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速報:Galaxy Note 7爆発の原因は「バッテリー」、サムスンが調査結果を発表

8段階のバッテリー安全性検査で再発防止

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI)
2017年1月23日, 午前11:15 in cellphones
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サムスンは1月23日、爆発問題によりリコールに追い込まれた「Galaxy Note 7」について、その原因を説明するプレスカンファレンスを韓国・ソウルで開催しました。

サムスン側はGalaxy Note 7の爆発原因について「バッテリー自体の欠陥だった」と説明します。

登壇したコ・ドンジン氏(サムスン電子 電子無線事業部長)は「徹底した原因究明のために、ハードウェア・ソフトウェアだけでなく、製造・物流・検証段階などの全工程において、詳細な調査を実施した」と語りました。

その上で、大規模なテスト設備を構築し「製品20万台、電池3万台」を使って、ユーザーの使用条件に似た環境で充放電テストを実施したとのこと。その結果、異なる2社が製造したGalaxy Note 7向けバッテリーに、それぞれ異なる原因で燃焼現象が起こることを確認したとしています。


A社製造のバッテリー:異常状態の左側では、陰極板が曲がっている


B社製造のバッテリー:異常状態の左側では、絶縁テープが破れ負極側と正極側で短絡を起こしている

また、外部の調査機関であるUL、およびExponentの調査結果でも、爆発問題はバッテリーに起因しており、Galaxy Note 7本体側には問題はないという結論に至ったとしています。

8段階の安全検査で再発防止

再発防止策については、新たにX線や解体試験などでバッテリー内部状況を詳細に検証できる「8ポイント-バッテリー安全性検査」を導入します。内容は次の通り。
  • バッテリー安全性検査の回数とサンプル数を大幅に拡大
  • 外観からバッテリーの異常を検査する「バッテリー外観検査」
  • バッテリー内部の極板ストローク異常を見つける「X線検査」
  • 完成品を対象に大量の「充放電検査」
  • バッテリー液漏れが発生するかを検出する「TVOC(Total Volatile Organic Compound )検査
  • 消費者の使用環境に合わせて集中検査する「ユーザー条件加速試験」
  • 室温でのバッテリー電圧変化の有無を確認する試験
さらに、今回の爆発の原因の改善に加えて、製品の企画段階から安全を最優先にした、複数の安全策を導入するとのこと。また、研究機関の専門家を集めた諮問団により、製品の安全性を客観的に評価することができる仕組みも導入するとしています。

ドンジン氏は、Galaxy Note 7のリコール問題について「顧客と通信キャリア、流通取引先、すべてのパートナーに深く謝罪する」「バッテリーの設計と製造工程上の問題点を製品発売前に最終的に確認し、適切に検証していなかったことについて責任を痛感する」とも述べました。
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