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イーロン・マスク「脳とAIの接続」目指す新企業Neuralink設立。人の能力をAIで強化する技術を開発へ

自分の頭をテスラにつないで、ナビの設定ができる(できない)

Munenori Taniguchi
2017年3月28日, 午後04:00 in Robots
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世界でEVを売りロケットを爆発打ち上げ、人を詰め込んだ巨大エアシューターのアイデアを出し、ロサンゼルスに穴を掘る男イーロン・マスク氏が、今度はAIシステムを新会社Neuralink設立を発表しました。Neuralinkが開発するのは、人の脳に微細な電極を埋め込み、その思考を直にAIシステムに伝送する技術。

といっても、映画「マトリックス」のように人間に埋め込んだ電極から生体エネルギーを取り出して機械やコンピューターを動かそうとかいうブラックな話では当然なく、むしろ人の健康維持や能力の改善などを目的としたものとなるとのこと。

記憶力の良いEngadget読者なら、イーロン・マスク氏が「AIやロボットの急激な発展はいずれ人類の脅威になる」と警鐘を鳴らしていたことを思い出す人もいるかもしれません。それがなぜいま、AI開発の会社を作るのかといえば、人の能力をAIで高めることでコンピューターの脅威に立ち向かうため。マスク氏は2016年に開催されたAI関連のカンファレンスで「コンピューターが高度に発達したときに人類がその存在の必要性を失わないためには、われわれも自らをAIで強化しておかなければならない」と持論を展開していました。

Neuralinkはカリフォルニア州で医療研究企業として登録され、すでに神経科学で実力を認められている研究者数名を雇用しています。そして、おそらくはいきなり人体実験まがいのことをするのではなく、その技術が人にとって無害かつ生活を改善できることを証明するためのプロトタイプ、たとえばてんかんやパーキンソン病の症状を和らげる脳内電極といったものを開発すると考えられます。

イーロン・マスク氏は脳インターフェース技術はあと4~5年もすれば実用化できると発言しています。ただ、自分の脳にそれを埋め込み、有線もしくは無線でコンピューターに接続されることを大半の人が望むようになるにはさらにもうしばらくの時間がかかるはずです。

ちなみに、電極を埋め込んで脳とコンピューター間の通信インターフェースを作ろうという発想はイーロン・マスクだけが持っているものでもありません。2016年はじめには米国防高等研究計画局(DARPA)がBrain-Machine Interface(BMI)の開発を発表しています。DARPAはBMI技術によっていずれは人が超高解像度な視力やハイレゾ級の聴力を備えることも可能になるとしています。

一方で、医療の現場では四肢麻痺の患者に対して脳インプラントとともに頭蓋に端子を設け、コンピューターと通信することでその動きをサポートする技術の開発が進みつつあります。こちらは頭に実際に外部通信コネクターを接続して音ゲー「Guitar Hero」がプレイ可能になるほどの改善効果も生み出しています。

[Image : Bobby Yip / Reuters]

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