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新VAIO S13にもLTEモジュール搭載で、モバイルPCの選択肢が増えた。現行S13と徹底比較

VAIO的にはS13がオススメだそう

いーじま (Norihisa Iijima)
2017年9月22日, 午前10:45 in Lte
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9月21日新VAIO S Lineが発表されました。発表日当日から、VAIOストアなどで予約を開始していますが、VAIOストアを覗いてみたところ、お届け日が9月30日になっていました。発売日が9月29日でしたので、すでに発売日には手に入らない状況の模様です。

そんな新VAIO S Line。現行のS lineはそれぞれ独自路線を歩いている印象で、統一感にかけていましたが、今回の新製品でVAIO S11とVAIO S13に関しては、共通設計とし、機能面やインターフェース、デザインなどの統一化を図っています。今回、いち早く触る機会を得られたので、現行VAIO S13と比較しながら操作感をレビューします。

まずは、外観から。現行S13に比べて、大きな変化は見られませんが、細部に渡って変更されています。S11とデザインが統一されていますが、S11は天板にUDカーボンを採用しているものの、S13は従来と同じマグネシウム合金を採用しています。

このため、天板部分は若干S11とは違う部分はあるものの、統一感は図られています。Wi-FiやLTE用のアンテナは、従来と同じディスプレー上部に配置されておりポリカーボネートに覆われていますが、一直線に端まで接合部を伸ばしスッキリさせています。


▲左が新VAIO S13、右が新VAIO S11。天板の素材が違うため、構造も違っている。ただ、パット見はあまりわからない


▲左が新VAIO S13、右が現行VAIO S13。アンテナ部分の切込み形状が違うのと、ロゴもひと回り小さくなった。ヒンジ部分のゴム足の位置、サイズも変わった

ディスプレイを開くと、S11同様アルミ製のパームレストが現れます。キーボード部とパームレスト部が分割されていた現行S13に比べ、スッキリした印象でスタイリッシュな雰囲気も醸し出しています。アルマイト染色も施されており塗装が剥げにくい配慮もうれしいですね。


▲左が新VAIO S13、右が現行VAIO S13。アルミフラットのパームレストは、スッキリしていてスタイリッシュ感がある


▲電源もLEDが光る部分だけのボタンに

また、1枚板のアルミの採用と、キーボード部の内部強化により、キータッチ時のたわみを少なくしています。キータッチの音も高域を抑えたことで、耳障り感をなくしていて、かなり静かになっています。タッチ感は従来とほとんど変わりません。USキーが選択できますが、S11のようなホワイトキートップは、ボディ色にホワイトがないため用意されていません。

▲内部構造の見直しもあり、タイピング時のたわみ感が少なくなった。また、キータッチ音はかなり抑えられているが、打鍵感は変わらない気持ちのよさ

チルトアップヒンジ構造により、キーボード面が打鍵しやすい角度にチルトアップされますが、現行S13より少し角度がつくようになりました。最薄部は現行S13より1.8mmほど厚くなったのですが、チルトアップしたとき手前のパームレストの高さは現行S13より0.9mmほど低くなっています。この机とパームレストの高さが低いと、手のひら絵の圧迫が少なくて済むのでより打ちやすく感じます。


▲左が新VAIO S13、右が現行VAIO S13。最薄部は1.8mmほど厚くなっている


▲左が新VAIO S13、右が現行VAIO S13。最厚部は従来と変わらないがヒンジ部分が見直されていることが分かる




▲左が新VAIO S13、右が現行VAIO S13。ディスプレーを開いたとき、手前側はより低くなっている


▲奥が新VAIO S13。チルト時の傾斜角も少し大きくなり、キーボードが打ちやすくなった印象

タッチパッドは、従来から2ボタン式でしたので変わりませんが、ボタンのクリック音はより静かになっています。またタッチパッド部は高精度のものに変更されています。タッチパッドの位置もキーボードのホームポジションに合わせてあるのは従来通りです。


▲2つボタンは継承され、タッチパッド部はより高精度のものになった

指紋センサーの搭載はS11と同様でタッチ式を採用。非搭載の選択もできますが(USキーボード選択時は不可)、Windows Helloに対応しており、ログイン時のパスワード入力の手間が省けるため、指紋センサーありがオススメです。


