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nova / nova liteで盤石の布陣、SIMフリーのMVNO市場を牽引するHuawei:週刊モバイル通信 石野純也

課題はブランドの分散、どれがどのモデルなのか。。。

石野純也(Junya Ishino)
2017年2月22日, 午後01:55 in Huawei
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ファーウェイが、"若者"をターゲットにした、「nova」「nova lite」の2機種を発表しました。価格はnovaが3万7980円、nova liteはMVNOによって異なりますがおおむね2万円前後と、ミッドレンジの上下を取りそろえた格好です。

このところ、フラッグシップモデルの導入が続いていたファーウェイですが、携帯電話市場最大の商戦期である春商戦に向け、より手ごろな機種を取りそろえたと見ていいでしょう。
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↑ミッドハイの「nova」と、ミドルレンジの「nova lite」

日本に初導入されたnovaシリーズですが、これは、ファーウェイがグローバルで若年層向けに投入している機種で、発表は2016年9月に、ドイツ・ベルリンで開催されたIFAに合わせて行われました。IFAでは、Instagramなどで活躍する女性の"インフルエンサー"をゲストに招き、セルフィー機能の充実ぶりをアピールしていたのが印象的でした。

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↑ベルリンでの発表では、セルフィー機能の魅力が存分に語られた

日本版にも当然、この機能は搭載されており、ファーウェイ端末でおなじみの「ビューティーモード」に加え、顔を認識してまつ毛やアイシャドウなどを自動で付け加えてくれる「メイクアップモード」にも対応しています。

男性の筆者が試すと、女装のようにしか見えず、ちょっとアレな写真になってしまいますが、女性で試してみたところ、自然に、しかもキレイに補正をかけけてくれました。セルフィーが欠かせない若年層のユーザーには、うってつけの機能と言えるでしょう。

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↑男性はおもしろ機能として、女性は実用機能として楽しめるメイクアップモード

もちろん、novaは女性に振り切った機種というわけではなく、十分なスペックを備え、男女どちらにとってもバランスのいい仕上がりになっています。

チップセットにはSnapdragon 625を搭載、メモリ(RAM)は3GBで、発表会会場で試した限りではレスポンスもよく、サクサクと動きました。

指紋センサーは「Mate 9」などのハイエンド端末譲りで、一瞬でロックが解除できるほか、通知を引き出すなどの操作にも使えるのが魅力的。金属のボディも、質感が高く、3万円台のスマホとしては十分なできばえです。

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↑金属素材を採用したボディは質感が高く、持ちやすい

ファーウェイ全体のラインナップを見渡すと、日本では、この価格帯の最新端末がすっぽり抜けていました。同価格帯には、ASUSのZenFone 3があり、こちらもSIMフリー市場でヒット商品になっています。

グローバルでは、OPPOやVivoに対抗するブランドとして生まれたnovaですが、日本ではASUS対抗とやや文脈が変わっているのもおもしろいポイントと言えるかもしれません。それだけ、この価格帯のスマホは今、世界的にトレンドになっているというわけです。

また、アップデートでの対応にはなりますが、au VoLTEも利用できるようになります。すでにMVNOではmineoが取り扱いを表明していましたが、auのネットワークを使えるということは、それだけ販路も広がります。

P9 lite PREMIUMを販売するUQ mobileがどう出るかにもよるかもしれませんが、ユーザーにとって、使えるSIMカードの選択肢が広がるのはうれしいポイント。ZenFone 3がau VoLTEとDSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)を売りにしていましたが、ここでもASUS対ファーウェイという構図が見え隠れします。


↑novaのスペック。au VoLTEにはアップデートで対応する

もう1機種のnova liteはMVNOが中心となって販売するモデルとして、novaとは住み分けが図られています。

nova liteは、グローバルではP8 lite 2017やHonor 8 Liteという名称で販売されているモデルで、そのためもあってか、novaとはデザインの共通性がありません。背面にはガラスを使っており、ディスプレイも5.2インチと、5インチのnovaよりやや大型。チップセットには、ミッドレンジ向けの「Kirin655」を採用しています。

ある意味、名前は後づけでラインナップの穴を埋めるためのモデルとも言えそうですが、比較的バランスのいいスペックで、MVNOによっては税抜きで2万円を切った価格は魅力的です。

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↑nova liteは背面がガラスでデザインテイストが大きく異なる

たとえば、"三木谷割"でおなじみの楽天モバイルでは、2万1800円の店頭価格から2000円を割り引くキャンペーンを実施しており、税抜価格で1万9800円を実現しました。IIJでも、1万9800円で販売される予定。BIGLOBEも、3000円ぶんのクーポンを配布しており、同時に回線を契約すると、6カ月間500円の割引を受けられます。

novaの陰に隠れてしまい、少々地味な端末にも見えますが、機能とコストのバランスがいい端末と言えるでしょう。廉価な端末ながら、背面のガラスは高級感もあり、安っぽさは感じさせません。


↑MVNO各社が取り扱う。楽天モバイルは割引を提供

nova、nova liteが加わり、盤石のラインナップになったファーウェイのSIMフリースマホですが、2月にスペイン・バルセロナで開催されるMobile World Congressでは、フラッグシップモデル「P10」などの発表も控えており、昨年の流れを見る限り、日本での発売されないことはないでしょう。昨年大躍進したファーウェイですが、SIMフリースマホメーカーとしては、頭1つ抜けた感もあり、期待が持てます。 一方で、ブランドが分散しすぎており、どれがどのモデルなのかが少々分かりづらいのも事実。たとえば、仮にP10の廉価版である「P10 lite」が出た場合、novaとどう棲み分けていくのかは、日本法人が頭を悩ませることになりそうです。

MVNOでの割引によって今ではお手頃になっているとはいえ、2万円後半で販売され、大ヒットを記録している「P9 lite」と、novaが食い合いになるリスクもあるかもしれません。

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↑大ヒット中の「P9 lite」と食い合いになるおそれも

SIMフリー市場はMVNOの拡大を受け、急激に伸びている市場ため、ラインナップを広げ、面を取った方がいいのは戦略的に納得できます。ただ、将来的には、ブランディングの観点から、ある程度ラインナップを整理して、名前と価格帯、そして性能が一目でユーザーに分かるようにした方がいいのかもしれません。

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関連キーワード: huawei, nova, nova lite, P10
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