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Galaxy S8の遠い指紋センサ配置に意外な理由。インセル式採用は?サムスン開発者が回答

こ、虹彩認証あるし!

Ittousai , @Ittousai_ej
2017年5月3日, 午前11:03 in Galaxy S8
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相対的にスリムなボディのギリギリまで広がる「インフィニティ・ディスプレイ」で、昨年のNote7発火騒ぎがなかったかのように大人気の Galaxy S8 / S8+ について。

画面が広すぎて前面には物理ボタンを置く場所がなくなったため、従来はホームボタンに一体化されていた指紋センサは、背面の高い位置にあるカメラセンサの真横に移動しています。

高くて指が届きにくい、カメラのレンズに指がかかってしまうのでは?と困惑を呼んだセンサ配置について、サムスンの開発者が語りました。

速報:Galaxy S8 正式発表。ほぼ全部画面の超狭額、超縦長の新時代スマホ

国内発表が待たれる Galaxy S8 / S8+ 最大の特徴は、画面まわりの余白が左右も上下もぐっと細くなった大画面、サムスンがいうところの「インフィニティ・ディスプレイ」。

インフィニティは大げさにしても、従来の一般的なスマートフォンのイメージとは違う、パッと見でインパクトのある外見になったのは確かです。

ベゼル(額ぶち)の狭いスマートフォンはシャープなど他社も投入しており、サムスンも前機種Galaxy S7 edge では左右の余白がないように見える曲面エッジを採用していました(正面から見れば普通にある)。Galaxy S8 では左右に加えて上下の余白も対称に細くなり、えぐれたようなラウンドエッジもあいまって数字以上に画面比率が広い印象を与えることに成功しています。


しかし上下の余白もギリギリまで削ったことで、S7 edgeやNote7 までは画面下の「あご」部分にあった物理ホームボタンが置けなくなり、感圧式の仮想ホームボタン採用になりました。と同時に、iPhoneのようにホームボタン埋め込みだった指紋センサは背面のカメラ横に移動しています。

指紋センサを背面に設置したスマートフォンは他社にもあり、特に異例ではありません。ユーザーにもホームボタン一体化が良い派と、背面こそ自然派で好みの分かれるところです。



(トップの写真はこの持ち方のまま指を伸ばしたところ。少し持ちかえれば届きます。)

しかし困ったのは、Galaxy S8の場合は指紋センサがカメラレンズの真横という、かなり高い位置にあること。

手の大きさや持ち方によりますが、少なくとも一般的な成人男性の手で、親指の可動域を広く、楽にホームボタンや画面を押せる持ち方をした場合、S8+では人差し指をかなり頑張って伸ばすか、若干持ち方をずらさないと届きにくい位置です。



指紋センサの位置が特に高い Galaxy S8+ を、縦の長さがほぼ同じiPhone 7 Plusと比較した写真 (縦はS8+が約1mm長い)。

iPhone 6以降のPlusが手元にあるかたは、リンゴよりも上にセンサがあると考えて、指を伸ばしてみればどんな感覚か分かります。

ただ、一見して分かるように幅はS8+のほうが細いため持ちやすく、若干は指も届きやすいはずです。



この、普通に持ってみれば遠いと分かるはずの指紋センサの配置については Galaxy S8を絶賛する評者のあいだでも疑問があり、「背面カメラの左にLEDフラッシュや赤外線センサ、右に指紋センサのシンメトリなデザインを重視したのではないか」「いや、届きにくいことは承知で、敢えて遠くに置くことで、ユーザーが自然と虹彩認証を使うよう誘導する深いデザインなのでは」と諸説がありました。

ソウルのサムスン本社で4月26日におこなわれた開発者グループインタビューでは、この指紋センサの位置について正式な回答が出ています。配置の理由は、意外にも単純な「従来機種の心拍センサにあわせて、ユーザーが使い慣れた場所を選んだから」。

