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身体拡張をもっと身近に――3Dプリンターで造られた「第3の親指」が凄い(世永玲生)

ロンドン在住のアーティストが放つ「補綴物」(ほてつぶつ)の向こう側

世永玲生(Reo Yonaga)
2017年7月7日, 午後04:00 in robots
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ロンドン在住のデザイナー/写真家であるDani Clodeさんが発表した「The Third Thumb Project」を紹介します。
これは、手のひらに3Dプリンタで作成した「第3の親指」を装着し、そこで生まれる様々な身体拡張の可能性を研究するプロジェクトです。第3の親指の操作は、脚部で行なった操作情報をBluetooth経由で伝えることで行ないます。

発表者のDani Clodeさんは、QS世界大学ランキングにおいて、美術系分野で世界一の格付けとなった、「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」出身です。



脚部のユニットは圧力センサーとバッテリー、Bluetooth接続機能を搭載。ここで得られた操作データはあ受信機とバッテリーボックスとモーターが一緒になった受信部に送られ、「第3の親指」を挙動させます。





活用方法としては「しっかりとグリップした状態で、工具を片手で扱う」「ギターを通常では行えないコードで演奏する」「より快適にトランプを楽しむ」など、身体拡張なしでは行えないことが提案されています。

作者のDani Clodeさんはこのプロジェクトで、補綴物(ほてつぶつ)の再構築を目的とし、この器具による、反応や経験、そして器具による自己表現の研究を行なっています。

僕も「人間が身体拡張することに対して、理解のある社会づくり」には強く共感を覚えるのですが、一方でClodeさんはSNS上での発信は控えめ。
彼女のTwitterをフォローして上で、首を長くして続報を待つばかりです。

関連:
Dani Clode on twitter
Dani Clode Design

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