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10.5インチiPad Proを買った感想。雑誌は原寸に近づき、動画は迫力アップ:週刊モバイル通信 石野純也

iOS 11の登場がより楽しみになってきました

石野純也(Junya Ishino)
2017年6月14日, 午前11:00 in apple
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紆余曲折を経て、6月13日に発売になった10.5インチ版iPad Proを購入しました。元々は、ドコモ経由で家電量販店に予約をしていたものの、前日に、6月13日の入荷がゼロと判明。その後、家電量販店やドコモショップを回ったものの、在庫がなく、あきらめてアップルストアでSIMフリー版を買おうとアップルストアに足を運びました。

9.7インチ版から10.5インチ版にiPad Proを買い替えた

その際に、ドコモで契約ができないかを聞いてみたところ、店員さんからは、まさかの「できる」との回答。iPhoneはキャリア版として契約できることは知っていましたが、iPadもOKだったとはつゆ知らず、ダメ元で聞いてみてよかったと思っています。

結果として、ドコモの2台目プラスを契約している回線で、機種変更という形でiPad Proを入手できました。もちろん、アップルストアで買っても、月々サポートや「Go!Go! iPad割」はつくため、一括で支払いを済ませてしまえば、子回線の料金が0円に近づきます。キャリアショップなどでは品薄が続いているようですが、アップルストアは比較的潤沢に在庫もあったようです。どうしてもキャリア版iPadを購入したい人は、この方法がオススメかもしれません。


アップルストアで、ドコモ版として購入できた

ちなみに、本体価格も"アップル価格"が適用され、ドコモで買うより412円安かった(10.5インチ、64GB版の場合)ことも付け加えておきます。自分は入りませんでしたが、ドコモのケータイ補償などにもその場で加入できるようです。

前置きが長くなりましたが、ここでは、セットアップが終わったあと、一通り触ってみたインプレッションをお届けしようと思います。まず、前提として、筆者は9.7インチ版のiPad Proユーザーでした。その使用感などは、この連載でも何度か取り上げています。この記事や、この記事がそれです。

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当時、購入動機で一番大きかったのが、9.7インチでApple Pencilに対応していたこと。メモリが2GBになり、さらにApple SIMを使って海外で簡単に割安な料金プランを選べるのも、9.7インチ版iPad Proの魅力でした。

10.5インチ版のiPad Proは、そこからわずか1年ちょっとで登場した新機種という位置づけですが、短期間で機種変更した理由は、その画面の大きさ。サイズにして0.8インチ上がっていることになりますが、ぱっと見で、その違いが分かります。iPadでは、dマガジンで雑誌を読んだり、iTunes Storeでレンタル/購入した映画を観たりする機会も多いため、サイズアップはうれしいポイントです。


雑誌はより原寸に近づき、動画も迫力アップ

一方で、横幅や高さは、わずかにサイズが上がった程度にとどまっています。その理由はベゼルが細くなったため。結果として、前面から見たときのデザインも"今っぽく"なっています。狭額縁流行りのスマホ、タブレット界のトレンドにキャッチアップしたともいえるでしょう。

よりスマートになり、画面も大きくなっているため、これは買い替えたいと思いました。実際、手に入れてみて、この絶妙なサイズ感には満足しています。まだ1日目ですが。


これまでのiPadより、ベゼルが細くなっている

1つだけ難点があるとすると、わずかながらサイズが変わってしまったために、これまで使い続けてきた9.7インチタブレット用のスリーブケースに入らなくなってしまったことです。

筆者の使ってきたケースは伸びる素材だったため、横幅のサイズアップは吸収できましたが、縦はどうしても少しだけはみ出してしまいます。これでも持ち運びはできるのですが、はみ出たところに傷がついてしまう心配がありますし、何より不格好。残念ながら、このケースとはここでお別れになりそうです。


尻隠して頭隠さず

サイズと同時に、ディスプレイが120Hz駆動になり、スクロールした際の動作や、ペンの書き味が上がっているのが新しくなったiPad Proの売りになります。筆者は絵を描いたりはしないものの、雑誌の記事などを校正する際に、iPad ProとApple Pencilをフル活用しています。この書き心地が良くなったとくれば、買わないわけにはいきません。


