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「Nintendo Switch Lite」実機インプレッション──ゲーム機史上最高にキュートな一台

ただし、より洗練された携帯性を得るために、多くを諦める必要があります

Engadget US(翻訳:石井徹)
2019年8月31日, 午前11:30 in SwitchLite
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8月30日に予約が開始された「Nintendo Switch Lite」。ファミコン世代からゲーム機を見続けてきた米Engadget シニアエディターのDevindra Hardawarによるレビューをお届けします。

Switch Liteは、Nintendo Switchの小型ポータブル版。洗練されたポータブルゲーミング体験と引き換えに、ドッキングモードとポータブルモードをうまく「スイッチする」、Switchのキモだった機構をあっさりと捨ててしまっています。

このレビューでお伝えしたいことを要約するなら、Switch Liteはポケットに収まるSwitchそのもので、それだけで多くのゲーマーにとっては信じられないほど魅力的です。そして、嬉しいことに、とても愛らしい仕上がりになっています。

Gallery: Nintendo Switch Lite hands-on | 14 Photos

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愛すべきNintendo Switchですが、据え置きゲーム機と考えると、その処理性能は妥協がみられます。CPUにNVIDIAのモバイル向けプラットフォームを搭載したため、PS4やXbox Oneと比べるとどうしても性能で劣る部分があります。そして、Switchの大画面と取り外し可能なコントローラーは、携帯モードでは少し扱いにくかったのも事実です。その点、Switch Liteは最初から携帯ゲーム機として設計されているため、外出先で多くのゲームをプレイしたい人にとっては、より理想的なかたちであると言えます。



Switchの携帯モードで遊びつくしてきた人にとって、Switch Liteの持ち心地は、満足しない方が難しいでしょう。Switchよりも大幅に軽く、コントローラーが外れないため、より頑丈さが増しているように感じられます。例えるなら、Switchと強化版ニンテンドー2DSの合いの子のような感じです。そして、ルック&フィールもかわいらしいという珍しいゲームコンソールです(ピカチュウの黄色は特にかわいい!)。



Switch Liteの画面は5.5インチと、Switchの6.2インチよりも小さくなっています。それでも、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のような壮大なゲームでは、没入感が味わえます。筆者が気になったのは、この小さくなった画面でRPGの細々したテキストがきちんと読めるのかということ。すでにいくつかのSwitch向けRPGタイトルではちゃんと読むのが難しいくらい文字が小さい作品も存在します。

ディスプレイの発色は問題なく、屋内で見栄えがよく、十分な応答性も備えています。ただし、Switchと同様に、直射日光の下では見えづらく、暗すぎるためプレイには向きません。

いいニュースとしては、『スーパーマリオメーカー 2』や『マリオカート8 デラックス』では、大きなSwitchよりも快適にプレイできました。Switch Liteは人間工学に基づいた設計になっており、2つのアナログスティックはより間隔を詰めた配置になっています。これが効果的で、携帯モードでのプレイでのぎこちなさが軽減しています。

そして、素晴らしいことにSwitch Liteは4方向のボタンではなく、正真正銘の「十字キー」を備えています。これは特に、スーパーマリオメーカー 2で2Dの設計をする時に便利です。2D画面でキャラクターを素早く動かすには、アナログスティックよりも十字キーの方が間違いなく向いています。なにより十字キーには、ファミコンからWii Uに至るまで、任天堂のすべてのクラシックハードで親しんだ思い出が詰まっています。



もちろん、この愛すべきコンソールにも弱点はあります。コントローラーが取り外せないため、左右のJoy-Conを2人で持って使うような一部のSwitchゲームは、別売りのJoy-Conを購入しないとプレイできません。また、Switch Liteのコントローラーは赤外線モジュールも備えていません。HD振動も非搭載ですが、微調整されたバイブレーションを利用したゲームタイトルもほとんど存在しないため、これはさほど影響がないでしょう。

Switch Liteの最大の欠点は、ビデオ出力に対応しないことです。Switchならドッグを持ち歩かずとも、旅行先のホテルのテレビにケーブルを挿しこんで大画面で遊ぶことができますが、Switch Liteではそれができません。任天堂にとって、ビデオ出力はフル版のSwitchの優位点として残しておきたいのでしょう。

Switch Liteは上位版Switchより安いとはいえ、税抜1万9980円と、買うには多少の覚悟が必要かもしれません。家庭用ゲーム機で育った世代にとっては、「テレビでプレイできない」という能力を欠いたのは残念なことかもしれません。しかし、それでも筆者は9月20日の発売を前に、Switch Liteを2台目のSwitchとして購入しようかと悩んでいます。そう思わせてしまうほどにSwitch Liteはキュートすぎるのです。

Engadget US:The Switch Lite is the cutest console we ever did see





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