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「VALU」仕事より儲かるかもしれない悪魔のゲームに攻略法はあるか by KNN神田

夢を実現するため毎週ひとり友達を失う…

神田 敏晶(Toshiaki Paul Kanda) , @knnkanda
2017年7月18日, 午前06:15 in Bitcoin
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ITジャーナリスト ポール 神田 敏晶(かんだ・としあき)による話題の「VALU」入門。「KNNポール神田です!」と挨拶してきたが、最近では「valu.is/knnkandaです!」と名乗るようになってしまった、URL付きで......。そう、VALUの勃興に便乗してだ。

VALUとは一体何か? 何が人を熱狂させ、何が人を狂わせるのか? おそらく今月末には、いよいよ一般的にも社会現象となっているだろう。

8月1日からサービスが24時間オープンとなる(取引は9時〜21時)。そのことにより、VALUの【優待】がもっと活性化され、VALU情報も多くやり取りされるようになる。土日や祝日にアクセスしても、何も情報が得られないということはなくなるだろう。

東証より長い取引時間はまるでベガス

東証の株式市場は、前場9時〜11時半(2時間半)と後場12時半〜15時(2時間半)と、1日で5時間しかない。しかし、VALUの市場は9時〜21時までの12時間と、実に東証の2.4倍である。株式に興味があっても、時間的制約があった人は多いはずだ。しかし、VALUにハマると朝の9時から21時まで、ずっとその緊張状態が続く。いや、緊張というより、むしろカジノにいる感覚に近い。しかも1日の取引回数が10回に限られているため、1回ごとのデシジョンがとても重要となってくる。

さらに実際の株式では新規公開株は全体のごくわずかだが、VALUでは連日、個人の新規公開(IPO)が相次ぐ。しかも、そのほとんどが「よくわかりませんが......」「なんだか公開したようです」「上場しました!」「私のVALUを買ってください」みたいなメッセージ付きだ。VAの特徴は、"自分の公開"を上手に宣伝できるかどうかにかかっている。これがイヤでVALUを嫌っている人も多いことだろう。自分をアピールするタイプの人ばかりで構成されているというものでもないが、ソーシャル・ネットワークにおける影響度をそのまま、発行数とVA価(株価のようなもの)に反映したようなVALUでは、明らかに最初から差はつく。

発行数と@VA価格を確認しよう

VALUを申請をし数日すると、自分のVAの値が決められる。発行数が選べるなら、できるだけ多く発行数を選ぼう。SNSが大好きで、普段からガンガン自分から情報発信するような人でもない限り、発行数は100VAからのスタートだ。まずアナタの得られる最大の価値は、VA値×発行数100でしかないことを認識しよう。ガッカリすることはない。それは"SNSでの拡散力で計算されている価値にしかすぎない"からだ。実際に売買するには、ある程度の経験と知識が必要になってくる。

「@VA価×発行数」が、アナタの総価値である「時価総額」となる。これはアナタが発行できるVAの総価値と考えることができる。発行数はこのまま変わらないので(現在のところ)、@VAの価格の向上が一番の価値向上となる。時価総額数十万円と見えても、ぬか喜びしてはいけない。これはあくまでもアナタの持っているVA数とVA値のたんなる掛け算であるからだ。VALUの最初の目標は資金調達にある。

資金調達の意味を考えよう!

「資金調達?」という人も多いだろう。普通の人にとって「資金調達」は人生であまり意味のない言葉のひとつだ。さあ! 資金調達しましょう! と言われても「何のために?」と思うことだろう。このあたりがVALUがどうしても胡散臭くみえてしまうひとつの原因でもあるのだが、ひとつは何かの目的を達成するためにVALUで資金を調達するという目標がないと、VALUはすぐに現金を得ることもできてしまうので、自分のVALUを安値で売り切ってしまう人もいる。

しかし、VALUの一番の怖さは売っておしまいではないことを最初から理解しておきたい。最初の取引は5VAまでだ。初値で買われた1VAは、相手がずっと持ち続ける。自分の発行数が100VAなら、その1%の自分の価値を相手が持ち続ける。相手がアナタの1VAを市場に売り出すこともできる。それはアナタのVAであってもアナタには一銭の価値もない。そう、株式の本質的なところを一番表わしている。アナタはできる限り少ないVAを売り出しながら、VA値を高く買ってもらい、資金を調達するというゲームだと考えてもよい。そのためにはVAをできるかぎり高く買ってもらえる理由が必要だ。何のためにこのゲームをはじめるのか? 実際に得た資金で何がやりたいのか? たかがゲームだが、このゲームは仕事をするよりも短期的に儲かるかもしれないゲームだ。このゲームをやり続けていくには、自分の価値を"経営し続ける"というセンスが求められる。

1.5倍の複利相場

相手がアナタの発行した1VAを最高値で買ってくれれば、アナタのVAの価値は1.5倍に増える。株式市場と同じで売れた総額で株価は変動する。新規で公開した場合、公開したVAはアナタしか持っていないので、アナタが発行しなければアナタのVAは誰も手にできない。最初は大切にアナタの1%の価値を高く買ってくれる人だけに売り出そう。つまりVA価があがるとアナタの時価総額は毎日1.5倍づつ、しかも複利で増えていくのである。

