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立ちゴケしないバイク「Honda Riding Assist」公開。ASIMO/UNI-CUBのバランス技術応用

ブレーキ/クラッチレバーが折れて泣くこともなくなる?

Munenori Taniguchi
2017年1月6日, 午後12:00 in transportation
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米ラスベガスで開催中の家電見本市CES 2017より。ホンダがバイクをスタンド無しで自立させる技術を搭載したバイク実験車「Riding Assist」を公開しました。人型ロボットASIMOが備えるバランス制御技術をバイクに応用したもので、低速走行時にフラフラしないよう姿勢を保てる...どころか、静止時でもライダーが地面に足を降ろさずにいられます。

転ばないバイクと言えばムラタセイサク君のような、ジャイロを利用したものがすぐに思い浮かびます。ただ、ジャイロ方式は古くから存在するものの、バイクの場合はライディング時のフィーリングが変わってしまい、乗りにくくなるため実用レベルで普及することはありませんでした。


ホンダが公開したRiding Assistは、ジャイロではなくASIMOやUNI-CUBなどで蓄積したバランス技術を応用しているのが大きな特徴です。Riding Assist機能をオンにするとフロントフォークの傾斜角が大きくなり、ハンドル操作でバランスを取りやすい状態になります。さらに左右重心の移動に反応して(ハンドル位置は固定のまま)自動的にフロントタイヤを左右に振り、姿勢を垂直に保ちます。
 
 
この技術はライダーが搭乗していようがいまいが利用可能です。なかでも特に効果を発揮するのは静止時かもしれません。つまり交差点での信号待ちなどでうっかり転倒してしまう、いわゆる「立ちゴケ」の防止。しっかり足をついたつもりが足首を捻ったり足やタイヤが滑ってすっ転べば、バイクへのダメージもさることながらライダー本人の心理的ダメージも計り知れません。

その点Riding Assist機能を使っていれば、お恥ずかしい立ちゴケはもう起こることはなさそうです。さらに、取り回しの際に上手くバランスを保てずにひっくり返してしまうリスクも低減でき、ポッキリと逝ってしまったミラーやブレーキ/クラッチレバーを注文することもなくなりそうです。

発表時点では、ホンダは具体的な実用化の時期を示していません。ただ、動画などを見る限りではすでに市販車に搭載しても良さそうなレベルにあるようにも感じられます。特に体重の軽い人や初心者におすすめな技術だけに、早い時期での商品化に期待したいところです。
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