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メガネ型コンピュータ (Google) Glass復活。プリズム大型化や駆動時間延長、業務用として販売

一般向け「歩きスマホエディション」も頼みます

Ittousai, @Ittousai_ej
2017年7月19日, 午前09:23 in Alphabet
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メガネ型コンピュータ Glass が帰ってきました。

新型はプリズム(透過ディスプレイ)の大型化やプロセッサ高速化、バッテリー駆動時間延長などパワーアップした「Glass Enterprise Edition」。各分野のビジネスソリューションとセットになった法人向け製品として販売します。





Google がメガネ型、というよりメガネにマウントするタイプのウェアラブル端末 Glass を大々的に発表したのは2012年。

片目の視界に重なる小さな透過型ディスプレイやマイクを備え、写真や動画の撮影、動画中継、通話、メッセージング、ナビゲーション、スケジュールや通知の確認といったことができる未来のデバイスとして、またスマホと違い手も視界も塞がず、目の前の人や現実と向き合ったままハンズフリーでネットやアプリの便利さを享受できる端末としてデビューしました。

翌2013年からは、開発者や各分野で活躍する人々を対象に、新たなデバイスにふさわしい新たな使い方を探るための Explorer Edition として提供を開始。1500ドル以上の高価な有料テスト版として販売していました。

Googleメガネ Glass、開発者向け Explorer Edition の出荷を開始 (2013年)

しかし、登場直後こそカメラのプライバシー懸念が話題になるなど注目を集めたものの、期待されていたほどのキラーアプリはなかなか現れず、価格やハードウェア的な制約もあり、予告していた一般コンシューマー向けバージョンは結局日の目を見ないまま、2015年にはひとまずのExplorer プログラム終了を宣言しています。

新型Google Glass は画面大型化、Atomで速度と駆動時間・発熱改善。値下げして業務用限定販売(2015年)

コンシューマー向けとしては静かにフェードアウトした Glass ですが、一方で現場作業補助のための業務用としては、水面下でさまざまなパートナー企業と組んで開発とテストが続いていました。

今回の発表は、GEなど一部の企業限定で二年間テストを続けてきた「エンタープライズ エディション」が、ソリューション・パートナーを通じて法人向け販売を開始したとの内容です。

発表したのは Google ではなく「X」。Glass を始め革新的なプロジェクトを担当する部門として、かつては Google X Lab として知られていました。現在はGoogle と同じく、親会社 Alphabet の傘下です。

ハードウェアとしての変更は、軽量で長時間装着しても負担が少ない新設計、バッテリー駆動時間の延長など。

約2年前にエンタープライズ・エディションのテスト開始が報じられた際には、折り畳みデザインや製造現場向けの防滴防塵仕様などが変更点として挙げられましたが、最新バージョンでの詳細な仕様は公表されていません。



では、法人向け販売を決定するに至った二年間の限定テスト結果がどのようなものだったかといえば、Google (ではなくAlphabet X)いわく:

・航空機製造・修理のGE Aviation では、Glass と作業補助サービス Upskill の導入によりエラーの発生が低下したほか、メカニックの作業効率が8-12%向上。

・農作業機械製造のAGCO は、Glass 導入で組立時間を25%、検査時間を30%削減。以前は紙のマニュアル参照やチェックリスト更新、(検品用の)写真撮影と送信などに、いちいち手を離して別作業をする必要があったところ、Glass で置換したため。

・運送のDHL は、ピッキング過程にGlassを導入することにより、平均して15%生産性を向上。

・医師向けの Augmedix サービスとGlass の導入により、カルテなどの記入に必要な時間が業務の33%から10%以下へ。患者と向き合う時間が増え、クオリティが向上。

など。最後の Augmedix は Glass のマイクとカメラを使い、医師が患者に問診をするあいだ、リモートで電子カルテに記入すると同時に必要な情報をグラスに表示する医療スタートアップのサービスです。

Glass エンタープライズ エディションは、前述の Augmedix を始め各業種向けに10数社のソリューション・パートナーを通じて販売します。ソフトウェアやサービス込みのソリューションとして販売することから、新型 Glass の単体販売はなく、価格も非公開です。

なお、業務用とは別に潜航モードで継続中とされるコンシューマ向けバージョンは、2年ほど前に「Project Aura」の名で新たなデバイスを開発中との報道があったものの、Glass 型の新製品なのかまったく別の製品なのかも含め、現時点では具体的なニュースはありません。こちらの続報にも期待したいものです。



Source: X (Glass)
関連キーワード: alphabet, glass, google, google glass, x
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