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15分206円で乗れる超小型モビリティ、COMSを体験してきた : 情熱のミーム 清水亮

ちょい乗り用途に便利

清水亮 (Shi3z) , @shi3z
2017年8月14日, 午前11:30 in Transpotation
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お盆は暇だなあ、と路上をてくてく歩いていると、「専用スペース」と書かれたところになにやら見慣れない乗り物が停まっていた。

「こ、これは・・・なんだろう?」

と思って近づいてみると、どうも面白そうな匂いがする。
国土交通省の社会実験で、こういうパーソナルモビリティの実用性を試してるらしい。

トヨタのITSでHa:moというサービスらしい。Times Car PlusとHa:moの実証実験が行われていて、この小さいクルマはCOMSというらしい。



大手町の入会機ですぐ入会できるらしいので10分くらいで入会手続き完了。仕組みとしては無人くんみたいな感じで、オンラインでセンターにつながっていて入会審査ができる。


入会/運転するには自動車免許が必要で、この東京のど真ん中で自動車免許を持ち歩いている人は案外少ない。なぜ大手町に設置したのかは謎だが、GTAでもバトルフィールドでもなんでも、新しい乗り物があったらまず乗ってみるというのがポリシーの僕としてはこれを見逃す手はない。


さあ乗ろうか、と思ったら一人乗りだった。
一緒に散歩していた連れが「あなた一人でこれ乗るの?私どうすればいいのよ」と怒り出したので残念ながら翌日一人で出直すことに。


我ながらそんなに乗りたいのかよと思わなくもないが、翌日、再び電車で大手町に。



もはや一種の執念。
いや、単にお盆で暇だっただけなんだけど。




専用アプリで予約して、ついにご対面。

入会時に貰った会員証を使って起動する。



基本的にはタッチするだけ。
すると音声ガイダンスが流れる。



ドアはなく、かわりにジッパーで開く。なんとなく不安だが、まあ軽量化のためだろう。
テントに入るみたいでちょっとしたキャンプ気分だ。



コクピットはこんな感じ。至ってシンプル。
イグニッションキーがないので、一瞬戸惑う。

なんせ最近のスタートボタンでエンジンを掛けるクルマに慣れているせいか、鍵を回してイグニッションする要領でスイッチを入れるというのがわからなくてしばらく立ち往生してしまった。

ゲートを開閉するリモコンを操作して、いざ路上!!



運転席にスマホホルダーがあるのでYoutuberのように自撮りを動画で撮影。しかし無言なのでほとんど何の意味もなかった。

見て分かるように暑い。まるで蒸し風呂である。特にこの夏は暑い。あまりに暑いので最終的に左右の窓にあたる部分までジッパーを引き下ろして運転することにした。でないと暑くて無理である。



あくまで乗ることが目的なので、とりあえず大手町から手近な神田佐久間町のステーションに到着。充電器のあるステーションでは、充電操作をしておくとポイントが貰えるらしい。

ここまでの走行に12分程度かかって206円。タクシーよりは安い。けど、渋滞で捕まったら412円になってしまっただろう。微妙なところだ。

ちなみにトランクの容量はこんな感じ。



想像通りかなり小さい。
しかも、当たり前だがトランクにあまり重い荷物を入れても、目的地に直接到着できるわけではないのでなんとなく辛い感じがする。


ちなみにこの日は友達と長岡の生姜醤油ラーメンを食べる約束をしていて、この佐久間町ステーションは生姜醤油ラーメンのお店のすぐ近くだったという嬉しい偶然が重なった。



この長岡生姜醤油ラーメンは、子供の頃毎週のように通っていた地元の味なので、大人になって振り返ると、ごく当たり前のラーメンなのだが、意外と東京の人にもウケが良い。シンプルな醤油味とチャーシューの組み合わせ。ラーメンに多様性が生まれた現代にあっても通用する逸品である。長岡市の他は秋葉原にしかないという俺得仕様。


ま、ラーメンのことはともかく、このパーソナルモビリティをどう使うのがいいのか思いを巡らせてみると、まず、15分206円ということは一時間で824円。レンタカー感覚で半日(8時間)借りると6592円とかなり割高だ。一人乗りのクルマにしてはかなり高い。


けれども、ステーションとステーションの間を行くだけなら、停めている間は駐車料金がかからないので安く使うこともできる。


ただし、帰りの時間まで自分が乗ってきたCOMSがそこにあるとは期待できない。予約は30分前からしかできないので、その場に30分しかいない場合ならすぐに予約できるけど、小一時間くらいいる場合は使うことが出来ない。これは結構不便な気がする。


片道だけでいいや、という場合にはかなり便利だが、実際にそういうユースケースはあるだろうか。


また、僕の場合は自宅の近くにステーションはあるものの、すぐに誰かに乗っていかれてしまうのも不便なポイントその2だ。運が良くないとステーションにマシンがないことになる。


これだったら数もステーションも沢山ある千代田区のレンタルサイクル、ちよくるの方が使い勝手が良いのではないか。と思わなくもない。荷物が詰めない点もあまりかわらない。



いまのところ社会実験ということで台数が少ないのかもしれないが、あれば便利なのでぜひ増やして頂きたい。


筆者は自家用車を所有していて、仕事でよく運転するのだが、ちょっとだけ会社に行って荷物を取って帰って来たい、みたいな時にはかなり不便さを感じている。それは、フルサイズのクルマだと発車と駐車が面倒くさいからだ。特に都内の場合、自宅の駐車場は機械式ということが少なくない。その場合、出発にも帰宅にも余計な時間がかかってイライラする。路上に近いところに駐車してあるCOMSはその点非常に便利だ。すぐに乗れるというメリットは計り知れない。自宅が平面式駐車場の筆者ですらそう思うんだから、COMSの持つ利便性は大多数の都会人が支持するのではないだろうか。


COMSの場合、「ちょっと会社に荷物をとってくる」という用途にはかなり使える。スペースをとらないから路駐しやすいし、会社の近くにもステーションがあれば通勤の足にもなり得るだろう。


本当は二人乗れたほうがいいんだけど、残念ながら千代田区のHa:moは一人乗りだけだ。


ちなみに世田谷区の方には二人乗りのi-Roadというのが使えるらしいのだが、15分412円とCOMSの倍額であり、しかもなぜか初心者講習が必要らしい。


でも二人乗れると営業周りですら使えそうだし、それはそれで極めて便利なのではないか。あとは駐車場とマシンの台数のバランスさえ取れれば、これはかなり交通の主流になる予感さえする。


また、路上での目立ち方もかなりのもので、ラーメン屋を出たところで後ろの軽トラに呼び止められ、「ねえアンちゃん、それってバイク?それともクルマ?」と聞かれるなどした。なんだかこういうノリは都会では珍しい。それだけ人の興味をそそるモビリティだということだろう。


こういう試みが進んでいくのは楽しいのでぜひどんどん普及して欲しい。ゴーカートで公道を走るより安全だし、風雨にも対応できるしね。

編集部追記:Ha:moは東京のほか、豊田市(愛知)、沖縄北部、仏グルノーブルで乗ることができます。料金体系は提供地域ごとに異なります。
関連キーワード: COMS, Ha:mo, ITS, Toyota, Transpotation
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