Sponsored Contents

最新記事

Image credit:
Save

ヒト型ロボAtlasがバク宙をマスター、ソフトバンク傘下のボストン・ダイナミクスが動画公開

何か背負う仕事向きの名前

Ittousai, @Ittousai_ej
2017年11月17日, 午後01:30
494シェア
229
200
0
65

連載

注目記事

人気記事

本日限り!ポケモンGO、『なみのりピカチュウ』大発生は20日(土)正午から15時まで。初の #PokemonGOCommunityDay

本日限り!ポケモンGO、『なみのりピカチュウ』大発生は20日(土)正午から15時まで。初の #PokemonGOCommunityDay

Ittousai, 1月20日
View
中国、新疆ウイグル自治区で顔認識システム運用をテスト。指定地域から300m以上離れると当局に警告

中国、新疆ウイグル自治区で顔認識システム運用をテスト。指定地域から300m以上離れると当局に警告

View


ソフトバンク参加のロボット企業ボストン・ダイナミクスが、ヒト型二足歩行ロボット Atlas の新しい動画を公開しました。

かつてはヒモにぶら下がるようによちよち歩きしていたアトラスが、今回は人でも難しい足場から足場へのジャンプや、バック宙返りまで披露します。



ボストン・ダイナミクスの Atlas は電気を動力に油圧機構で動き、頭部のステレオカメラとLiDAR (レーザー版レーダー)で環境を認識するヒューマノイドロボット。

Atlasの前身にあたる PETMANは、米国防総省の予算で化学兵器・生物兵器から兵士を守る防護装備のテスト用として、人間の防護服やマスクを着けた状態でさまざまな運動をするマネキン的なロボットでした。



初期のPETMAN (『動画:Boston Dynamicsの二足歩行ロボ PETMAN』2009年)

Atlas に進化したのは2013年。米国の国防高等研究計画局DARPAが主催したヒューマノイド型ロボットのコンテスト Robotics Challenge に参加するため、細かな作業ができる両手両腕、環境を認識する各種センサなどを強化しました。


この時代のAtlas (Atlas DRC) は身長 約188cm、電池パック含む体重150kg、油圧式28関節、用途によって交換するモジュラー式アームなどを搭載。

DARPAが汎用ヒト型ロボットATLASを公開、12月に競技イベント実施 (2013年)





ヒト型ロボットAtlasが山野を自律歩行。BostonDynamics恒例「いじめタイム」にもめげず作業に励む (2016年)

さらに2016年に公開された次世代バージョン Atlas TNG では、やや小型になりプロポーションも変化。白い外装を装着して、屋外の不整地を自律歩行したり、ボストン・ダイナミクス恒例のいじめ(棒で突き倒される、蹴られる、拾おうとした荷物を動かされる)にもめげず挫けず仕事をこなせるようになりました。





今回の動画では運動性能がさらに進歩し、人間でも難しいような足場を伝うジャンプや、高い垂直跳び、宙返りまでできるようになりました。2013年によちよち歩きだったことを思えば恐るべき進歩です。

メーカーのボストン・ダイナミクスは、2013年にGoogleが買収。当時はAndroidの父ことアンディ・ルービン率いるロボット部門に勢いがあった時代で、日本を含む各国のロボットベンチャーを次々と買収していました。

Google、歩行ロボットのボストン・ダイナミックスを買収。四脚BigDog やヒト型Atlas の開発元(2013年)

しかしそのルービンもGoogleを去り、ボストン・ダイナミクスも「短期的に利益につながる見込みがない」として身売りされ、ソフトバンクが傘下に収めます。

ソフトバンク、GoogleからBoston Dynamicsを買収。ロボット事業取得で生活を快適化へ(2017年6月)

買収発表での孫正義社長コメントは、「人間の能力では解決できない数多くの課題が存在する。スマートロボティクスは情報革命の次のステージの重要な推進役」「ロボティクス分野を発展させ、生活をより快適化させることができような活用方法を探求し続ける」。

災害時など特殊な状況を除き、まだ「人間用の環境で、人間用の道具を使い、人間と協調して動ける」が優位を発揮するには至っていませんが、街中でPepper がうなだれていても誰も気にしない現実を作ったソフトバンクならば、工業用ロボットや設備ではなくヒト型のアトラスがうろうろする未来を強引に実現してくれるかもしれません。

494シェア
229
200
0
65

Sponsored Contents