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Facebookの全翼ドローン Aquila が2度めの試験飛行。前回失敗の着陸も成功し「世界にネット届ける」目標へ前進

約1年かけて改良してきました

Munenori Taniguchi
2017年6月30日, 午後03:00 in Internet
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Facebookが、「世界にインターネットを届ける」ために開発している巨大なネット中継用全翼ドローン Aquila の2度めの試験飛行に成功したと発表しました。2016年7月に実施した初飛行では96分間の飛行こそ成功したものの着陸に失敗し、米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査が入ることになりました。今回は無事に着陸まで果たしています。

前回の着陸の失敗は、自動着陸モードしか備えないAquilaに対してオペレーターが着陸時風速の予測を誤って設定したためで、機体は右の翼を捻る格好になったと説明されていました。

このためFacebookは2度めの飛行試験までに、着陸動作時のドラッグを増やして揚力発生を抑えるため機体側面にスポイラーを追加。さらにデータ収集センサーを大幅に増加してきめ細かい制御を可能としたほか、着陸時のプロペラ停止機構なども新たに組み込みました。もちろん制御ソフトウェアにも手を入れており、他にも通信用無線方式の変更から機体表面仕上げの平滑化までほぼ全方位での改良を受けています。
 
 
5月に実施した2度めの試験飛行では、初回と同じくデータ収集を主な目的としました。開発チームは高高度を一定速度でまっすぐ飛行させることで機体のドラッグや飛行安定性を見る「トリムショット」を実行、今後のエアロダイナミクス改良とエネルギー消費量予測からバッテリーと太陽光パネルの最適化のために役立てるデータを採取しました。

 
 
そして、約1時間46分のフライトの最後には、前回失敗した着陸が待っていました。Aquilaは一般的な航空機のような降着装置を備えていないため、プロペラモーターの下に取り付けたたケブラー製の着陸パッドをそりのように使ってスライディングするように着陸します。

実際の着陸では、Aquilaは広大かつ平坦な着陸エリアに侵入してプロペラを停止、そのまま高度を下げてうまく着陸したかに見えました。ただ、開発チームの意図に反して、プロペラが水平位置で停止せず地面に接触してしまっており、今後修正しなければならないポイントとして残りました。

とはいえほぼ成功と言って良い今回の結果は、世界中のあらゆるところへインターネットを届けたいとするFacebookにとって満足できるものだった模様。取得できた飛行時のデータをもとにさらにAquilaの完成度を高め、目標としている2週間連続飛行の実現にも期待したいところです。
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