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テスラ、新型Model Sに未だ自動緊急ブレーキ搭載できず。予告から半年遅れ、米有力誌が安全評価引き下げ

「いま出ました」対応

Munenori Taniguchi
2017年4月27日, 午前11:40 in Transportation
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米国の批評誌 Consumer Reports(CR) が、テスラの主力車 Model S の評価を引き下げました。理由は、以前は装備していた自動緊急ブレーキ(AEB)機能が、2016年発売のマイナーチェンジモデルでは未だ提供されていないため。

米国ではこの3月、道路交通安全局(NHTSA)および道路安全保険協会(IIHS)と、米国市場に参入している自動車メーカー20社が2022年9月までにAEBを標準装備化することで合意。当然ながら、CR誌も自動車メーカーがすべての車にAEBを標準装備することを奨励しています。

CR誌は2016年にマイナーチェンジした新型Model Sを購入してテストした際、AEB機能がなくなっていることを指摘。これについてテスラは「2016年内にAEBを提供する」と回答したため、それを見込んだ安全評価をしていたとのこと。

ところが2017年に入り、4月も終わろうかというこの時期になってもまだAEBは搭載されないまま。これではCR誌が業を煮やしても仕方のないところかもしれません。CRはModel Xについても、やはり現在販売されているモデルにAEB機能がないとして評価を引き下げました。

評価の引き下げは、もともとさほど高くなかったModel Xへの影響こそ限定的とされるものの、Model Sの場合は超高級車部門でのランキングが1位から3位へとダウンすることになります。もちろん消費者も雑誌のランキングで車を選ぶわけではないものの、一般消費者から大きな支持を得る批評誌で安全の評価を下げたという事実は、現在購入を検討している人たちへのイメージダウンにつながるかもしれません。

テスラはCR誌の評価引き下げに反応し「今週からOTAアップデートで提供を始められる予定」と発表しました。蕎麦屋の出前かとツッコミたくなる回答ですが、実際に提供が開始されたとしてもすべてのModel S、Model Xにアップデートが行き渡るには2週間程度の期間を要するとのことです。

テスラはAEBの提供が遅れていることに関しては「未完成のまま機能を提供するのは道徳的に間違っており、かえって逆効果になる」との見解を示しています。半自動運転機能を「ベータ版」と称し、顧客をテスター代わり使う会社から出たとは思えない言葉に感心するものの、CR誌からの「大幅にAEB提供が遅れたことで顧客たちへ何らかの補償を用意しているか」という質問には一転して口をつぐみました。

ちなみに、CR誌は Model SおよびModel Xの評価を下げはしたものの、AEB機能の提供が行き渡れば評価は元に戻すと見込まれます。

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