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羽生善治三冠、コンピューター将棋との対戦ならず。叡王戦準決勝で佐藤天彦名人に敗れる

佐藤名人に勝てない……来年また参戦してくれるのかな?

いーじま (Norihisa Iijima)
2016年11月15日, 午後05:10 in Denousen
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※段位戦のため記事中は各棋士を段位で表記しています。

第2期将棋叡王戦の準決勝が14日夜に行われ、☗羽生善治九段対☖佐藤天彦九段の対決は、184手までで佐藤九段が勝利。佐藤九段は、12月4日から始まる決勝戦で、千田翔太五段と三番勝負を行ないます。

普段なかなか見られない展開でした。序盤は相矢倉でたんたんと進みましたが、中盤の角交換から一気に佐藤九段が敵陣に攻め入り、大きく動き出しました。佐藤九段は「ずっと受け身だった」と対局後語っていましたが、その後の羽生九段の攻めに対して受け続けた結果、上部へ王が逃れる展開に。

ただ、佐藤九段は敵陣に攻め入った馬と銀を基点に「と金」を作る展開となり、Ponanzaの評価値は徐々に佐藤九段へ傾いていきました。佐藤九段は入玉を狙う一方、羽生九段はなんとか攻略の手がかりを求めて防戦するも、佐藤九段のしぶとい指し回しでなかなか光が見えず、ズルズルと佐藤九段の優位が揺るぎないものになってしまいました。

羽生九段も入玉を目指さないのか視聴者も解説陣も見守っていましたが、結局入玉を目指すことなく投了しました。これで羽生九段は、佐藤九段との対戦成績が6勝8敗となり、負け越してしまっています。今年の名人戦で両者が対局しましたが、4勝1敗で佐藤九段が名人位を奪取。佐藤天彦九段の時代が到来するのかもしれません。


▲投了時の盤面。手前が☗羽生九段だが、入玉されて自陣に要塞を築かれてしまっている。番組中、「天空の城」とも称されていた。

正直、今回の叡王戦は羽生九段が来春開催される将棋電王戦に出場して、いよいよコンピューター将棋と対戦か!? ということで盛り上がってきました。昨日の対局も準決勝で平日の夜にもかかわらず、来場者数が10万人を超えたので、注目度の高さが伺えます。事実上の決勝戦とも囁かれていましたが、羽生九段を応援する声が多い中、このような結果になってしまい、一ファンとしては残念です。

ただ、佐藤九段は先ほど紹介したように、羽生九段にも動じない勝負強さがあります。これまで将棋電王戦は、タイトル保持者との対局はありません。初めてタイトル保持者との対局になれば、名実ともに最強棋士との対決と謳っても過言ではないはずです。

一方、決勝に進んだもう一人が千田五段です。将棋電王戦をご覧の方ならコンピューター将棋を熟知しコンピューターの「心理」を読んだ解説で人気の高い棋士です。ある意味、対コンピューター戦に関しては、ほかの棋士より分がありそうな気もしますが、準決勝ではあの豊島七段を破っての進出なので、対人であっても侮れません。ちなみに、将棋電王戦の対戦相手は先日の電王戦トーナメントで優勝した難攻不落のPonanzaです。


「いつかは羽生九段と対局」を望んでいた人たちにとっては、とてもとても残念の結果でしたが、来年の第3期叡王戦にも参戦してリベンジしていただきたいですね。楽しみが、もう1年だけ伸びたと思いましょう。あ、コンピューター将棋は更に強くなってしまいますが......。


※ニコニコ動画有料会員ならタイムシフトで見られます。
Source: 叡王戦
関連キーワード: denousen, eiousen, shogi
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