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「10年前はガラケーで十分と言われていた」AIスピーカー懐疑論にLINE舛田氏が反論

強みは赤外線・7000万のLINEユーザー

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI)
2017年10月5日, 午後06:30 in line
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AIスピーカーは本当に普及する? そんな懐疑的な見方にLINEの舛田淳氏(取締役CSMO)が反論しました。

AIスピーカーは、会話形の人工知能を搭載したホームデバイスです。声で家電を操作したり、ニュースや天気予報を声で読み上げることが可能。スマホの次を担う新時代のデバイスとして注目を集めており、LINEの「Clova WAVE」やグーグルの「Google Home」、アマゾンの「Echo」など、日本でも新製品が続々登場しています。

「スマホは日本では普及しないと言われていた」

一方で、普及には懐疑的な見方もあります。AIスピーカーの機能はスマホですでに実現している、といったものから、日本人は機械に話しかけることを恥ずかしがる、といったものまでさまざまです。

これについて舛田氏は「長らく続いたGUI(グラフィカルインターフェース)の時代から、VUI(声によるインターフェイス)への移行が始まっている」と指摘。さらに「AIスピーカーがスマホと同様のプラットフォームとなり、その上でさまざまなサービスやコンテンツが展開されるようになる」と述べたうえで、次のようにコメントしました。

「10年前にスマートフォンが登場した時も、日本ではより高機能なガラケーがあるから普及しないと言われていた。でも、やはり良いものなので広がっていった。使ってみたらやっぱり良いものだった。それがプロダクトが普及する本質だと思っている。(中略)我々は、一部ではなく一般の家庭に私どものプロダクトをどう普及させるか、そのことにしか興味がない。そのためのさまざまな施策を打っていく」(舛田氏)

強みは赤外線・7000万のLINEユーザー

なおAIスピーカーを巡っては、前述の通り「Google Home」や「Amazon Echo」など海外勢が続々と日本に参入。競争が激化する兆しを見せています。

それらと比較したClova WAVEの強みについて舛田氏は「日本の住環境やユーザーの状況を、我々が最も正しく捉えることができる」点を挙げます。





また、日本では赤外線リモコンで操作する家電製品がまだまだ多いことを念頭に、Clova WAVEでは赤外線リモコンを内蔵し、エアコンや照明などの従来からある家電も声で操作できるとアピール。確かにGoogle HomeやAmazon Echoは赤外線には非対応なため、この点はアドバンテージと言えそうです。

また「LINEの7000万人のユーザーが毎日使っていただきやすいように、(Clova WAVEの)スキルを考えるのが強み」と述べ、7000万人を抱えるLINEとの連携が強みになるという認識を示しました。

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