Sponsored Contents

galaxyの最新記事

Image credit:

2016年に「自腹」で買ったガジェットのベスト3:週刊モバイル通信 石野純也

意外なあの製品も

石野純也(Junya Ishino)
2016年12月28日, 午前11:00 in galaxy
384 シェア
24
102
0
258

連載

注目記事

iPhone Xのナゾを実機でズバっと解決 カメラ機能はすべての面でワンランク上

iPhone Xのナゾを実機でズバっと解決 カメラ機能はすべての面でワンランク上

View

人気記事


2016年の本連載は、今回が最後。年末の締めくくりということで、今年、自腹で買ったガジェットを振り返りつつ、個人的なベスト3を決めてみました。購入した製品は、ほぼこのコーナーでレビューもしていますが、より長期間使ってみて感じた、当時との"差分"もお届けしたいと思います。

1.欠点を埋めてきた「Galaxy S7 edge」

まず1機種目が、今もメインのスマホとして使っている「Galaxy S7 edge」。本来であれば、すでに「Galaxy Note 7」に機種変更しているはずでしたが......発火事故を受け、日本では発売が見送られてしまったため、今もGalaxy S7 edgeを使い続けています。発表当時から、カメラの性能の高さや、エッジスクリーンで大画面ながら手に持ちやすいボディは評価されていましたが、この点に関する評価は今も変わっていません。

実際、冬モデルなど最新の機種と比べても、カメラの写りはよく、パフォーマンスも大きく落ちていないため、他の機種に買い替える動機がありませんでした。何度か雨に降られながら使ったこともあり、防水仕様についても満足しています。汚れたとき、端末をジャブジャブ水で洗えるのも便利です。2016年はSIMフリーのハイエンドモデルも充実した1年でしたが、それでもやはりおサイフケータイや防水などにフル対応しているGalaxyは魅力的です。特におサイフケータイを愛用している筆者にとって、スマホでどれか1台挙げろと言われると、やはりこの端末は欠かせない1台になっています。

▼オートフォーカスが速く、写真の画質も最新モデルと比べてそん色ない

個人的には、対応バンドが比較的広いことも好印象でした。Galaxy S7 edgeはBand 1、Band 3、Band 7、Band 13、Band 17、Band 19、Band 21、Band 28、Band 38、Band 39、Band 40、Band 41に対応しており、欧州やアジアでも問題なく使うことができます。

TD-LTEが中心の中国でも、活躍します。筆者は購入直後にSIMロックを解除し、現地のSIMカードを入れて利用していました。購入後はCOMPUTEX TAIPEIやMobile World Congress Shanghai、IFAなどの海外イベントを取材しましたが、その際にもGalaxy S7 edgeで乗り切ることができました。

▼海外用として、幅広い周波数に対応している



▼海外では、現地のSIMカードを入れて活躍した

不満点を挙げるとすると、バッテリーの持ちです。スペック上は3600mAhと大容量バッテリーを搭載しているものの、以前利用していた「Xperia Z5」や、現在併用している「Mate 9」と比べても、減り方が速い印象を受けています。Mate 9はバッテリー容量も上で、買ったばかりのため一概には比較できませんが、「え? もうこんなにないの?」と思うことが少なくありません。また、以前使っていたGalaxyシリーズに比べ、アップデートの頻度が少ない点も気になっています。

1度目のアップデートで、マナーモードから戻した際に一部の音量が元に戻らないバグは解消されましたが、長時間使っているとバイブが効かなくなったり、何らかの拍子に3Gに落ちてLTEに戻らないということを何度か経験しています。カメラが熱で終了してしまうこともあるため、バグフィックスはもっと頻繁にして、ソフトウェアの完成度を上げてほしいと感じています。セキュリティパッチも8月1日のままなので、少々心配になります。

2. Apple Pencilに対応した、9.7インチ版のiPad Pro

2機種目に挙げたいのが、9.7インチのiPad Proです。以前からiPadを仕事で活用しており、ペンで校正などの作業をしていたため、Apple Pencilが使えるのは魅力的だと思い、購入しました。片手で持ちながらApple Pencilで文字を書くことを考えると、12.9インチは少々大きすぎます。持ち運びながら動画や電子書籍などを読んだりもするため、このサイズ感がやはり自分にはベストでした。

