ニコン、APS-C最上位D500発表。スマホ常時接続や153点AF、4K動画記録など新搭載

関根慎一 (Shinichi Sekine)
関根慎一 (Shinichi Sekine)
2016年01月6日, 午前 11:15 in d500
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ニコンは、デジタル一眼レフカメラ D500を発表しました。

APS-Cサイズ相当のセンサーを採用するDXフォーマット機の最上位モデル。2009年に発売したD300S以来、約6年振りの最上位製品であり、画像処理エンジンやAFシステムなどを現行機種からも刷新し、AF速度をはじめ、連写速度、高感度撮影性能の向上、スマートデバイスとの常時接続、4K動画記録などを盛り込んでいます。

撮像素子は有効2088万画素のCMOS。画像処理エンジンには新開発のEXPEED 5を採用しました。ISO感度を最大でISO164000まで拡張でき、常用感度として最高ISO51200を謳います。

また、単体で4K UHD(3840×2160)、30pの動画記録にも対応。上下、左右、回転方向のブレに対応する電子手ブレ補正機能などが利用できます。

AFシステムには新開発のAFセンサーモジュールを採用し、低輝度環境におけるAFの合焦性能を向上させています。測距点は153点で、このうち中央および周辺部計99点をクロスセンサーとしています。

また、ファインダー像の乱れを抑制する仕組みとして、ミラー駆動の急加速/減速に適したコアレスモーターとミラーバランサー、駆動アシスト機構を組み込みました。具体的には、ミラーアップ/ダウン完了直前での減速と、ミラー駆動の衝撃吸収によって、ファインダー像のブレを低減するとともに、シャッター押下時にファインダー像が消失する時間を短縮します。

連続撮影速度は旧D一桁シリーズ並みの約10コマ/秒を達成。カタログスペック上の連写性能面では、キヤノンのEOS 7Dシリーズに追いついた形となりました。

記録メディアはSDXCメモリーカードとXQDカードのダブルスロットを採用しており、デジタルスチルカメラとしては旧FXフォーマットフラッグシップのD4Sに続いて2機種目の対応になります。

スマートデバイスと連動する SnapBridge機能は、BluetoothとWiFiによって、D500で撮影した写真をデバイスへ直接送信します。同名の対応アプリを立ち上げてNFCで接続が可能です。なお、本機能は同時発表のD5では使用できません。

背面モニターは約236万ドットの3.2型チルト式タッチパネル。光学ファインダーは視野率100%で倍率は1.0倍。外形寸法は約147×115×81g。重量は約860g。

発売は3月。店頭価格は、ボディのみが26万円前後、AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRをセットにしたレンズキットが34万円前後の見込み。

先述の通り、DXフォーマットを採用したニコン製デジタル一眼レフカメラは、旧最上位機種のD300Sが2011年後半にディスコンとなり、中級機としてはD四桁モデルが継続的にリリースされたものの、長らくフラッグシップとしてのD300S後継機が待たれていました。

D300Sも、発売当時は手堅くまとまった性能で評価された機種でしたが、D500では高感度とAF性能が大きく進歩しているようです。特に高感度はISO51200を常用と謳っており、撮像エンジンが刷新された事も考えると、高感度の画質は現行機種からかなり改善されていることが予想できます。高感度画質はカメラの使い勝手に直結する要素の1つなので、実写作例を期待して待ちたいところです。
 

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