Safariをスクロールさせるだけで、120Hz駆動の滑らかさが味わえる

実際に普段使っているPDF書き込みつアプリのGoodNotesで、校正をしてみましたが、確かに画面上の線が、Apple Pencilに対し、より素早く追従するようになっています。時間にするとコンマ数秒の違いかもしれませんが、体感できる快適さは大きく変わります。硬さの違いがあるため、さすがに紙とペンを使ったときと同じわけではありませんが、さらにそこに一歩近づいた印象。追従性が高くなった結果、画数の多い文字もよりキレイに書けるようになりました。


Apple Pencilへの追従性も上がった印象

メモリのスペックアップも、操作感のよさに地味に効いています。実機でアプリを使って確認したところ、10.5インチ版のiPad Proは4GBと、9.7インチ版の2倍にメモリが増量されています。 そのため、バックグラウンドに回ったアプリが落ちづらくなっている印象です。


メモリは4GBと、9.7インチ版のiPad Proから倍増

たとえば、筆者はiPadをPCに有線でつなぎ、サブディスプレイ代わりに使っています。この状態で一時的に他の操作をすると、サブディスプレイアプリがバックグラウンドに回り、しばらくすると落ち、PCとの接続が切断されることがありました。同様の操作を10.5インチ版iPad Proでもやってみましたが、アプリはきちんとバックグラウンドで動作したままです。まだ使い始めて間もないため、実感としてはこの程度ですが、Safariのタブをたくさん開いたときなどにも、効果が出ることを期待しています。

それ以上にありがたかったのが、ストレージが増量されていること。9.7インチ版のiPad Proを買ったときは、「データはクラウドにあるし、そこまで動画は持ち運ばないだろう」と高をくくり、最低容量のものを選んでしまいました。ただ、実際には、セルラー版を買ったことで、動画を見る頻度も上がり、最低容量の32GBではカツカツになってしまいました。

海外出張の際に、空港に行くまでの時間で雑誌や動画をダウンロードしておき、現地ではネットワークを使わず動画を見るという使い方が増えたのも、容量が足りなくなった理由です。


最低容量が64GBになったことで、より実用的になった

その点、10.5インチ版のiPad Proは、最低容量が64GBからとストレージが倍増しています。一通り必要なアプリを入れたあとも、9.7インチ版利用時に断捨離していたこともあって、40GB以上余っています。これなら、あんな動画も、こんな動画もiPadの中に収めておけるでしょう。出張が、より捗りそうな気がしています。ディスプレイが120Hz駆動になったことも相まって、動画ビューアーとしての利用機会は、さらに増えそうです。

CPUのスペックも大幅に上がっており、Geekbench 4でベンチマークを取ってみると、シングルコアスコアが3907、マルチコアスコアが9256と超高得点をたたき出しました。ここまでパフォーマンスを必要とするアプリを使うかは微妙なところですが、処理速度が上がっているため、日々の操作にも効いてくるでしょう。この点は、もう少し使い続けるうちに、快適さを体感することになるのかもしれません。


マルチコアスコアが9.7インチ版のiPadから大幅に上がっている

とは言え、バックアップからそのまま復元したためか、9.7インチ版のiPad Proから劇的に変わった印象はありません。細かな不満点は解消されていますが、それだけのために、9万円超を払うと考えると、少々微妙なところ。すでにiPad Proと銘打った製品を持っているユーザーにはオススメしづらいのが正直な感想です。一方で、Pro以外のiPadユーザーなら買い替える価値は高いかもしれません。

また、筆者の場合、9.7インチ版のiPad Proが約5万円で売却できたため、差額の4万円強でスペックアップを図れたと考えるとお買い得感があります。アップル製品はリセールバリューが高いのも魅力の1つで、短期間で買い替えていけば、差額でバージョンアップを行えることになります。SIMフリー版からドコモ版に機種変更したため、月々サポートがつくようになったのも、お得になった点です。

とはいえ、このiPad Proが真価を発揮するのは、秋以降になるかもしれません。秋にはiOS 11が配信される予定で、これによって、iPad ProはよりPCライクになります。

DockがMac風になったり、分割表示した2つのアプリ同士で文字や画像をドラッグ&ドロップできたり、PDFにApple Pencilを近づけるだけで文字を書けたりと、さまざまな機能が進化する予定です。

速報:iOS 11はiPad用機能もさらに強化。macOS風のDockやファイル管理アプリなどを追加

そうなると、俄然キーボードも試してみたくなってきます。これでメモがスムーズに取れ、さらに原稿も書ければ、PORTABOOKの代わりに日々の取材で活躍するマシンに大化けするかもしれないからです。10.5インチ版のiPad Proを買ったことで、よりiOS 11の登場が楽しみになってきました。

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