購入後のレビューでも触れましたが、やはりApple Pencilが便利で校正が捗ります。また、セルラー版を購入していたため、IFA取材時にはSIMカードを入れたまま宿に置いておき、ルーターにするなど、タブレットに留まらない活躍をしてくれています。これは特にiPad Proである必要もありませんが、出張時に「dマガジン」を開くことも増えました。セルラー版のため、空港に向かう電車の中などで、事前に読みたい雑誌をダウンロードするのもスムーズです。


▼Apple Pencilの書き心地がよく、校正が捗る

Apple SIMも便利ですが、残念ながら筆者が取材で訪れた国では、非対応だったり、より魅力的なプランがApple SIM以外で提供されていたりしたため、実戦での出番が少なかった印象があります。北米ではT-Mobileが10ドルプランを提供しているなど、Apple SIMにコスト的なメリットもあるようなので、年明け早々に始まるCESでじっくり利用してみるつもりです。

▼Apple SIMが内蔵されたのも、このモデルから


一方で、OSのアップデートに失敗して文鎮化してしまったり、Wi-Fiにつなぎっぱなしにしたあと外に持ち出すとLTEで通信できなくなったりと、ソフトウェアにまつわる不具合が目立ったのは少々気になるところです。後者のトラブルに関してはネットワークのリセットで解決しましたが、最近のアップル製品は、ソフトウェアに不安を感じることもあります。

また、円高が進行した結果、9月には価格改定され、一気に安くなってしまった点にも、少々不満が残ります。早く買ってそのぶん使えたからいいのですが、最初から今の価格だったらもう1つ上の容量のモデルにしていたのに......と思うところはあり、為替に価格が左右される海外メーカー製品の買い時の難しさを痛感させられました。

3. 値下げのビッグウェーブに乗って購入した「PORTABOOK」

最後に1台挙げるとすると、大幅な値下げが記憶に新しい「PORTABOOK」です。もちろん、レビューでも触れたように、不満がまったくないわけではありません。むしろ、セットアップ時は不満だらけでもありました。それでも、値下げ後の2万円台という価格は非常に魅力的で、キーボードの打ちやすさも相まって、購入から1カ月以上経った今でも、愛用しています。相変わらず、Windows Updateには時間がかかりますが......。


キーボードの打ちやすさだけなら、ポメラのような製品でもいいのですが、やはりこの機種は、フルのWindowsが載っているのがポイント。メモを保存するだけで即座にクラウドサービスにアップロードされ、メインのPCやスマホからでもそれを参照できるのは便利です。

ポメラにも、「ポメラSync」という機能がついていますが、汎用性が低いのがネック。テキストを保存するだけで、自動的にアップロードしてくれるGoogleドライブなどと比べても、使い勝手は見劣りします。画像編集には時間がかかりますし、ブラウザの動作が遅いことも気になりますが、やはりPORTABOOKがWindowsでよかったと思うのは、この点です。いざとなれば、画像つきの原稿1本を仕上げられるのも、Windowsが載っているからこその安心感です。

▼コンパクトながら、変形・合体する機構のキーボードのおかげで、打ちやすい

▼スペックは低いがWindows 10が搭載されているため、いざとなれば原稿も書ける

スマホが豊作だった2016年

年末ということで、2016年の個人的なベストガジェットを3つ挙げてみましたが、今年は、スマホが豊作だったように感じています。ここで選んだのはバランスを取ってGalaxy S7 edgeですが、特にSIMフリースマホの選択肢が多彩になり、よりどりみどりな状況になったのが印象的です。筆者も勢いでMate 9を年末に購入してしまいました。

実質0円禁止で販売台数が減少するなど、モバイル業界に暗い話もありますが、出てきた製品はおもしろいものが多かった印象も受けます。2017年にどのようなガジェットが出てくるのかも、今から楽しみです。それでは、よいお年を!

週刊モバイル通信 過去記事一覧
384 シェア
24
102
0
258

Sponsored Contents