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Xperia XZ1をソニー好きが徹底レビュー。一見XZsから変わらずなれど、中身は各所がしっかり進化

画面やカメラのみならず、本体の剛性なども上がっています

くんこく(Kunkoku)
2017年9月21日, 午後06:30 in xperia
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ドイツ・ベルリンで開催された「IFA2017」で発表されたソニーの新スマートフォン「Xperia XZ1」。国内でも発売を期待する方が多いと思いますが、すでに海外では発売となっています。
今回は海外版を早速EXPANSYSさんよりお借りしたので、早速レビューしてみたいと思います。

筆者の場合、Xperiaが出るたびに購入している事もあり、外観こそ既に所有している「Xperia XZ」や「Xperia XZ Premium」とあまり変わらないと思っていましたが、実機を手にしてみると、思っていたよりも新しい発見がたくさんありました。

外観は一見変わらずだが、より薄く。アンテナ周りの仕上げも着実な進化が


タイミング的にはiPhone Xが発表されたこともあり、先んじて登場したGalaxy S8などともあわせて、すっかり「縦長でベゼルレス」なデザインが脚光を浴びています。

対して「Xperia XZ1」は従来のデザインを踏襲した形となっているため、先進モデルを好むユーザーからすると代わり映えしないモデルにみえるかもしれません。ですが今回実機を手にしてみると、上述したように、思っていたよりも新しい発見がたくさんあった次第です。

まず「Xperia XZ1」の外観サイズは、148 mm x 73 mm x 7.4 mm。質量は156g。「Xperia XZ/XZs」と比べると、薄く、軽くなっています。

「Xperia XZ/XZs」とタテヨコサイズはほぼ同じままで、厚みが8.1mmあったものから、「Xperia XZ1」は7.4mmまで薄くなりました。そのため、手にとると「薄い!」と実感できます。重さも5g軽くなっています。

また「Xperia XZ/XZs」ではサイド面のパーツと背面のパーツとが分割され、背面にいたっては電波を通すためにパーツが変えられており、2分割構成になっていました。こうしたことから自分も、こうした処理が当たり前のような感覚になっていました。

ところが、「Xperia XZ1」は、丸みをおびたサイドから背面にかけて、つなぎ目がなく一体化した構造となりました。この変更により、ものすごくスッキリして見えます。

これだけ薄くなって大丈夫なのか?と思いましたが、サイドから背面までをアルミの押出で一体化した構造により、いわゆるバスタブ構造になっていることもあって、曲がったりねじれたりといった強度が上がっているという恩恵もあるようです。

あえておもいっきり力を入れてみましたがめちゃくちゃ硬く、納得の剛性です。

もともと「Xperia XZ」でも上述のように、アンテナの都合上背面は2分割にしたり、NFCを正面に持ってきたりというデザインと実用性をバランスさせる苦慮がありました。
にもかかわらず、「Xperia XZ1」では、背面のセンサー位置にNFCを搭載したり、背面の上部にむかってラインが入るなどで、こうした残念だった箇所を解消しています。

ついこの前まで出来ませんと言ってたことをあっさりとやってきたことを考えると、だいたい水面下ではチャレンジしていたんだろうなという気がします。

そう考えると、現在では上下面にたっぷりあるベゼルデザインも、今後何かしら進化の余地があるのかも? と、少し期待しています。

中身は外観以上の大変更。USB転送速度や電源ボタン配色など細かな変化も多数


「Xperia XZ1」で変わったのは、外観以上に中身。こちらはXZsに比べても、ごっそりと新しくなっています。夏に登場した5.5インチ4Kディスプレイのフラッグシップモデルと「Xperia XZ Premium」で進化した部分を、5.2インチフルHDサイズのスタンダードサイズで受け継いだ格好となりました。

プロセッサーは、Qualcomm社製64ビット8コアプロセッサー「Snapdragon 835」(MSM8998)にアップグレード。パフォーマンスの高さはもちろん、発熱問題で悩まされる事もなく、現状で最良の性能を発揮してくれます。

メモリー(RAM)は「Xperia XZs」から同様に4GB。ストレージ(ROM)は64GBと大容量となったうえに、従来のeMMCからUFSとなったことで高速な読み書きできるようになりました。

またOSは最新のAndroid 8.0。まだ採用モデルが少ないため、いち早く触れるという嬉しさもあります。

ちなみに、今回お借りしたモデル「G8342」で気になる認証については、「EU」と「US」のみ。日本の技適はありませんでした。残念。

なお、レビュー時には「機内モード」で使用し、全てのワイヤレス通信は使用していません。

底面にあるUSB Type-Cも速度が5Gbps対応となり、XZ Premiumと同速に。5Gbpsに対応するケーブルを使ってPCからデータ転送すれば、XZなどよりも高速に処理が終わります。