▲指紋センサーは、タッチ方式を採用。指を滑らさなくていいのでスマートフォンのよう

ディスプレーは、タッチパネルモデルを廃止し、アンチグレア液晶のみになりました。ちなみにS11は低反射コート液晶と表面処理が違います。解像度はフルHDのママ。S11の画面サイズならフルHDでもいいと思いますが、13.3インチだともう一声欲しいところ。一昔前なら十分広い解像度だったのですが、いまはより解像度の高い製品も増えてきています。ビジネス向けとしては不要と判断されたようですが、「快」を追求するなら、より高い解像度を選択肢として用意してくれると、個人用途なら選択する人が多いのではと思います。

▲画面はとても見やすいが、もう少し解像度の高いモデルも欲しいところ。VAIO Zとの差別化なのか、バッテリーの持ちを優先したのか理由は定かではないが、個人向けには絶対必要だと思う

インターフェースは、VGAにHDMI端子、USB3.0×3(うち給電機能付き1つ)、ギガビットLAN、SDメモリーカードリーダーと現行S13を踏襲しています。LAN端子は、コネクター部のツメが折れた場合でも外せるよう、新たに穴を設けています。これはユーザーからの声を反映したものだそうです。

▲上が左側、下が右側。セキュリティーロック用の穴が付いたのと、ヘッドホン端子の位置が右側から左側へ移った


▲LANケーブルのコネクターにあるツメは結構折れやすい。これが折れたとしても、穴から針金などで押すことでケーブルが外せるようになった

新たに搭載されたSIMフリーLTEモジュールは、S13のモバイル性を加速させるでしょう。S11に搭載されていた従来のモジュールより受信可能周波数帯はかなり増え、ドコモやau、ソフトバンクのLTE通信に対応しています。

キャリアアグリゲーションにより下りは最大450Mbpsが可能となり、機能的に大幅バージョンアップしています。Wi-Fiも11acのMU-MIMOに対応することで、対応アクセスポイントでの通信では、複数機器で同時アクセスしていても速度低下が抑えられます。アンテナの配置を変更したことで若干電波感度も良くなり、近所のWi-Fi電波をより多く捉えるようになりました。


▲S13にも内蔵されたLTEモジュールにより、SIMスロットを装備。サイズはmacroSIMで現行のS11と変わらない

Window 10のデータプラン対応のSIMが同梱されるのもS11と同様で、LTEモジュール内蔵することでネット環境が変わることをすぐに体感できます。このSIMに関しては、下記の記事をご覧ください。

新VAIO S13にもLTEモジュール搭載で、モバイルPCの選択肢が増えた。速攻レビュー

今回試用したモデルは、CPUにCore i3-7100U(2.4GHz)、4GBのメモリー、SATA SSD 128GBストレージを搭載した製品だったので、ベンチマークの掲載は控えます。起動も速く、普通に使うぶんには何のストレスも感じませんでした。

バッテリー駆動時間は、公称で現行S13の9.8~10.5時間から11.7~12時間とかなりアップ。それでいて重量は現行S13と変わらず1.06kgなので、モバイルPCとして利用するには十分な性能でしょう。


▲新VAIO S13の内部構造

価格は、ソニーマーケティング扱いだと10万4800円(税別)から。全体的に見ると、外観はディスプレイを閉じた状態だとあまり変化はありませんが、パームレスト部がアルミに変わっただけでだいぶ印象が変わりました。

SIMフリーLTEモジュールを搭載したことで、モバイル性がぐんと上がり、モバイルPCとして若干キーボードが狭いS11よりこのS13を選ぶというのもありでしょう。

耐荷重150kgfや90cmからの落下、ペンはさみ荷重など様々な試験をクリアし堅牢性は高く、さらに今回PC動作中に150ccの水をキーボードに流しても3分間は動作するという試験も実施。実行中のファイルを保存して電源を落とせるだけの余裕があるので、万が一のときも安心して利用できるはず。

S13はLTEモデルでも発売日が変わらないのでいち早く手に入れられるし、VAIO Pro 13を使っていたユーザーなら、即買い換えしてもいいのではないでしょうか。


▲水をかけても3分間は電源が落ちない(ショートしない)構造になった。これはS11も同様。ただ水を掛けても大丈夫というわけではない

Gallery: 新VAIO S13 | 22 Photos





関連キーワード: lte, mobile, sim, vaio, vaio s, vaio s13
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