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ソニーの4Kスマホ「Xperia XZ Premium」を徹底解剖!前モデルとの差が歴然なワケ

久々に戻ってきた4Kスマホの実力をチェック

くんこく(Kunkoku)
2017年5月31日, 午後03:00 in xperia
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4Kスマホがひさびさに戻ってきました。2015年後半に発売された「Xperia Z5 Premium」以来となる4Kスマートフォン「Xperia XZ Premium」。

国内ではNTTドコモが6月中旬に発売予定。海外ではそれに先駆けて出荷が始まっています。早速EXPANSYSさんよりお借りした「Xperia XZ Premium (G8142 )」をレビューします。

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グローバル展開される「Xperia XZ Premium」のカラーリングは今のところ、ディープシーブラック、ルミナスクロム、ブロンズピンクの3色。今回手元にあるのはルミナスクロームです。

そうです、あの鏡っぷり反射っぷりが物凄いルミナスクロムです。



「Xperia XZ Premium」の本体サイズは、長さ約156 mm×幅約77 mm×厚さ約7.9 mm、質量は約191g。

手にとった印象としては、ディスプレイサイズが大型化しながらも左右のベゼルが狭くなっていて、「Xperia XZ」と比較しても横幅が5mmの差にとどまっていることもあってそれほど巨大感を感じません。

本体のデザインは、「Xperia XZ」と同じくUnified Designを踏襲。側面にカーブしたガラス製ディスプレイとサイド面に丸みを持たせた手のひらになじむフォルムです。



ディスプレイ周辺のベゼルもボディカラーと一体化しており、「Xperia Z5 Premium」では黒いベゼルも、「Xperia XZ Premium」は全身ルミナスクロムで、正面すらも鏡状態です。

背面は、スリットもなく一面の一枚板で、もはややり過ぎを超えて光沢という言葉では言い表せられないツルッツルのピッカピカ。お約束で触ると指紋がベタベタつくので、まさに撮影泣かせのわがままボディとなりました。

NFCは「Xperia XZ」のようにディスプレイ上部ではなく背面に戻っています。



底面にある接続端子は、USB Type-Cを採用するので、端子が表裏を気にせずに差し込めるのはとっても便利。

さらに、USB 3.0に対応したおかげで、5Gbpsに対応するケーブルを使ってPCから転送すれば爆速でデータを転送できたり、Quick Charge 3.0に対応して充電も早くなったりと、見せかけだけじゃなく実用的な恩恵も大きくなっています。


サイドフレームにある指紋認証つきの電源ボタンも、レスポンスがかなり早く快適そのもの。

本体が巨大化したこともあり、使い勝手を考慮してかボリュームキーが電源ボタンの上部に移動しています。もちろんIPX5/IPX8相当の防水性能と、IP6X相当の防塵性能を備えているので、水回りでも安心して使えるのはXperiaの魅力の一つ。



nanoSIMカードと、microSDカードを収める箇所はずいぶんと変則的。フタと一体化したmicroSDカードトレイをはずして、その後nanoSIMカードのトレイを抜くという2段階方式になっています。

ちなみに、microSDは最大256GB(microSDXC)まで対応しています。



そして、「Xperia XZ Premium」最大の特徴ともいえる4K(解像度3,840×2,160)の5.5型ディスプレイは、イマドキのテレビのトレンドをガッチリおさえてHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しています。

画面サイズに対する画素の密度、キメの細かさはさぞ凄いんじゃないか!と「Xperia Z5 Premium」の発表時も思いましたが、4K超高解像度を活かせるコンテンツは限られています。写真を見る時、4K動画を見るとき、対応したアプリを使っている時にのみ4K表示され、それ以外はアップスケーリングでの表示という仕様は変わっていません。

Andoroid 7.0以降では、開発者モードから描画最小幅をカスタマイズ(最大約1440ピクセル)して極小画面にできるようになもなりました。流石に実用性ゼロなので、そのまま使うとしましょう。



画質の設定は、従来は「高画質モード」と「ホワイトバランス」のみでした。Xperia XZ Premiumでは新しく「色域とコントラスト」「ホワイトバランス、「動画再生時の高画質処理」にわかれています。

「動画再生時の高画質処理」は、動画再生時に質感や精鋭感をアップするX-Reality for mobileのオンオフができます。

さらに、「色域とコントラスト」は、全体の画質に対する設定として、オリジナルの色彩に拘る人向けにsRGBの色域を利用する「プロフェッショナルモード」、トリルミナス®ディスプレイ for mobileの鮮やかな色域を利用する「スタンダードモード」、より強調された色彩となる「ダイナミックモード」から選べるようになりました。

