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脳卒中で麻痺した手を動かす脳波グローブ「Ipsihand」、リハビリ支援に一定の効果あり

寝たきり患者を減らす希望に繋がるかも

Kiyoshi Tane
2017年5月31日, 午後06:30 in medical
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ワシントン大学医学部などの研究者達は、脳卒中患者が麻痺した手足を動かすデバイス「Ipsihand」を開発し、その実験結果を医学誌「Storke」にて公開しました。これは脳の損傷していない部位から信号を検知し、手を動かすグローブと連動させることで、「脳の機能引き継ぎ」訓練によりリハビリを助けるものです。

一般に、手足の動きを制御する脳領域は、対象となる四肢の反対側にあります。左手左足の動きを司るのは脳の右側、右手右足は左側という具合。

その一方で、左脳が意図して右手が動く直前に、脳の右側が信号を発することも明らかになっていました。今回の実験は、その信号を利用したものです。

麻痺した手足を動かすデバイス Ipsihandは、頭にかぶる非侵襲性(脳に電極などを挿さない)のキャップと、プラスチック製のグローブ(指を動かすグリップとモーター内蔵)、および脳の信号を増幅するコンピュータにより構成。脳の無傷な部位から信号を受け取ると、それを増幅してグローブに伝え、麻痺した手を開閉させるしくみ。

このやり取りを重ねて無傷な脳が損傷した部位の機能を引き継ぎ、リハビリを助けるシステムです。

Ipsihand

被験者は自宅でデバイスを着用し、1日2回、1週間に最低でも5日間、1日10分以上はIpsihandを使用。さらに試験開始時および2週間に1回、運動能力評価を実施しました。

そして12週間後、患者の運動能力スコアは57点満点で平均6.2ポイント上昇したとのこと。一見して高そうではありませんが、研究者いわく「人生の質の有意義な改善」を意味しているそうです。

Ipsihand

先行研究によれば、脳卒中を起こした最初の数週間で一部の脳機能は急速に回復するものの、一般的には約3ヶ月も経過すると回復が停滞するとされています。

日本だけで脳卒中患者数は300万人を超え、寝たきり患者の4割は脳卒中後遺症(日本リハビリテーション医学会より)という現状があるだけに、リハビリを支援する研究がさらに加速することが望まれます。

Via: Wired
Source: Stroke
関連キーワード: brain, medical, science
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