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ソニー初の完全ワイヤレス「WF-1000X」レビュー。フィット感高くノイズキャンセルで集中。動画音声は遅延

場所によっては途切れもあり

くんこく(Kunkoku)
2017年10月10日, 午後01:45 in AV
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ソニーから、自社では初となる左右独立型タイプの「WF-1000X」が登場したので早速使い勝手などをレビューしてみましょう。

ケーブルのない左右独立型のイヤホンは既に各所からも登場していますが、「WF-1000X」はワイヤレスに加えてノイズキャンセリング機能を併せ持っていることが最大の特徴です。

「WF-1000X」をみると、まさに耳に装着するドライバーが左右にそれぞれひとつづつ。

筆者も片耳に装着するタイプでは「Xperia Ear」を使ったことがありましたが、一番の不安要素は、両耳に入れても安定してくれるのか?ということでした。

耳の穴に入れただけで保持できるのか、それこそ落としたらショックが大きすぎます。

実際に「WF-1000X」をはめてみると、おや思っていた以上にとてもフィッティングが良い印象です。

おもいっきり首を振っても、ジャンプしても外れてしまいそうになることもなく、両耳に入れてしっかりくっついてくれてると完全にフリーになった感覚を味わえます。

イヤーピース部分をよくみると、一般的なカナル型イヤホンに比べて耳に差し込む部分が長くなっています。

さらに装着性をアップするために、ドライバーの根元部分に付いているフィッティングサポーターというものが、ちょうど耳の内側にひっかかるようになっており、これがあると安定感が増しています。

耳の形は個人差があるため、それを補うために形の違うイヤーピースとフィッティングサポーターが最初から付属。

通常のイヤーピースと較べて明らかに長くなっている「ハイブリッドイヤーロングピース」 がサイズごとにSS/S/M/Lの4種類と、硬度の違うシリコンゴムに独自開発のシリコンフォーム素材を組み合わせた「トリプルコンフォートイヤーピース」が S/M/Lの3種類用意されています。

これらを上手く組み合わせて、自分の耳により装着性のよいタイプを選ぶことが、フィッティングに影響するところで、しっかりと耳の中で保持されることが当然ながら聴きごこちや遮音性にもかかわってくるので結構重要なところです。

また、付属のイヤホンを収納するケースにはバッテリー充電機能があります。

あらかじめキャリングケースを充電しておくと、イヤホンを収納して2回のフル充電ができるという、持ち運び時には重要なアイテムとなります。

イヤホンをケースから取り出すと、自動で電源が入って、それと同時に左右チャンネルのペアリングも自動で行われて使用できるようになります。

キャリングケースのもうひとつの役割として、利用したいスマートフォンなど初期のBluetothのペアリングをするさいに、NFCを搭載した機種とであれば簡単にペアリングすることができます。

ケースからイヤホンを取り出して電源が入った状態にしておき、キャリングケースの裏側にあるNFCマークと機器同士を近づけてペアリング完了。それ以降も、NFCを近づけるだけで、切断も再接続もワンタッチです。

「WF-1000X」は、6mm径のダイナミック型ドライバにCCAWボイスコイルやネオジウムマグネットを採用したカナル型タイプのイヤホンです。

再生周波数帯域は20Hz-20kHz。BluetoothのコーデックはSBCとAACの2つのみで、ソニーが推している転送量の多い高音質向けのLDACや、aptX HDなどは備わっていません。

バッテリーも持ち具合もノイズキャンセル機能を利用した場合で待受で最大8時間持つものの、連続音楽再生で最大約3時間というのは実用としては少し短い気もします。

この小さいイヤホンでも、操作系の物理ボタンが左右に1つづつ備わっています。

左側のボタンで、電源ON/OFF(2秒押し)、ノイズキャンセリングON、アンビエントサウンド(外音取込)、OFF。

右側のイヤホンにあるボタンで、電源ON(OFF時は左のみ)、再生(1回押し)、曲送り(2回押し)、曲戻し(3回押し)、着信時に受ける終話する(1回押し)といった動作ができます。

iPhoneの Siri や、Androidの Google Now といった音声アシスタントを呼出し(右側ボタンを2秒押し)といった使い方もできます。


また、スマホ専用のアプリ「Headphones Connect」をスマートフォンにインストールすると、より細かい設定ができるようになります。


ノイズキャンセリングをON/OFFと、外音のコントロールとして、音楽を聴きながらも周囲の音を取り込んですべてが聞こえる「ノーマルモード」と、騒音は低減しつつ人の声を取り込む「ボイスモード」の使い分けができます。

「音質モード(音質優先モード/接続優先モード)」の切り替えも選べ、「イコライザー」機能も10月中旬以降のアプリアップデートで対応になる予定です。

そして、非常に有効活用できるのが「アダプティブサウンドコントロール」という機能。

あらかじめ「止まっている時」、「歩いている時」、「走っている時」、「乗り物に乗っている時」の4つのシチュエーションから、それぞれ自分の好みにあわせて「外音取り込み」の状態を決めておきます。

すると、スマートフォンの加速度センサーから状態をよみとって、例えば、止まっているときは「ノイズキャンセリング」になり、歩くと「外音取り込み(ボイスモード)」、走ると「外音取り込み(ノーマルモード)」、乗り物にのっているときは「外音取り込み(ボイスモード)」といったぐあいに自動的に変化してくれます。

それぞれのシチュエーションにあわせて、ノイズキャンセリングの効力を自動的に切り替えてくれるので、なかなかに実用的です。

さて、入手してここ数日使ってみた印象ですが、まず耳へのフィット感はなかなか良く、動いても落とすかもしれないという心配いらずで使えるというのはとても快適です。

しかも、ノイズキャンセリングで静けさを手に入れられることもあって心地よく音楽に浸ることができます。

ただし、BluetoothのSBCコーデックを採用していることと、再生機器から左側、そして右側のヘッドセットへと音の通信の橋渡しをしているせいか音の遅延が気になりました。

楽曲をリスニングしているには違和感は少ないものの、例えば、動画を視聴した場合に人物のセリフの口の動きと聞こえてくる音声のズレが発生するので使い用途によっては遅延があるので注意が必要です。

また、こちらも普段使いでは起きないのですが、催し物会場のようなたくさんのワイヤレス電波が飛び交う場所では右側のイヤホンから音が途切れるという現象もありました。

電波混雑エリアから離れると解消するものだったので、シチュエーションによっては起きるケースとして認識しておいたほうがよさそうです。

バッテリーに関しては、イヤホン単独で音楽を聞き続けて公称値で3時間というのははっきり言って短い気がしますが、キャリングケースに入れさえすればいつでも充電できるので、通勤や通学などでの使い方であればほぼストレスはなさそうです。

さすがにこの小さいイヤホンに機能をこれでもかと機能を盛り込んでいるせいで、若干ツッコミどころがある「WF-1000X」ですが、それは事実あるので回避策を講じるとして、何よりも有線のわずらわしさから解放されるうえに、ノイズキャンセリングの威力が大きく、他のヘッドホンにはない快適さはなかなかのものです。

音楽をスタイリッシュに聴きたい層にピッタリのイヤホンではないでしょうか。


関連キーワード: AV, Bluetooth, EarBuds, EarPhones, sony, WF-1000X
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