教育用レゴ『WeDo2.0』が万能すぎる!これは大人もハマる楽しさだ
レゴブロックには無限の可能性が秘められています。小さなブロックパーツが人の手にかかれば、リアルな食べ物や巨大な建造物に大変身! 子供から大人までを魅了するレゴが、またまた新しい楽しみを提供してくれました。近年、教育の分野で注目されているのが、レゴを使ったロボットプログラミング。組み立てたレゴブロックをプログラミングして本格的なロボットが作成できる『レゴ マインドストーム EV3』は、高校の授業や子供向けのプログラミング教室などにも採用されています。
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人気の教育用セットがついに一般販売開始
6月に発売された教育用の『WeDo 2.0』は、レゴのブロックと専用アプリを使って、様々な"ものの仕組み"を学べるセットです。これまで、レゴの教育用セットは教育機関などにしか販売されておらず、一般には販売されていませんでした。しかし、このWeDo 2.0は一般のユーザーでも購入可能。試しに教材を借りて遊んでみたところ、子供用にしておくのはもったいないぐらい楽しい! 大人も思わず夢中になる『WeDo 2.0』の魅力を紹介していきたいと思います。


▲奥から順に、スマートハブ、パワーモーター、モーションセンサー、チルトセンサー。
『WeDo 2.0』には、280ピースのレゴパーツと、電池で駆動するパワーモーター、動きを感知するモーションセンサー、傾きを感知するチルトセンサー、スマートハブなどの特殊パーツが同梱されています。
「パーツがあっても何を作ったらよいのかわからない」と思うかもしれないですが、『WeDo 2.0』は専用アプリと連動しており、アプリの課題に従って、色々な作品を作り上げていきます。

▲専用アプリ『LEGO Education WeDo 2.0』。
アプリには環境問題や生物、技術などをテーマにした課題が、チュートリアルを含め17種類用意されており、下記の4つの段階で進めていくようになっています。
- 課題
- 考察
- 仕組みをレゴで組み立てプログラミングして調査
- 実験結果を記録し報告

▲iPadに表示した組み立てマニュアルをもとに、黙々と組み立てていきます。

▲最初の課題で作ってみた「科学探査機」。作りながらセンサーブロックの使い方やプログラミングの基本を学んでいけます。
課題のテーマも様々で、たとえば「カエルの一生」なら、オタマジャクシとカエルの成体のモデルを組み立てて、その違いを比較し考察する。「建物の耐震強度を高める」というテーマでは、様々な土台の建物と地震シミュレーターを組み立てて、耐震度や地震の危険性を考えるというわけです。レゴとプログラミングというと"ロボット"という印象でしたが、こんな生物の成長の仕組みまでを作れるとは意外でした。すごい!

▲「カエルの一生」では、オタマジャクシと成体を順に組み立てて比較。
作り方はアプリにマニュアルが表示されるので、それに従って作っていけばオーケー。そんなに難しい作りではないので、大人であれば10分もかからずに完成します。
作ったら、次はプログラミング。付属のモーターやセンサーを活用し、車輪を動かして前進したり、指定の条件で止まったり、前後に揺れたりといった、様々な動作ができます。

▲アプリ上で、"モーター回転"、"センサー入力"などのプログラミングブロックを繋げて作っていきます。
中でも感心したのが、地震の原因から対策までを学べる「地震シミュレーター」です。地震国と言われる日本にとって、地震やその対策を詳しく知ることは生き延びることそのものにつながってきます。ここで作れるのはとても単純な仕組みですが、自分の手で地震発生の仕組みを作って動かすという経験は、ものすごくインパクトがあり、そこで学べたことは大きいと思います。

▲アプリで課題が出されるので、作ったレゴで実験を行っていきます。

▲手前が地震を発生させるシミュレーター。大きさや土台の異なる家の模型で、倒れ方などを検証します。
お値段は税込みで2万7540円。レゴのセットとしてはかなり高めですが、センサーなどのパーツが高価なパーツが同梱されており、アプリとも連動しているこのセットは魅力的。もちろん、自分で組み合わせて、アプリの作品例以外のものを作ってみてもオーケーです。
この夏、子供の自由研究にはもちろん、家族で楽しめるおもちゃ兼教材としていかがでしょうか。

▲『WeDo 2.0 スタートセット』(2万7540円)は、アフレルオンラインショップなどで販売中。

▲8月25日まで、『WeDo 2.0』つを使ったアイデアコンテストを開催中。
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