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フォルクスワーゲン ID.R、ニュルのEV記録を40秒も短縮。6分5秒336の驚速タイム

ドライバーはル・マンを3度、ニュル24時間を4度勝ったレジェンド

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年6月7日, 午前09:00 in Transportation
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フォルクスワーゲンの最速EVプロトタイプカー「ID.R」が、ニュルブルクリンクの北コース「ノルドシュライフェ」でタイムアタックを敢行し、従来のEV記録であるNIO DP9の6分45秒990を約40秒も上回る圧倒的なレコードタイム6分05秒336を記録しました。

ステアリングを握ったのはパイクスピーク・ヒルクライムでもID.Rでレコードをたたき出したロマン・デュマ選手。ル・マン24時間レースを3度、ニュルブルクリンク24時間レースを4度制したレジェンド・ドライバーは、2018年にID.R Pikes Peakを駆ってパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムを制圧した後、グッドウッド・フェスティバルのヒルクライムレースでもEV記録を更新しています。

その後ID.R Pikes Peakは車体にモディファイを施し、ヒルクライム用からグリーン・ヘルと呼ばれるニュルの森に合わせた新生「ID.R」へと生まれ変わりました。さらにタイヤもミシュランからブリヂストンへスイッチ。万全の体制でノルドシュライフェへと乗り込みました。

Gallery: Volkswagen ID.R - Nürburgring | 5 Photos

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タイムアタックの様子はその一部始終が空撮とオンボードカメラの映像で捉えられており、高速区間では時速250km台で狭くバンプの激しいコースを駆け抜けて行きます。名物のバンク状ヘアピンコーナー「カルーセル」では、速度を維持して外側のラインを走行、バッテリー残量が低下してくる最後の直線区間でも時速250kmを記録し、見事6分05秒335のタイムでフィニッシュラインを突破して見せました。

デュマ選手は「ノルドシュライフェの記録保持者になることは、私にとってとてつもない誇りです。私にとってここは世界で最も最高な、そして最も難しいトラックです。ここで素晴らしい仕事をしてくれたフォルクスワーゲンモータースポーツのチームに感謝します」と完璧なラップの感想を述べました。

フォルクスワーゲンモータースポーツのディレクター、スヴェン・スメーツ氏は「この素晴らしい成功はフォルクスワーゲンのエンジニアによる綿密な準備、テストチーム全体による完璧な作業のたまものです」と自画自賛しつつ「そしてもちろん、ロマン・デュマ選手による完璧なドライビングパフォーマンスによってもたらされた結果です」とレジェンドへの讃辞を忘れません。

さらにチームのテクニカルディレクター、フランソワ=ザヴィエ・ドゥメゾン氏は「シミュレーターとコースの広範なテスト走行によって、ID.Rをノルドシュライフェのユニークな特性にわずか5か月で適応させることができました。特にシャシー調整、エネルギー管理や最適なタイヤの選択が記録への挑戦で焦点になりました」と述べています。

さて、パイクス、グッドウッド、ニュルとたった12か月で3つの新記録を打ち立てたID.R、次の挑戦があるのならば、どこに狙いを定めるのかが気になるところです。

ちなみに、ニュルブルクリンク北コースの全体の最速記録は、フォルクスワーゲングループの一員であるポルシェがFIA世界耐久選手権(WEC)用に開発したLMP1マシンをニュル向けに改造した、ポルシェ919 Hybrid Evoによる5分19秒546。ドライバーは2010年にロマン・デュマとともにル・マン24時間レースを制したこともあるティモ・ベルンハルトでした。




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