高解像度にとどまらず、色調を好みで調整できるよりハイエンドなディスプレイになったという印象で、使い込める楽しみが増えました。

Xperia Z5 Premiunに比べて液晶が大幅進化

また、4K HDRに対応した映像を試すことはできませんでしたが、自前の写真をとりこんでみたところ「Xperia XZ Premium」は明らかに輝度が上がっています。



もともと4Kディスプレイになると、そのぶん開口率が下がって暗くなるのは致し方ないところ。とはいえ、「Xperia Z5 Premium」とはもはやベツモノです。

輝度差の比較写真を撮ろうにも最大輝度にすると「Xperia XZ Premium」は眩しいレベルで写真として成立しないため、あえてどちらも輝度レベルを半分の位置にして撮影しました。

「Xperia Z5 Premium」は、室内で使うにはまず困ることはなかったものの、屋外の明るいところでは若干見えづらさがありました。

それに比べて「Xperia XZ Premium」の画面の明るいこと!これもかなり嬉しい進化といえます。



そして中身は最新スペック。OSは、最新のAndroid 7.1.1。

プロセッサーは、クアルコムの64ビット クアッドコアプロセッサー「Snapdragon 835(MSM8998)」。メモリー(RAM)は待望の4GB、ストレージ(ROM)は64GBと大容量化。従来のeMMCからUFSとなり高速な読み書きできるようになっていたりと純粋にスペックがドーンと向上してくれたのは非常にうれしいところ。


お約束でベンチマークを計測してみました。


トータル性能をみるベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」では、「Xperia XZ Premium」のスコアは163386(3D:68777 UX:51862 CPU:33572 RAM:9175)となりました。

ちなみに、「Xperia Z5 Premium」のスコアは、71701(3D:32252 UX:19427 CPU:15637 RAM:4385)でした。

続いて、「PC Mark」アプリでも計測。こちらはWork 2.0 perfomance scoreは、「Xperia XZ Premium」が6808、「Xperia Z5 Premium」が4409。



グラフィック性能に特化したベンチマークアプリ「3DMark」で比較すると、「Xperia XZ Premium」はSling Shot 3860、Sling Shot Extreme 3187、「Xperia Z5 Premium」はSling Shot 1588、Sling Shot Extreme 1208。

2世代前の「Xperia Z5 Premium」を引き合いに出して比べるという非情な手段に出ましたが、「Xperia XZ Premium」の性能が段違いに良好なのがわかります。



海外モデルとはいえ、最近は当然のように日本語ロケールも入っており、Xperia必須のIME、POBox Plusも健在です。



気になる技適については、「EU」、「US」、「CA」のみで、日本の技適はありませんでした。残念。

カメラ機能も相当な進化を遂げた

カメラは、「Xperia XZs」でも先にレビューしましたが相当な進化をとげました。

ただ、「Xperia XZs」で気になった背面カメラの出っ張りですが、「Xperia XZ Premium」は本体が大きいのでうまく内部処理できたのか、普通にフラットでした。

カメラの画素数は、約1900万画素へと抑えたメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS®(エクスモア アールエス) for mobileにかわる「Motion Eye™ (モーションアイ)カメラシステム」を搭載。「Predictive Capture(先読み撮影)」機能と、最大960fpsのスーパースローモーション撮影ができるようになりました。



「Predictive Capture(先読み撮影)」は、いつもどおりシャッターを切ると、被写体が速く動いた時にだけ、イメージセンサーの積層メモリー内に最大4フレーム分の画像をバッファして、シャッターが押される直前の画像も記録してくれているというもの。

スーパースローモーション撮影は、いつもどおり動画を撮影する要領で960fpsのスローモーションをカンタンに記録できます。

動画撮影に最近飽きたという人には、ぜひオススメしたいくらいの面白さです。

もちろんすでにコントラストAFと像面位相差AFを組み合わせた「ハイブリッドAF」や、被写体の動きを予測して写体を捉えてブレのない撮影が可能な「先読みオートフォーカス機能」から、5軸の電子手ブレ補正のきく「インテリジェントアクティブモード」も健在です。

Xperia XZ Premiumに"抜けている"要素がない

また、最近のXperiaでは当たり前になりすぎてしまっていますが、ハイレゾ音源を楽しめる「DSEE HX」や高音質ワイヤレス技術「LDAC」といったポータブルオーディオプレーヤーとしても便利です。

だいたいいつもどこかが抜けていたりツッコミどころがあったりするXperiaにあって、今回の「Xperia XZ Premium」にはそれがありません。



4K HDRディスプレイの高画質と、最新のプロセッサーに、少ない少ないと言われるメモリーとストレージも大容量化され、UFSの速さとtype-C3.0(USB3.0)の高速転送や、高速データ通信にも対応。ガジェット好きなら外せない1台となっています。

EXPANSYS Xperia XZ Premium製品ページ

 
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