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IoTウェアでレーサーの身体能力を計測する実証実験。NTTら、4月22-23日スーパーフォーミュラ開幕戦他で実施

hitoeでSPEED勝負

Munenori Taniguchi
2017年4月20日, 午後07:15 in wearables
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NTTドコモ、NTTデータほかが、レーシングチーム「Docomo Team ダンディライアン」と協力して国内フォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」にてドライバーの生体情報をリアルタイム計測する実証実験を実施すると発表しました。NTTデータは2016年にも、米国のインディカーレースでチップ・ガナッシ・レーシングのトニー・カナーン選手を対象にこの実験を実施していました。

レーシングドライバーにとってコクピットは立て続けに発生する前後左右へのGや脱水症状も引き起こしかねない高温など、仕事場としてはあまりに厳しい環境です。そんななかで冷静かつ正確なマシンさばきができなければ優勝への道は開けません。


レースの現場ではすでにテレメトリーシステムが確立しており、ことマシンに関してはあらゆる情報がピットやチームの本拠地にリアルタイムで伝送され、即座に分析されます。しかし、ドライバーについては無線でのコミュニケーションがあるぐらいで、あとはひたすら孤独にドライビングを続けなければなりません。

NTTドコモらは、ナノファイバー生地に高導電性樹脂を特殊コーティングした素材「hitoe」をもとにしたアンダーウェアを使って、ドライバーのヘルスチェックをマシン同様リアルタイムでおこない、レース中にピットから的確な指示を出すことでより高いパフォーマンスを引き出すべく実験を実施するとしています。
 
 
レース中、hitoeで取得可能な生体情報は心電波形や心拍数、上腕部および胸部の筋電など。データはリアルタイムでLTEネットワークを経由してピットへと送られ、マシンのテレメトリーデータなどと突き合わせて分析のうえ、レース中のコミュニケーションやレースウィーク以外のトレーニングメニュー検討などに活用するとのこと。

実験はスーパーフォーミュラの2017年シーズンのうち、鈴鹿サーキットで開催される開幕戦(4月22~23日)および第7戦(10月21~22日)、富士スピードウェイでの第3戦(7月7~8日)、ツインリンクもてぎでの第4戦(8月18~19日)で実施する予定。今週末の開幕戦はBSフジでテレビ中継も予定しています。

スーパーフォーミュラは昨年まで「F1よりもコーナー速度が速い」と言われ、F1を目指す若いドライバーも海外から参戦しはじめている注目のカテゴリー。鈴鹿での開幕戦はバイクのJSBシリーズ、全日本F3選手権も同時開催のビッグイベントなので、近郊の方はピクニックがてら足を運んでみるのも良いかもしれません。
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