合は上述したように、必然的にiPhoneを復元することでSIMロック解除を完了する手順となります。復元すると最新のバックアップが反映されますので、作業前に必ずバックアップをとるようにしましょう。


SIMロック解除に関しては、一部に「手続きをしたら不利益があるのではないか」との誤解もあるようですが、解除手続きを行ってもキャリアの契約を継続使用している限り、ユーザーにとってデメリット(例えば回線料金割引が止められるなど)は基本的に生じません。

一方でSIMロック解除することで、MVNOキャリアのSIMを試したり、他のキャリアに乗り換えた時にもSIMを入れ替えて同じiPhoneを使い続けられるなど、自由度が広がるというメリットがあります。
将来的にこうした回線乗り換えなどを考えている場合、SIMロック解除は検討するに値するものと言えるでしょう。
キャリア版iPhone 6sのSIMロックが解除できるようになったので、au版とソフトバンク版を同時に解除してみた
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