Galaxyユーザー以外には、もしかしたらユーザーにもあまり知られていませんが、S7 edgeなどGalaxyの一部機種は、指を置いて心拍数を測れるセンサがカメラの横に配置してあります。

スマートウォッチのフィットネスセンサのように運動中定期的に計るわけにもゆきませんが、エクササイズ前後や毎日決まった時間に計測して健康管理に役立てるための機能です。


Galaxy S8 と Galaxy S7 edge を並べたところ。

確かに、頻度はともかくユーザーが指を置くセンサがすでにあったのだから、そこに配置するのは自然ではあります (心拍センサとLEDフラッシュが反対側に移動)。

心拍センサに日常的に指を置いていたユーザーからは、意外でもなんでもない当然の判断だ、と思えるかもしれません。とはいえ、デザイン課題の解法としてエレガントで既存ユーザーに親しみがあったとしても、物理的に届きやすいかとは別の話。

ロック解除時だけちょっと持ち変えれば届く位置ではあり、そもそもS8は指紋センサではなく前面カメラとIRを使った虹彩認証でもアンロックできるため、致命的にユーザーエクスペリエンスを損ねるわけでもありません。が、ホームボタンを親指で押せる自然な持ち方と両立が難しい遠さ、かつカメラレンズに指がかかって汚れやすいのも事実です。

(S8の指紋センサには、下にスワイプして通知画面を開く機能もあります。そもそも遠いので微妙なところですが、画面上端から下にスワイプする方式はインフィニティ・ディスプレイのおかげでさらに遠いため、意外と使うかもしれません)。


従来よりも不便になるシナリオを挙げるとすれば、スマホを手に持たずテーブルにおいたまま見下ろしてチェックするような使い方をするユーザーの場合。一度持ち上げて指紋で解除するか、覗き込むように顔の位置をあわせて虹彩認証する手間が増えることになります。

指紋をどの頻度で使うにしろ、Galaxyユーザーはカメラ横の心拍センサに、インフィニティディスプレイに惹かれて心揺れるiPhoneユーザーはリンゴの上の余白に指をそっと這わせてイメージトレーニングしてみると良いかもしれません。相対的にスリムで持ちやすく多少は指が届きやすくなっていること、顔の正面に構えれば安全性の高い虹彩認証が使えることは、公正のためしつこく書き添えておきます。




背面に置くとしてもカメラの下にすれば良かったのでは?という話もありますが、そもそも背面に移動したのは、前述のとおり画面が広くなりすぎて、物理ボタンと一体化した指紋センサを置く場所がなくなったから。

技術的には、物理ボタンでなくディスプレイそのものに指紋認識機能を持たせる方式もあります。Galaxy S8 と同様に画面が広くなり物理ホームボタンを廃止するのでは、といわれる次期 iPhone がこの方式を採用する説は長らくうわさになってきました。

このディスプレイ一体化方式(インセル方式)については、サムスンの商品企画者も前述のインタビューでインセル方式の採用も当然検討はしており、悩んではいたが、技術的な課題も含めて総合的に判断した結果、現在可能な方式で実装した、と語っています。

積極的な非採用理由がなかったとすれば、背面に(だけ)指紋センサを備えるGalaxyモデルは意外と短命になり、今後のモデルでは画面をタッチするだけで指紋認証できるかもしれません。

次のGalaxyフラッグシップは、順当にゆけばこの秋に発表されるはずのNoteシリーズ最新モデル、Galaxy Note8 (仮)。iPhone の次世代モデル iPhone 8 (仮)またはiPhone X(仮)と真っ向からぶつかるタイミングです。

画面一体化の指紋センサをどちらかが採用するのか、先んじてベゼルレス化したサムスンがディスプレイメーカーの理を活かして抜け駆けするのか、両社ともさらに先のモデルまで待つのか、あるいはまったく別の技術を採用するのか、新型iPhoneも含めて次の世代の楽しみが増えたとはいえます。



 
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