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PCと連動して眩く光る「スマート・ヨーヨー」をセレボが発売。BT接続で発光制御、ヨーヨーチャンプBLACK氏と共同開発

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2016年10月26日, 午後03:40 in 7-Magic
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本誌でもおなじみ、ユニークなハードウェアを開発するCerevo(セレボ)が、今度はPCと連動する光るヨーヨー『7-Magic』(セブン・マジック)を発売します。発売は本日10月26日、出荷予定は11月下旬。直販サイトでの価格は2万7777円(税別)。

特徴は、21個(RGB各色7個)、最大1100ルクスと高輝度なLEDと充電池を内蔵し、PCとBluetooth LE接続で連動する「スマート・ヨーヨー」である点。PC側のアプリと連動し、あらかじめプログラミングした発光パターンをBluetooth経由で本体に送って発光を制御可能です(リアルタイムでの発光制御も可能)。本体は高価ですが、これはヨーヨーとしての性能も、プロのパフォーマンスにも耐えるグレードを追求していることなどからです。

Gallery: Cerevo スマート・ヨーヨー 7-Magic | 23 Photos



7-Magicは、2001年と2007年のヨーヨー世界チャンピオンにもなったパフォーマー「BLACK」氏と共同開発した点も特徴。ヨーヨーのベースとなったモデルは,香港のC3ヨーヨーデザイン製『イニシエーター』ですが、この選定にもBLACK氏との意見が大きく反映されています。もちろん、ベアリングやストリング(糸)の交換も自由に可能な仕様です。



発表会場では、BLACK氏による本機を使ったパフォーマンスも実施されました。



さて、LEDを搭載したヨーヨー自体は従来からありますが、本機はプロのパフォーマンスに使える輝度を確保した点も特徴。LEDの配列は赤・青・緑がライン上に並んでいますが、これはパフォーマンスで回転させることにより、フルカラーLEDのように見えるギミックです。



「スマート」の部分となる発光制御に関しては、PCの専用アプリ『7-Magic Bluetooth Cue』を介した制御となります。このアプリでは発光する色や輝度、経過時間などの設定が可能です。なおスマートフォン用アプリに関しては、現在準備中とのこと。

発光モード(連携のパターン)としては、3つのモードを用意します。

1つ目は「ワイヤレスリアルタイム発光モード」。ヨーヨーパフォーマーに加え、PCの操作者を別途用意。PC操作者がBluetoothで接続されたPCからリアルタイムに制御するモードです。
ヨーヨーに慣れておらず、音楽や映像に合わせることが難しいプレイヤーでも、PC操作者が補助することで美しいパフォーマンスができる、というメリットがあります。

2つ目はメインとなる「ワイヤレスプリセット発光モード」。専用アプリで発光タイミングなどをプログラミングしておき、Bluetooth経由で本体を自動的に発光させるモードです。
なお、専用アプリは、パフォーマンスの際に動きと合わせる映像や音楽のスタートタイミングを制御する機能も搭載。パフォーマーが壇上に上がるタイミングと合わせることも容易です。

3つ目は「USBプリセット発光モード」。機能的には2つ目と同等ですが、映像と音楽のスタートタイミングをUSBケーブルで制御するモードです。大会場など無線環境が不安定になりやすいプロのパフォーマーに向けたモードです。



さて発表会では、実は企画自体がBLACK氏による「持ち込み」であった点も公開されています。
これはもともと、BLACK氏が出演したシルク・ドゥ・ソレイユでのパフォーマンスから先を目指すため、高度な発光が可能なヨーヨーが欲しいとセレボに話を持ちかけたところ、セレボの岩佐琢磨社長がそれならば市販も考えたいと話が進んだため、とのこと。



面白いのが購入ターゲット層と製品コンセプトの検討に関するコメントで、実はコスプレに注目したといいます。昨今のコスプレ市場が(衣装などを制作するしかなかった時代から市販されるようになり)愛好者が手間暇をかけていた市場だったものが、初心者でも参入が容易になり、市場が拡大した点に注目。



こうした検討により、最終的に「ハイパーヨーヨーブームの時代に技を習得し、現在はその技を眠らせている推定1000万人の経験者が簡単にヒーローになれるヨーヨー」というコンセプトに決定したとの話がありました。

さらに忘年会や新年会の隠し芸用を狙っているとのコメントも。そもそも発売時期がこのタイミングとなったのも、これらの時期に合わせたためとのことです。



合わせて、これらの会で使う際に便利なサンプルデータも用意。これは初心者でも披露しやすく、また格好も良い点をコンセプトにBLACK氏が監修。振り付けと音楽、発光パターンをセットにしたデータになっているため、プログラミングをせずともパフォーマンスを披露できるという趣向です。



なお、開発にあたって苦労した点は、一般のヨーヨーでは(当然ながら)入ってない充電池や通信+制御部基板(同社のIoT向けモジュール『BlueNinja』が使われます)といった重量物を、いかにバランスを崩すことなく組み込むかが焦点だったとのこと。
これは当然ながら重量バランスが崩れると、安定して回転せず、ヨーヨーとしての性能が落ちるためです。

そのため開発にあたっては、設計担当がシミュレーションを綿密に行い、さらに試作機をBLACK氏に評価してもらうことで詰めていったとの話もありました。実際に内部レイアウトを見てもBlueNinjaが縦にマウントされているなど、面白い工夫が見られます。



なお、BlueNinjaの横にある隙間にはネジ穴があリますが、ここには付属する2個のカウンターウェイトを固定することも可能です。ウェイトを装着すると重量増加のデメリットはあるものの、重心バランス的にはさらに良好な状態になるとのこと。

なおバッテリー駆動時間は、LED単色で輝度50%、点灯率50%動作時で約80分、全色最大発光時は約8分と、発光パターンによって大きく左右されます。

また充電時間は公称で1時間40分。USB MicroB端子×2基を使います。2基というのは、ヨーヨーを構成する2基のユニットが完全に独立した制御となっているため。なのでプログラミング次第によっては、表面と裏面で違った発光パターンとすることも可能です。


▲企画を持ち込んだBLACK氏(左)と、セレボの岩佐社長(右)


このように7-Magicは、細かく見ていくといつものセレボ製品にもまして「尖った」仕様が垣間見える仕様に仕上がっています。しかし一方で、従来は同社の尖った製品で見られたクラウドファンディング経由ではなく、最初から市販する形態を取っています。

筆者がこの理由を岩佐社長に尋ねたところ、「他の人がパフォーマンスしているのを見てカッコイイと感じたら、すぐさま購入したくなるタイプの製品と考えているから」とのこと。上述したように忘年会や新年会に合わせた販売としたいということもあり、一気に量産して販売する方針としています。

岩佐氏は合わせて「本格的なスマートトイはいくつかの目立った企業が出つつあるが、まだ世界的玩具メーカーはキャッチアップできていないため、意外なブルーオーシャンになっている。とくに昨今は新興国市場でも引き合いが出てきているため、今後も注力したい」とコメント。変ガジェット好きにとっても、改めて同社は注目できる企業だ、と感じさせる発表会でした。

Source: Cerevo Blog
関連キーワード: 7-Magic, cerevo, hyper yo-yo, yo-yo
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