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ゲームボーイとポケットカメラで2ビット天体写真を撮影。七夕の夜は夏の大三角も撮れるかも?(素人にはお薦め出来ない)

まず6インチ フラウンホーファー屈折望遠鏡をご用意ください

Munenori Taniguchi
2017年7月7日, 午後12:20 in space
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天文学者Alexander Pietrow氏が、1998年に発売されたゲームボーイの「ポケットカメラ」を使った天体写真の撮影に成功しました。使用機材はオランダ・ライデン大学の旧天文台にある、1838年設置の6インチ フラウンホーファー屈折望遠鏡。それにスマートフォン用のマウンター、そしてポケットカメラを装着したゲームボーイアドバンスSPです。

まさに天体写真にうってつけでない機材を揃えたPietrow氏は、オランダ独特の曇天に行く手を阻まれながらも数週間かけて晴れの夜を待ち、ようやく月の撮影に成功しました。それが上の写真。見てのとおり、紛れもなくポケットカメラクオリティです。112 x 128pxのモノクロ画像に落とし込まれた月は、それでもクレーターがはっきりとわかるほど。だた素人がひと目で天体名を判別できるのはここまででした。

Pietrow氏がつづいてチャレンジしたのが、下の写真。
 
 
これは何。

ヒントは中央左下にある大きな惑星と、その周辺にわずかに明るく輝く衛星が3つ。そう、これは木星です。「んなもん、わかるかい!」とお褒めの言葉が遠くで聞こえたような気がしますが、天文学誌 Sky & Telescope のサイトで確認した撮影当時の木星とその衛生の位置関係を照らし合わせてみれば、木星に間違いはなく、Pietrow氏自身もここまでうまく撮影できたことに驚いたとのこと。

たしかにポケットカメラで撮影した写真は天文学的には何の意味もなさず、木星の写真はもはや写真とは呼べないドット絵かもしれないものの、いつの時代も宇宙が我々を魅了し楽しませてくれることに違いはありません。

折しも今日は7月7日。もしまだゲームボーイとポケットカメラをお持ちなら、それを握りしめつつ、21時頃に東の空に現れる織姫(ベガ:こと座)と彦星(アルタイル:わし座)、それにはくちょう座のデネブを加えた夏の大三角を見上げてみてはいかがでしょう。さすがに撮影まではおすすめいたしません。
 

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