合わせて急速充電規格も、クアルコムのQuick Charge 3.0に対応。こちらも対応充電器を使えば、充電時間をより短縮できます。

Xperiaの特徴とも呼べる、サイドフレーム側の電源ボタンと連動した指紋認証は従来どおり。定評ある
操作性に関しても、認識率もレスポンスも良好で、快適です。

ここでささやかながらポイントなのが、電源ボタンがボディカラーと同じブラックになった点。個人的にはカッコよくなったと感じます。合わせてボリュームキーの位置は、電源ボタンの上部に変更になっています。

防水と防じん性能に関しては、もちろんIPX5/IPX8相当と、IP6X相当と従来通り。水回りでも安心して使えるのはXperiaのいいところのひとつでしょう。


興味深かったのが、SIMカードとmicroSDカードスロットの構造。今回試用したG8342はデュアルSIMモデルなのですが、フタと一体化したmicroSDカードトレイ兼nanoSIM(スロット2)を外して、その後にnanoSIMカード(スロット1)のトレイを外せる、という2段階方式になっていました。

外部ストレージとしてのmicroSDは、最大256GB(microSDXC)まで対応しています。

sRGB色域の「プロフェッショナルモード」をPremiumから継承


Xpeiraの高級モデルで焦点の一つとなるのが、ディスプレイです。基本的なスペックは、5.2型の大きさで、アスペクト比は16:9、解像度1920x1080という構成です。これはXperiaシリーズの中核モデルとして、XZから変わっていません。

「Xperia XZ Premium」では、5.5型ディスプレイで解像度は4K(3840×2160)。さすがにこちらと比べるとインパクトは薄いものの、その裏でXZ1は、Premiumのもう一つの特徴でもあった、HDR(ハイダイナミックレンジ)にはしっかりと対応してきました。自分は「Xperia XZ Premium」で先に体験済みですが、HDR対応ソースを見ると思っていた以上に、視聴体験の満足度が違います。
HDRソースに関しても、今やもう当たり前なぐらいにお世話になっているVOD、例えば「Amazonプライムビデオ」や「dTV」、「Netflix」にある動画コンテンツにおいて対応作品が増加しています。

こうした動画を見る際には、横持ちの全画面表示が中心になると思いますが、そこで活きてくるのが、デザイン面では保守的な印象もあった、画面アスペクト比16:9と、比較的余裕のあるベゼル幅。

VODの動画コンテンツはテレビを前提としているため、アスペクト比16:9の画面は、余白を作らず画面にピッタリです。また縦持ち状態では大きすぎるとも揶揄されるベゼル部ですが、横画面にしてスマホを手で持つ時には、画面を隠さずにきちんとホールドできるという良さに変わります。

さらにXZ1では、スピーカー(用アンプ)の出力を強化し、最大音量がXZsから50%増しに。上下(横持ちにすると左右)のベゼルにそのスペースを活かして搭載された「S-FORCE FRONT SURROUNDスピーカー」をさらに活かせるようになりました。

自宅などでそのまま音を鳴らせる環境で視聴するなら、大きい音量でも楽しめます。

画質の設定でも、XZ Premiumと同じく「色域とコントラスト」の調整に「プロフェッショナルモード」を用意。これに設定することで、sRGBの色域により原色に忠実に表現できるようになりました。

単純に派手な色を好む場合は標準モードが好ましいのですが、プロフェッショナルモードでは、オリジナルにより近い色味でチェックできるのがポイント。特にデジタル一眼カメラなどで撮った写真を転送して見る場合には重宝します。

あの子の笑顔を着実にゲットできるカメラ

カメラは、メイン、フロントともにシングルモジュール。デュアル構成がトレンドな昨今にあってはスタンダードな構成です。しかし、速度の面では「Xperia XZ Premium」で刷新された、約1900万画素と画素数を抑えたメモリー積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS for mobileを中心とした「Motion Eyeカメラシステム」を備えています。

ここもまたタイミング的にデュアルカメラじゃないのかというツッコミをされるところ。かくいう筆者も「おそらくXperiaがデュアルカメラになると、出来ることの幅が広がるんだろうな......」という気はしています。

それはさて置き、Xperiaは世代交代するたびに、カメラに関する機能が着々と進化しているのもポイント。そしてその進化は、XZ1でもしっかり継承されています。

コントラストAFと像面位相差AFを組み合わせた「ハイブリッドAF」や、被写体の動きを予測して写体を捉えてブレのない撮影が可能な「先読みオートフォーカス機能」から、5軸の電子手ブレ補正のきく「インテリジェントアクティブモード」も健在です。

XZ PremiumとXZsでは、「先読み撮影」機能と、最大960fpsのスーパースローモーション撮影ができるようになり、さすがに「もうそろそろやることなくなるじゃないか?」と思っていたのです。しかし、XZ1はしっかりと進化しているところがあるのです。

ひとつは、「先読み撮影」の強化。これは普段通り「おまかせオート」で撮るだけで、たまたま被写体が速い動きをした時に、シャッターをきったよりも前の写真を含め4枚分の画像を自動的にバッファしてくれるというものですが、ここに"笑顔"検出が加わりました。

