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自分の価値を取引きする「VALU」、ナゼ嫌われる? 理由は「承認欲求の権化」にあり

最大の承認欲求の場としてのVALU

神田 敏晶(Toshiaki Paul Kanda) , @knnkanda
2017年7月24日, 午後08:00 in Services
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VALU(読み:バリュー)人口が爆発的に増えてきた気がする。「ValueBox」というウェブサービスの「今日審査が通った感じのユーザさん」というページを見ると、審査が受かりIPOを果たしたばかりの新人さんが毎日300人近く登場してきている。週5日として月間6,000人の個人が上場していることになる。そしてこの人たちの知人がさらに上場すると、VALUは大きなうねりに成長することだろう。

「胡散臭そうだから...」「ネガティブなイメージしかない...」と当初、言っていた人が続々とVALUに参入してきている。しかし、「自己アピールをあんまりしたくないんですけど...どうすれば売れますか?」という都合のいい相談があまりにも多い(笑)。

1.自分自身をアピールするというメンタリティの難しさ


どうやら個人が自分自身をアピールするということにかけて、日本人ほど奥ゆかしい民族は他にいないと思う。そう、自慢話をしたり、自分を自分以上にみせかけようとする人、多弁であればあるほど、それに対して、絶大なる嫌悪感を抱くのがボクたちの国民性だからだ。

「能ある鷹は爪を隠す」のことわざ通り、実力のある人ほど、多くを語らず、人はその人の人となりを「あうんの呼吸」で感じさせてきたのである。VALUが嫌われる一番の理由は、この『自己アピール』感だ。日本人の「美徳」として「自分をアピールしないこと」とされてきた。そう、「謙遜と謙譲の文化」なのだ。

しかし、VALUは、自分をアピールしないことには、自分のVAを買ってもらえないし、支援もまったく得られないばかりか、その後の値上がりの期待すらまったくされないのだ。
VALUの最初の悩みのひとつは、ユーザー・インタフェースへの慣れと、自己アピールをせずに、いかに、自分のVAを買っていただき、支援していただくかだ...。しかし、そんな都合のよい話はそうそうと転がってはいない。

2.Facebookのいいね!における承認欲求の確認


もしも、facebookの「いいね!」やコメントが一切なければ、毎日、自分の些細な生活の一場面をあなたは投稿していただろうか?最初はfacebookにアップするほどの大したことは日常には一切なかったはずだ。それが、家族と一緒にった海外旅行にはじまり、奥さんとの結婚記念日ディナー、おいしかったランチ、うっかり怪我した瞬間...。街角で見つけた変な光景にいたるまで、だんだん自分自身のニュース化がfacebookで、はじまっていたはずだ。

電話で話すわけでもなく、会ってみて会話するわけでもなく、facebookは知人の日常ニユースにあふれている。考えてみてほしい。そう、これがさりげない自分のアピールの始まりだったのだ。いいね!の共感の数々やコメント。考えてみたら、知人と日々つながっていながらも、そういえばその人と最後に会ったのは数年前だったということがよくある。

何年も会っていない人なのに、昨日どこで何をされたのかさえ自分はよく知っている。それは自分のタイムラインで日常をアピールしていたからだ。つまり「いいね!」の数やコメントによって承認欲求を満たされていたのだ。さらに、その「いいね!返し」や「コメント返し」によって、facebookにおける個人の関係性が高密度になってきた。

3.VALUはソーシャルの影響度の可視化

VALUの初値や発行VA数の価値は、facebookやtwitterなどのソーシャルでの影響度で決まる。当然、影響度が大きければ大きいほど高まる。最初から知名度のある人ばかりでなく。一般の人でもソーシャルでの貢献度で大きく変る。一部のランキング上位者の時価総額の話が話題になるが、それはあくまでも可能性だけの話だ。そう、SecondLifeもそうだが...ネットで普及するには数億円儲かったみたいなバブルな話も必要なのだ。

しかし、現実は違う。もっと現実は、足に地がついた話で、上場して売り出したけど、まったく売れない。つまらない。わけがわからない...という現実が待ち受けている。

自分自身の価値が「売買される」という前代未聞の事象が起きているからだ。いや、ボクはこれは世紀の大発明のはじまりとさえ感じている。「シェアリングエコノミー」で所有することこから共有することの経済が生まれ、VALUは「オルタナティブエコノミー」として、今までの資本型の経済から評価型の代替経済が誕生していると考えている。