コチラをご覧いただきたい。



ボクが1.5倍で毎日売り出した結果の数字だ。5日間(月〜金)で7.6倍、翌5日間(月〜金)で56倍に。たったの1VAの値段がここまで上がった。毎日ストップ高の値段で売れば10日間で56倍は可能だということだ。結果として5万部のVA発行が可能だったので、時価総額は1億円を超えている。

参考リンク:VALUランキング



いや、このようなランキングにはあまり意味がない。本来は発行部数ごとのランキングが必要なのだ。資本政策だけでなく、どんな「優待」があるかなどの情報もだ。

株式市場ではありえないことがVALUでは起きている。そう、株式市場が売り手だけで構成されていると思ってくれればわかりやすい。参入者が増えれば、市場は右肩上りになるからだ。

BTCの数字に慣れよう

VALUは自分が発行したVAの値段の90%(10%は手数料)がビットコインで自分のVALUに実際に振り込まれる。その意味も最初は理解しにくい。しかも0.000の桁のビットコイン(BTC)の数字なのでピンとこない。さらにBTCは、1.0BTCが30万円を超えていたのに、現在では20万円を切りそうな時もあるほど乱高下しているから、実際にいくらVALUで儲かったのか理解しにくい。まずはBTCを「通貨コンバーター」のようなサイトでこまめにいくらか計算して慣れるしかない。

1週間にひとり人間関係が壊れるVALUの悪夢

いま思えば10日間、1日1VAずつの販売政策だったら、たったの10VAの発行で同じ価格を維持できたはずだ。毎日1VAだけ販売するという資本政策も取れたと少し後悔している。ついつい嬉しくなり知人に声をかけ大量に売ってみた。保持していた知人は安値で買えて大喜び! 普段、早起きなどしたことがないのに朝9時にはVALUに向かい売り出している。食事もままならない。あっという間に1日の取引回数を超えて何もできなくなる......。今度は友達にVALUを勧めはじめ、煙たがられることもしばしば......。このチャンスを共有したいとばかりに、怪しいマルチ商法や新興宗教の勧誘をしているのと同じような自分がいる......。TwitterやFacebook、ブログまでがVALU だらけになっている......。

さらに、どう見ても「ババ抜き」にしか見えず、バブルが破綻する、損をしたくないという考えや、上位ランキングに君臨するネットの人に対しネガティブな意見を言う人も増えた。さらにVA価が1万円を超えたころ、安値で買った知人がバンバンと安値で売りに出す。当然、自分のVALUが売れなくなる......。数万円入る予定が数百円で売った知人に売られ続けてしまう......。VALUで人間関係が壊れはじめた。最近3人も知人との関係が壊れた。3週間なので、週にひとり人間関係が壊れている。VALUは人間の「本性」さえもあぶり出す「悪魔」でもある。さらに、アナタが1VAを100円で売ってもVALUは10円儲かる(10%の手数料)。そのVAを1.5倍の150円で売ってもVALUは1.5円儲かる。プラットフォーマーは常に売買があれば儲かり続ける。

VALUは天使で悪魔だ。大事なのは自分の「良心」であり、知人に対して真摯でありつづけることが重要だ。人は「カネ」が絡むと余計なバイアスがかかる。目先の数万円で友の本心が見え隠れする。むしろ正しいVALUとの接し方は、自分の本当にやりたかったことをカミングアウトし、それに対して資金を得て、「優待」などのバリューを提供し続けることだ。

一度発行したVAはそれを支援してもらえる人にだけ売るべきで、バンバン買われるVAには価値が無いと思われた瞬間、容赦なく売られる。すでにハイエナさんやらがウヨウヨしている。上場している株式会社と一緒だ。しかし、VALU主の人は株主のように経営に口出しはできない。また、クラウドファンディングはゴールが明確だが、VALUの場合は発行した1VAのひとつひとつが誰かの保有VAとなって残り続ける。自分が100VA売りつくしても、VA主は残り続けることを念頭にいれて1VAを売り出さなくてはならない。最初の一歩がとりあえずではなく、計画的にゆっくり焦らず、浮かれずに自分のやりたいこと、得られる総資金を高めつつ、自分を本当に支援してくれる人を見極める目が必要だ。利用規約によると、優待を宣言したら実行せずに退会はできないとある。

当然、個人が公開するということは、それだけ重たい責任と、同時に夢を叶えるというトレードオフが成り立っている。それが「個人が上場する」という新しい概念、新しい個人の相互支援だ。次回はその辺りを深く掘って説明したい。

神田敏晶によるセミナー『VALU で個人革命がはじまる! 〜個人が覚醒する評価経済社会〜』が8月3日(木)19時〜開催決定。参加費用は1万円。登壇者のVAを保有している場合【優待】を受けられる。詳細はコチラにて。

関連キーワード: bitcoin, internet, valu
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