"あの子の笑顔"が確実にゲットできるようになります。 ......"あの子"は自分で探して下さい。

そして予想外に驚いたのが、「オートフォーカス連写」です。

これは、ソニーのデジタル一眼カメラαシリーズになどに備わっている、AF/AE追従しながら秒間10コマ×最大10秒=100枚の連写ができるという機能。

やり方は極めてシンプル。ただシャッターを押し続けるだけで、ババババババババッと連写し続け、100枚になるまで止まりません。

思わず笑ってしまいましたが、これはかなり強烈。

「いやいや、一度に100枚も撮ったら、アルバムに同じ写真が埋め尽くされて邪魔だろう」と思えますが 、連写した写真はきっちりと一塊のグループとして管理されているので、閲覧時もスッキリです。


カメラが趣味な筆者としては、なるべくデジタル一眼カメラを使いたい派。いかなるときも重くても頑張るぞ!と思ってはいるのですが、シチュエーション的に持っていけない場合や、今すぐに撮りたいという場合にはXperiaに活躍してもらっています。



撮った写真があるからこそ、「こうだったらよかったのに......」という欲求や不満が生まれてくるので、やはりカメラは、"撮ってこそ"、"写真として残せてこそ"の世界。スマートフォンやカメラ側で、妥協なくかつ確実に撮り逃しさせない機能が備わってくれれば、これほど嬉しい事はありません。

新機能「3Dクリエーター」は使うとハマる面白さ


またXperia XZ1のカメラには「3Dクリエーター」という面白い機能が追加されました。これはいわゆる3Dスキャン機能で、顔や頭部などの立体物を内蔵カメラで撮影し、3Dモデルを作れるというもの。

スキャンできるのは、「顔のスキャン」、「頭部のスキャン」、「フードスキャン」、「自由造形スキャン」の4パターンです。「顔のスキャン」は顔半分だけなので簡単なのですが、顔全体の「顔のスキャン」はなかなか大変でした。

スキャンのやりかたは、「3D クリエーター」アプリを起動したのち、「Xperia XZ1」で指示されたとおりに顔の周囲を撮影するようにまわりこんでいきくきます。これをキャリブレーションと言います。


「顔のスキャン」はいわゆる顔の部分(頭部の前面)だけなので、動かし方も簡単です。

仕上げの立体造形とするために、顔のまわりでXperiaをなめるように移動させていくと、顔の特徴をおさえてポリゴンモデルが作られていき、テクスチャマッピングされた顔の画像を3Dデータとして作成できます。
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対して、より範囲の広い「頭部のスキャン」となると、360度ぐるっと回り込んでスキャンをしていく必要があり、そのぶん時間がかかるぶんミスしてしまいがち。また周囲に動いているものや反射するものがあったり、明暗差が激しいとうまくいきません。

また、加速度センサーからも情報を得ているため、スキャン作業には適度なスピードが必要。慣れるまでにはコツが必要となります。

......こういった事情があるため、慣れるまでは難しいのですが、それを乗り越えれば気持ち悪い!?ほどにリアルな3Dデータが作れ、とても面白いです。

頭部全体を綺麗にスキャンするは難しいですが、出来上がった時の達成感はなかなかのもの。

そして一回完成すれば、3DアバターとしてカメラのARエフェクトで利用したり、ライブ壁紙に設定したり、3Dステッカーを作ってSNSにアップしたりと、けっこう使いどころもあります。
もちろん、3Dプリンターを用いれば、立体造形物として出力することもできます。

発表時当初は「この機能は正直使わないかも......」と思いましたが、実際に体験してみると大違い。いや、使うとハマってしまいそうな面白さがあります。


aptX HD対応でワイヤレスオーディオも強化

そして忘れちゃいけないのがオーディオ機能。

従来モデルで評価の高かった、ハイレゾ音源対応と、周囲の騒音を最大約98.0%まで低減するデジタルノイズキャンセリング機能、そして地味ながら重要なこれらを組み合わせ可能な再生機能は、本機でもしっかり継承されています。

さらにXZ1ではワイヤレス接続が強化。Bluetoothのバージョンは5.0となり、対応コーデックはLDACに加えてaptX HDにも新たに対応しています(Android 8.0から、OSレベルでLDACとaptX HDがサポートされました)。

普段持ち歩くスマートフォンがオーディオプレーヤーとして活躍してくれることが当たり前になる中で、できるなら有線の煩わしさのないワイヤレスで聴きたいところ。そのワイヤレスの対応機器と組み合わせても高音質で(有線からなるべく音質を落とさずに)楽しめるなら、それにこしたことはありません。

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「Xperia XZ1」が体現していることはとてもシンプルです。

基本スペックが向上した事に加えて、「VODを見る時、HDRに対応した動画コンテンツを高画質で楽しめる」こと、「今撮り逃がしたくないシーンを写真に収められる」ということ、「音楽をワイヤレスでもイイ音で聴ける」ということ。

こういった、実際にスマホを普段使いするユーザーが求める楽しさに直結している......というのが「Xperia XZ1」の特徴と言っても良いのではないでしょうか。



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