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Android、位置情報サービスOFFでも基地局IDをGoogleに送信。11月末までに修正予定

「これぐらいいいでしょ?」感が透けて見えるのが問題か

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2017年11月23日, 午前10:00 in google
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Android、iOSに関係なく搭載されているスマートフォンの位置情報サービス。ポケモンGOなど一部のゲームやアプリでは必須のサービスではありますが、電池持ちが悪くなる、あるいはプライバシー上の懸念などから無効にしている人もいると思います。

しかし、Androidは位置情報サービスを無効にしていても、近くの基地局ID(Cell ID)をGoogleに送信していたことがオンラインメディア Quartzの調査により発覚しました。Quartzからの指摘に対しGoogleは事実を認め、11月末までに基地局IDを送信しないよう修正するとのことです。

Googleは2017年1月から、メッセージ配信の速度とパフォーマンスを向上させるために基地局IDの利用を検討し始めたとのこと。どのような仕組みを考えていたのかは不明ですが、実際にはこのデータは利用されることはなく、そのまま破棄していたとGoogleは主張しています。

なお、データを送信していたのは特定の端末ではなく、すべてのAndroid端末が対象になっていたようです。また、SIMを挿していない端末でも基地局とは通信しており、WiFi接続のタイミングで基地局IDを送信しているとのこと。

送信されていたのは端末内の情報ではなく、端末が接続している基地局IDのため、プライバシー的な懸念はさほどないとも言えるのですが、端末が接続している複数の基地局IDを利用すれば、三角測量の要領で端末の大まかな位置を絞り込むことが可能。このため、政府関係者など何らかの理由で現在位置を知られたくない人には大きな問題となり得ます。

さらに問題なのは「位置情報をオフにする」というユーザーの意思に反して、位置情報(基地局ID)を収集していた点です。

Googleのプライバシーポリシー「現在地情報」のセクションには下記のように記載があります。

Google サービスをお客様がご利用になる場合、Google は、お客様の現在地に関する情報を収集して処理することがあります。Google は、IP アドレスや GPS の他、各種センサーから Google に提供される近くの端末や Wi-Fi アクセス ポイント、基地局に関する情報など、さまざまな技術を使用して現在地を判定します。

ここには、位置情報サービスを無効にしていた場合に現在地収集するかどうかまでは書かれておらず、Googleが明確にプライバシーポリシーに違反していたとも言い切れません。しかし、「位置情報をオフにする」選択肢が与えられている以上、無効にできると考えるのが自然でしょう。

すぐに修正されるとのことですが、利便性のためならユーザーの意思は無視して構わないとも受け取れる内容だけに、しばらくは厳しい目が向けられるかもしれません。

ちなみに、Googleが位置情報関連で問題を起こすのはこれが初めてではなく、2011年にもユーザーに無断で位置情報を収集していたことが報じられています(この時はAppleも同様に位置情報を収集していていました)。


Source: Quartz
関連キーワード: android, cellid, google, location, mobile, privacy, smartphone
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