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『Star Wars バトルフロントII』本日発売。土壇場で課金アイテム販売を中止

落ち着いた頃に再開予定

Ittousai, @Ittousai_ej
2017年11月17日, 午後08:30 in Battlefront
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映画『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』公開を控えたこの冬、一番の大作スター・ウォーズゲーム、『Star Wars バトルフロントII』が一般発売を迎えました。対応プラットフォームはPC、PS4、Xbox One。

前作『Star Wars バトルフロント』で好評だった豪華なグラフィックや多人数オンライン対戦は進化させつつ、絶不評だった『世界に浸ろうにもまともなシングルキャンペーンがない』を反省して、帝国の視点からこれまで語られなかったストーリーを体験できる本格的なキャンペーンモードが大きな目玉のひとつです。

最近の大作ゲームの例に漏れず、ランダムで強化アイテムやキャラクターが手に入るガチャ的なシステム「ルートクレート」(戦利品ボックス)を採用しており、引くにはゲーム内で稼げる「クレジット」か、リアルマネーで購入する「クリスタル」が必要になる、ゲーム内課金制でもあります。

しかし開発元のDICE は一般発売のわずか数時間前になって、このゲーム内課金システムをすべて停止した状態でサービスを開始することを明らかにしました。実際に開始してみると、先行アクセスでは使えたクリスタルの購入メニューが空白になった状態です。

基本無料ではなくデラックス版1万584円、スタンダード版6264円のフルプライス作品ではあるものの、収入源になるゲーム内アイテム課金を発売前の土壇場で無効化するのは極めて異例といえます。




メーカー DICE の声明によれば、課金システムの停止はベータや先行アクセス参加者を含むプレーヤーからの、ゲーム内購入をしたプレーヤーが不当に優位になるのでは、との懸念に対応するため。

バトルフロントIIのゲーム内購入は「クリスタル」と呼ばれるゲーム内通貨を購入する形式で、クリスタルは3種類あるクレート(ランダムでアイテムやコレクション要素が入ったプレゼントボックス)を引くためにだけ使える仕組みでした。

クレートはすべてゲーム内での進行や勝利に応じて稼げるもうひとつのゲーム内通貨「クレジット」でも引けるため、有料のクリスタル購入だけの優位性はなく、どちらかといえば時間短縮だけのシステムでした。


しかしバトルフロントIIでは、今回のゲーム内購入停止よりも前に、これまたプレーヤーからの批判を受けてキャラクターアンロックの価格を75%オフに改定するなど、先行体験したプレーヤーや購入検討層からの注目が非常に高くなっていました。

「75%オフ」事案は、一部のプレーヤーがベータ期間に稼げたクレジットの額から試算して、ルーク・スカイウォーカーやダース・ベイダーといった看板キャラクターをマルチプレーヤーで使えるようになるには、一体につき約40時間も必要になる、極端に時間を費やせるプレーヤーしか楽しめないのではないか、いくらなんでも設定がおかしい、と批判があったことが発端。

DICEがこれに対して「達成感とプライドを持ってもらうために高く設定した」といった内容の返信をしたところ、間借りして公式フォーラムを設置してきた巨大掲示板 Reddit の歴史上もっともマイナス評価をつけられたコメントになりました。

慌てたDICEは、アンロックを含めゲームのバランスは常にフィードバックを受けて調整してゆく方針であり、反響で多くのことを学べたとして、クレジットでアンロックするキャラクターを突然一律75%オフ、たとえばルークは6万クレジットから1万5000クレジットへ、シングルキャンペーンの主人公である新キャラ アイデン・ヴェルシオは5000クレジットへと変更する対応で火消しを図っていました。

今回の、発売数時間前にしてゲーム内購入を全停止するという対応は異例ですが、完全に売り切りスタイルに切り替えたわけではなく、今後なんらかのタイミングでゲーム内購入を復活させることも明言しています。



アンロックやクレートの排出アイテムを含め大きな調整が必要ならば、うっかり有料で販売してから価値を大きく変更して購入者から訴えられたりするよりは、まずは一般発売から様子を見て、ゲーム内のエコノミーが掴めたところで、プレーヤーから反感を買わず利益も確保できる仕組みとして再導入すると考えれば妥当な対応です。

あまりゲームをする時間がないから有料でも時短してコンテンツを楽しみたいプレーヤーにとっては微妙なところですが、アイテム課金に抵抗のあるプレーヤーにとっては、ゲーム内での勝利や費やした時間だけで格差ができる、ある意味昔ながらのシステムでのスタートになりました。

なにやら騒がしい発売となりましたが、ゲーム自体の評価は概ね好評。特に今回の目玉であるシングルプレーヤーキャンペーンは、提督を父に持つ生粋のエリート軍人である若き女性特殊部隊隊長アイデン・ヴェルシオを主人公に、第二デス・スターが爆発し帝国が決定的な敗北を被るエンドアの戦いから物語が始まるという、非常に魅力的な内容。

映画をなぞるのではなく、エピソードVIの終盤から語られたことのない物語が展開する内容で、ルークやレイア、ハン・ソロをはじめ映画でお馴染みのキャラクターや舞台もしっかり登場します。

多人数のオンラインマルチプレイに気後れする、単にスター・ウォーズ世界に浸りたいファンにとっても、シングルやアーケードモードだけでも勧められる完成度です。

(ただし、中身は本格的な三人称視点・一人称視点シューティングで三次元ドッグファイトもあるため、アクションゲームに不慣れな場合は苦戦するかもしれません。)



蛇足の余談ながら、『スター・ウォーズ』ではかつてあらゆるメディアで外伝や異聞やスピンオフが乱造され、互いに矛盾する設定を誰も把握できなくなった反省を活かして、ディズニー移籍後はこれまでの外伝をまとめて全部伝説の「Legends」扱いとしてなかったことにするとともに、以降の作品はゲームでもTVシリーズでも小説でもすべてストーリーグループによる監修のもと、スター・ウォーズ世界でのカノンすなわち正伝として扱う姿勢です。

つまり今回のバトルフロントIIのストーリーも、何でもありのゲームだけ無礼講IFではなく、『ローグ・ワン』や『最後のジェダイ』などと同じく正式な「史実」扱い。(そもそもディズニーの宇宙おとぎ話に史実もへったくれもありませんが、それはそれとして)。

その場限りのIFだとつまらない、とは限りませんが、少なくともそれなりに正統なスター・ウォーズ ストーリーとして力の入った物語であることは確かです。

追記:Wall Street Journal によると、急な決定にはスター・ウォーズをライセンスするディズニー側から、EAに自体の収拾を求める要望があったことが原因とのこと。

関連キーワード: battlefront, dice, ea, ps4, star wars, starwars, xbox, xboxone
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