VALUは、ソーシャルネットワークのソーシャルグラフによるアルゴリズム評価での価値設定だが、本当のVALUの意味は、日本人の得意な相互のVAの保有によって生まれる「優待(価値)の流動化」である。「5VA保有の人には...○○を提供します」が互いに持ちあうことによって、「優待」の交易が可能となっているのだ。貨幣価値はビットコインで、VALUが手数料10%も取るので実質は9割に目減りした価値の交易ではあるが...。

4.最大の承認欲求が満たされるVALUでの購買経験

考えてみてほしい。 自分の発した一言によって自分のVALUが、1000円で買われたり、場合によっては翌日に1500円以上で売買されているのだ。もちろん、ご祝儀モードかもしれないが、自分の知り合いが自分を買ってくれれば、自分も相手をよほど高くなければ、お返ししたくなるはずだ。

これは、新しいおつきあいかもしれない。お歳暮やお中元、飲み会でおごれる金額が友達によって違うはずだ。この人は今後価値があがりそうな発信をしているかどうかもわかる。また、知人の関係性にカネをからませたくないと思う人から、新たなネットの経験として割り切ってはじめるという人も多い。

しかし、知り合いではなく、まったく未知の人が自分を買ってくださるという経験をすることがVALUの本当のデビューだ。そう、自分自身の書いたPRの文章がビットコインを稼いだ瞬間なのだ。筆者はこの経験をしてほしいので、毎日2名の見知らぬ新人のVALUを買い続けてみた。しかし、その半数が投資されたにもかかわらず放置という人と、その面白さに目覚めVALUの世界を自由に泳ぎだす人と大きく2つに別れる。残念ながら圧倒的に放置の前者が多く、無駄な投資経験となった。

しかし、自分が考えた自分のVALUでのコミットメントに対して、また、それに対する「優待」が評価され、ビットコインというお金が動いた瞬間を経験してほしい。その人達は、ご祝儀でもなく、あたなの価値が今買っておけば、さらに値上がりすると期待している、現ナマの動いた本当の「いいね!」なのである。これほど、評価と同時に自身の社会的期待を感じる瞬間はないだろう。そう VALUは、自己肯定感を社会を通じて感じ取ることができるプラットフォームなのだ。

そして、そこであるべき姿は、「正しい自分の価値観」なのだ。もしかすると、それが実現された時にひとは「幸せ」を感じ取るのかもしれない。会社でもなく、家庭でもなく、学校でも、コミュニティでもない、あなた自身の「個人の価値」が売買の対象となるのだ。フリーランスで個人で商売をやってきた人でない限り、「個人の価値」で稼ぐという感覚はなかなか会得できるものではない。しかしVALUは、『すべての個人をフリーランサー化』してしまうのである。

5.「あなたの本業は、なんですか?」


フリーランサーの人の多くがこの質問を聞かれることがある。たとえば、翻訳、盆栽、家庭教師、名刺にいろんなできることが列挙している人がいる。おそらく、近い将来、『本業』という言葉が死語になる気がしている。そう「兼業禁止」が禁止され、仕事の副業が複業へとシフトしていく。一本の収入に頼れば頼るほど、リスクが多い世の中になってきたからだ。VALUやそんな社会状況の中で個人が個人の価値に目覚めるきっかけを作ってくれている。

そして、VALUはさらに、個人の時間を売買できるような「Timebank」というサービスを生みだすきっかけにもなったことだろう。
個人が個人に時間を売るだけでなく、買った人がさらにその時間を売買できるのだ。まさに、「個人の時間の証券化」である。これからのオルタナティブエコノミーの世界では、いろんなコトやモノの「証券化」がすすむだろう。そう、VALUは自らの進化だけでなく、社会のサービスそのものを、新たな価値として再定義するきっかけをも発明していたのだ。そして、それを個人が活用して、何本目かの収入とすることが可能になる。

ボクも現在の居住先は半分、クアラルンプールだ。日本とクアラルンプールに住む場合、住んでない側を証券化して流通させたい。すると、ひとつの家賃を払えば、世界のどこへでも住める、シェアリングとオルタナティブなプラットフォームも実現可能だ。「サービス×サービス×証券化(VALUモデル)」は新産業のインキュベーターとして、個人の本業シフトを加速させていくと思う。

VALUは新たなサービス名称でもあり、VALUモデルによる新産業のあけぼの経験の場でもある。

関連キーワード: bitcoin, internet, peripherals, Services, valu
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