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レタスを家庭で自給自足、3万円のIoT水耕栽培キット「やさい物語」が3月20日に発売決定

野菜の成長をタイムラプスで楽しめる

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI)
2017年3月17日, 午後05:00 in IoT
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KDDI子会社の沖縄セルラーは、IoTを活用した家庭用水耕栽培キット「やさい物語」を3月20日に発売します。価格は初回の5000台に限り2万9800円、定価は3万4800円(いずれも税別)



土を使わずに、スポンジと水、そして液体肥料だけで野菜を育てる水耕栽培──これを家庭で手軽に行えるのが本製品です。虫が入りにくい半密閉構造を採用し、インテリアに溶け込むデザイン。内部のLEDの光やポンプは夜間は停止でき、静音性にも配慮しているのも特徴です。

栽培可能な品目は、レタスなどの葉物野菜やハーブ、ベビーリーフなど。種をまいてから約1か月で収穫できるとしています。その間は定期的な水や液肥の補給が必要ですが、種をまいてから最初の2週間は水の補給は不要。その後は1週間に1度、水と液体肥料を足すだけと、手間をあまりかけずに栽培できる点も売りにしています。

また通信事業者が開発する強みとして、Wi-FiおよびBluetoothでスマートフォンと連携する機能を搭載。LEDの点灯時間もスマートフォンで設定できます。また、気温や水位の異常値を設定しておけば、内蔵センサーを通じてスマートフォンでアラートを受け取ることも可能です。





また本体にはカメラも内蔵。定期的に撮影し、スマートフォンで野菜の成長過程を楽しむことができます。また、撮影した写真はFacebookやTwitterなどのSNSにシェア可能。育てている野菜の写真を友人に見せて会話の種にするなど、単に栽培するだけではない楽しさも訴求します。

競合となる家庭用水耕栽培キットとしては、インテリア性を重視したフィンランドのPlantui、スマホと繋がるFoopなどがあります。価格はPlantuiが5万円前後、Foopは廉価モデルのLiteでも3万8500円です。一方のやさい物語は2万9800円と安く、価格的なアドバンテージがあるというわけです。

開発元の沖縄セルラーは、2013年から社内ベンチャーとして野菜工場事業を開始。台風の多い沖縄県では、夏場に葉物野菜が育ちにくく、また9割を本土からの供給に依存しているため、気象状況によって野菜価格が高騰しやすいという課題を抱えているといいます。​​​


沖縄セルラーの野菜工場


野菜工場で育てたレタスはスーパーや飲食店などに出荷している

「野菜が育ちにくい沖縄でも育てられるように」というのが、野菜工場を開始した理由だと、沖縄セルラーの国吉 博樹氏(執行役員 ビジネス開発部長)は語ります。

沖縄セルラーは、野菜工場で培ったノウハウを今回の「やさい物語」に活かしているとのこと。また今後は、野菜工場のノウハウをソリューションとして提供するなどして、IoT技術を幅広く農業分野に役立てていきたいとしています。

沖縄セルラーの野菜工場の取り組みについては、近日中に詳細レポートをお送ります。
Source: やさい物語
関連キーワード: bluetooth, IoT, kddi, wi-fi, 沖縄セルラー
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