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honorが続々と日本上陸 ファーウェイ次の一手はサブブランドの確立だ:山根博士のスマホよもやま話

ライカの次はhonorの本格展開へ

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2017年10月16日, 午前05:20 in Honor
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フラッグシップモデル「P10」「Mate 9」とほぼ同じ性能ながらも価格を押さえ、スタイリッシュなデザインに身をまとった「honor 9」を日本に投入したファーウェイ。いまや同社の顔である2つの上位モデルに匹敵する性能をもつhonor 9は、ファーウェイが日本市場を攻める3つ目の柱となる戦略的なモデルだ。

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最新モデル「honor 9」が日本でも発売

ファーウェイのスマートフォンはファーウェイのブランドで販売される「P」「Mate」「nova」などのメインシリーズに加え、「honor」(オーナー)名のサブブランドでも製品を展開している。海外ではこの2つを別のブランド、すなわち別のメーカー品として扱っている国もある。

honor 9発表会でファーウェイ・ジャパン、デバイスプレジデントの呉波氏は「honorはファーウェイとは別ブランドで展開していく」と、honorを独立した別製品として扱うことを強調した。これまでhonorシリーズはメインラインの下位モデルという位置づけでもあったが、honor 9の投入により別のブランドとしての位置付けを強化していくのだろう。


ファーウェイの呉波氏はhonorを別ブランドとして展開すると発表

新発売のhonor 9と既存製品のP10を比べると、両機の基本スペックはほとんど変わらない。モノクロ2000万画素+カラー1200万画素のダブルレンズカメラ、高スペックなチップセットKirin 960の搭載など、どちらの製品も中身に大きな差はないのだ。一方、本体の外観は大きく異なっている。オーソドックスな仕上げのP10に対し、honor 9は背面側のデザインを大きく変えた。15のレイヤー層をガラスで覆い、角を落としたエッジデザインの美しいルックスは、両者が全く異なるラインの製品であることを明確に表している。

ファーウェイは過去にもhonorブランドの製品として「honor 8」「honor6 Plus」を投入している。しかし、どちらもhonorという別ラインの製品としてではなく、メインラインの隙間を埋める製品であり、またMVNOの楽天モバイル向けの製品、という位置づけでもあった。

だが、honor 9は明確に別の製品、別のラインのモデルというアピールを強めている。販売するMVNOキャリアは4社に増え、楽天モバイル向けと言うイメージも払拭した。販売チャンネルを増やすことで、honorという製品のユーザー販路は大きく広がろうとしている。


過去のhonorは楽天モバイルのみが取り扱った

honor 9の定価は5万3800円。昨年のhonorの最上位モデルであるhonor 8の4万2800円よりも高く設定されている。これはhonor 9をP10やMate 9の下位モデルではなく、同じレベルのフラッグシップという位置付けにしているのだろう。P10の実売価格が6万円を切り始め、Mate 9も5万円台で買えることを考えると、honor 9は「5万円台で買える、ファーウェイ3機種目のフラッグシップモデル」となる。

この3機種は「ベーシックデザイン」「大画面」「スタイリッシュ」と異なるユーザーニーズに応えることができる。さらにこれらだけではなくP10とMate 9の中間サイズである「P10 Plus」も販売している。ファーウェイはハイエンドモデルを4機種も有しているのだ。ハイエンド端末嗜好の強い日本にはうってつけの製品展開がされていると言えるだろう。


P10 Plusも加えると日本のハイエンド製品は4機種になった

ところで海外に目を向けてみると実に数多くのhonor製品が販売されている。たとえば中国ではhonor 9を筆頭に、「honor V9」「honor 8青春版」「honor Note8」「honor play 6X」「honor play 6A」など約10機種を展開中だ。

関連記事:honor V9 中国で発表

しかも10月11日にはワイドディスプレイ採用の「honor 7X」も発表になったばかりである。つまりファーウェイブランドのPシリーズやMateシリーズとは無関係に、honorブランドのスマートフォンだけでも性能別に数多くのラインナップを提供しているのだ。各モデルは数字が高い方が高性能で、低くなるほど価格も安くなる。多数あるhonorシリーズもまずは型番を見ればだいたいの性能と価格がわかる。


中国ではhonorシリーズだけで10種類以上が展開されている

ファーウェイは今後日本市場でのプレゼンスをさらに高める考えであることは間違いない。そのためには製品数を増やす必要がある。呉氏が「honorは別ブランドで」と語ったのは、海外で豊富な製品数を誇るhonorシリーズの製品をこれから日本でも増やす、という意志の現れかもしれない。

たとえば日本では現在、低価格モデルとして「P10 Lite」などLiteを付けたモデルが展開されている。LiteモデルはMVNOでも人気の製品だ。それに加え海外のhonorの下位モデル、「6」「5」などのラインを投入すればユーザー数はさらに増加するだろう。

一方では大画面の「Note」など、ミッド・ハイレンジで特徴のある製品を出せば、ファーウェイに対するブランドイメージも高まっていくだろう。honorには過去にカメラが回転する「honor 7i」という面白い製品もあった。そしてこれらhonor製品を今後日本に増やしていくためには、「honorはPやMateの下の製品」ではなく、「メインラインとは別の、honorという独立したブランド」として展開する必要がある。

つまりhonor 9が高スペックかつ高価格で投入されたのは、ハイエンドモデルに強いファーウェイというメッセージを伝えるだけではなく、「honorシリーズの最上位モデル」という今後のhonorシリーズの展開拡大を示唆するものと考えたくなる。


honor 9は海外で新色が出ている。今後日本への追加投入もありうる

折しも10月12日にファーウェイは中国で新製品発表会の案内をリリース。12月25日にロンドンでhonor新モデルを発表すると発表した。情報を見ると全画面の新型モデルであり、honor 9とはまた異なる位置付けの製品だ。ファーウェイブランドとは別にhonor製品を展開するのであれば、この新型honorも日本登場が期待できる。

ファーウェイがグローバル市場で着々とシェアを高めているのはhonorというサブブランドを確立し、製品展開の層に厚みを持たせたからである。2017年第2四半期はアップルを抜いて世界シェア2位に躍り出た。市場ではこの歴史的な異変を「新型iPhoneの買い控え」と一言で判断する向きもある。だがファーウェイのシェア拡大は他メーカーの動きに起因しているのではなく、ファーウェイ自らの製品展開戦略が実を結んだ結果なのだ。日本にもぜひhonorの新製品を次々と投入し、市場を賑わせてほしいものである。


日本のhonor 9の発表直後に海外で発表されたhonor 7X。日本投入をお願いしたい。


関連キーワード: honor, honor 8, honor9, huawei, smartphone
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