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スタンフォード大、薬剤師ロボットやIoTなど新技術満載の病院を新設。ネットワークは5Gへの更新も視野

AIで患者の安全を守る病室も

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年11月18日, 午後06:00 in Medicine
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スタンフォード大学が新しくオープンした病院施設は、ハイテク技術を積極的に採用しており、たとえば病棟ではベッドの脇に備え付けられたコントロールパッドで照明やエアコン、カーテン、テレビなどの操作が可能です。またスマートフォンアプリから医師を呼び出したり、病院に関する情報の案内を得たりすることもできます...と、ここまでならいまどきの病院ならどこにでもありそうな話ですが、この病院はそれだけでなく、携帯電話ネットワークのようにあらゆる機器を接続し、自動化を目指しています。

なかでも、最もわかりやすいのは薬剤師ロボットかもしれません。このロボットは、処方箋に応じて薬をピックアップすることで業務を軽減し、人間の薬剤師がより複雑な作業に時間を割けるようにします。ピックアップされた薬剤は、別のロボットが調剤ステーションへと運搬します。

搬送ロボットは薬剤を運ぶだけでなく、たとえば病棟の洗濯物をランドリーへ運んだり、ゴミ出しなども人間に代わってこなすとのこと。施設内ではロボットだけでなく、センサーなどIoT機器デバイスも多く活用され、内部ネットワークで接続されます。そしてこのネットワークを通じてスタッフや移動する機器の位置をリアルタイムで把握可能とし、作業効率の改善に活用します。

施設のネットワークは最大で12万台もの4Kストリーミングデバイスをサポート可能。スタンフォード大学は、この病院は将来的なアップグレードも視野に入れて設計しているとWall Street Journalに述べ、5Gワイヤレスネットワークへのアップグレードも対応可能。MRIやその他あらゆる医療システムもそれら新方式での相互接続に対応可能だとしています。

医師および看護師は遠隔から複数の患者のモニタリングが可能で、ナースコールもナースステーションでブザーを鳴らすのではなく、支給されるモバイル端末で確認することで病棟における騒音レベルを低減しています。また実験的に用意された2つの病室には、深度センサーと温度センサーをベッド脇に設置し、AIコンピュータービジョンによる患者の(主に安全性向上を目的とする)遠隔監視が可能になっています。

さらに患者向けのスマートフォンアプリMyHealthでは、治療に関わる病院スタッフや医師が院内にいるか不在かを知ることができ、担当の医師と連絡を取り合ったり、予約を入れたり、自身の医療記録を調べたりといったことが可能。広い病院内の道案内にも対応します。

なお、これだけの先進設備の投入にはそれなりのイニシャルコストがかかっているはず。スタンフォード・ヘルスケアのEric Yablonka CIOは、これが「技術のための技術」導入ではないことを強調、あらゆる面での自動化によって、病院で働く人々の生産性を向上させられるとしました。

さらに、大学は最先端の自動化によって生まれる病院の患者へのケアの質の向上と、経済的なメリットについて、新設された病院の事例から研究する予定としており、その結果は他の病院が同様のテクノロジーの導入を検討する際に有効な参考資料となりそうです。



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