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iPhone・Android両対応AR/VR専用コントローラー「JC-VRR02VBK」発表会レポ:VR情報局

ふたつ使えば両手がAR/VRコンテンツ内に現われます

ジャイアン鈴木 , @giansuzuki
2017年10月3日, 午前11:01 in AR
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エレコムは10月2日、iPhone/Androidに両対応したAR/VR専用コントローラー「JC-VRR02VBK」を発表、10月下旬より販売を開始します。一般的なスマホ向け汎用VRコントローラーにはモーションセンサーは搭載されていませんが、本製品は6軸のモーションセンサーを搭載しており、狙って撃つ、刀で斬る、物をつかむなどの操作が可能です。今回のVR情報局では、「JC-VRR02VBK」の発表会レポートをお届けいたします。

「JC-VRR02VBK」は、2軸(X・Y)のアナログスティック、6軸のモーションセンサー(加速度、ジャイロ)、6ボタン(トリガーボタン、アナログスティック、APPボタン、HOMEボタン、音量アップボタン、音量ダウンボタン)を備えたAR/VR専用コントローラーです。本体サイズは149×89×46mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約56g(乾電池を除く)。単4アルカリ電池2本で約75時間駆動します。


正面には2軸(X・Y)のアナログスティック、APPボタン、HOMEボタンが配置


右側面には音量アップボタン、音量ダウンボタンを用意


左側面には電源スイッチが配されています。未使用時は電源をオフにして、意図せぬバッテリー消費を防げます


背面


電源には単4アルカリ電池2本を使用します

本製品最大の特徴は、ワンダーリーグがAR/VR用モーションコントローラーのために開発した「ヴルームSDK」に対応していること。このヴルームSDKを利用すればiPhone、Android向けに、モーションコントローラーを使用するAR/VR用コンテンツが開発可能となります。

ブルームSDKはiOSのAR開発フレームワーク「ARKit」に対応しており、また、今後Android用に正式リリースされる予定のAR開発フレームワーク「ARCore」にも対応予定です。

「JC-VRR02VBK」は2台までスマートフォンに接続可能で、またARKitやARCoreでは空間認識が行なえます。つまり「JC-VRR02VBK」と「ヴルームSDK」を組み合わせることで、空間を歩き回れる両手を使ったAR/VRコンテンツが実現できるわけです。


1台のスマホに2台のコントローラーを同時に接続可能です

発表会では、「JC-VRR02VBK」の発売と同時に無料で配信予定の銃と剣で戦うアクションゲーム「ARロボットバトル」、インテリアカスタマイズアプリ「DOORS」の体験会が開催されました。


アクションゲーム「ARロボットバトル」


インテリアカスタマイズアプリ「DOORS」

「ARロボットバトル」のデモはなかなか楽しい体験でした。現実空間に敵であるロボットが出てくるのは臨場感がありますね。コントローラーの操作感も悪くありません。6軸のモーションコントローラーなので手の位置を調整することはできませんが、剣を振り下ろす動作などをすれば、ゲーム側が補正して上段斬りとしてゲーム内に反映されます。正確に手の動きはトレースできなくても、AR/VRコンテンツ内でさまざまなアクションを実現できますね。

コントローラーとは関係ない部分の要望としては、欲を言えば現実空間の地形を生かしてほしいところです。たとえば廊下からロボットが侵入してきたり、テーブルに隠れていたロボットが急に立ち上がったりしたら、臨場感はさらに増すでしょう。

さて、前述の通り「JC-VRR02VBK」のモーションセンサーは6軸(加速度、ジャイロ)ということで、Gear VRやDaydreamのコントローラーの9軸モーションセンサー(加速度、ジャイロ、地磁気)よりセンサーがひとつ足らないわけですが、ゲーム体験としてはあまりその差を感じませんでした。

もちろん地磁気センサーを搭載していればどちらを向いているのか正確に検出できるわけですが、少なくともゲームを1ステージプレイしている間に、コントローラーで指している方向とカーソルのズレが、ゲームに支障をきたすほど大きくなることはありません。ゲーム内でコントローラーの方向をさりげなくキャリブレーションするイベントを用意すれば、地磁気センサーのない不利はカバーできそうです。


コントローラーが実際に指している方向と、AR/VRコンテンツ内のカーソルが多少ずれていても、コンテンツ体験中に気になることはありません。多少のずれは体験者が無意識に補正するようです


ケーブルなしのAR体験はやはり身軽ですね。

さて、「JC-VRR02VBK」と「ヴルームSDK」のコンビにはいくつか課題があります。まずはコンテンツのラインナップです。「JC-VRR02VBK」と「ヴルームSDK」に対応したコンテンツは、月5本程度継続的にApp StoreやPlayストアでリリースされる予定とのことですが、今回の発表会で体験できたのは「ARロボットバトル」と「DOORS」のみです。

アプリ制作参画企業は13社と発表されていますが、現在のところどのぐらいのクオリティーのタイトルがどの程度揃うのかは未知数です。


対応アプリケーションは、ワンダーリーグ、メガハウス、Sony Digital Entertainment、BLUE PRINT、ダズル、SAT-BOX、インタラクティブブレインズ、UPPERIDGE、VR IMAGINATORS、Zinossoft、Gugenka、EXPVR、x10studioからリリースされる予定です

また、iPhone、Android両対応が謳われていますが、現時点でAndroid用「ARCore」は「Google Pixel」、「Pixel XL」、「Samsung Galaxy S8」のみで動作する初期プレビュー版しかリリースされていません(10月2日時点)。そのため当面Android用にリリースされるコンテンツはVRに限定されます。

とは言え対応スマホに加えて、税込み7,279円の「JC-VRR02VBK」と、1500~3000円程度のVRゴーグルさえ用意すれば、モーションコントローラー付きのAR/VR環境が整うのですから、コスト的にはリーズナブルです。有力なAR/VRプラットフォームへと成長することに期待したいところです。


関連キーワード: AR, arcore, arkit, ELECOM, vr
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