ヤマハが農業用「無人走行車両」の稼働試験を開始。人手不足解消になるか

収穫ドローンと連携すれば完全に人がいらなくなりそう

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2019年07月23日, 午後 07:30 in robotics
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yamaha Ground Vehicle
ヤマハ発動機株式会社は、農業用UGV(無人走行車両)の走行試験を2019年8月から開始すると発表しました。この走行試験は、静岡県浜松市の体験型テーマパーク『はままつフルーツパーク時之栖』で行われるもので、車両性能や自律走行技術の評価が目的です。

同社では、かねてよりロボティクス技術を活用した社会課題への取り組みを行っており、今回の農業用UGVもその一環。果樹園や畑で、運搬・除草・害虫駆除などを無人・自動で行う車両の開発を進めています。今回の走行試験では、園内のさまざまな場所で農業用UGVを走らせ、発進、停止、旋回、走破性といった基本性能を確認。また、画像処理技術や位置情報制御の確認といった、自律走行技術の評価も行います。

無人ヘリやドローンとの連携も今後の目的としていますが、こうした技術が進歩すれば、そのうち人の手を全く必要としない農園が登場しそうです。

ちなみに、AI搭載無人機の開発・販売を行う『Emi-lab』が、2019年5月に果樹農薬散布用としても使える小型自動運転無人車両の販売を開始しています。また、大型農業用機械では、クボタがGPS搭載の無人自動運転トラクターを開発。2019年内には市場に投入されるといわれています。実は農業用の無人機械の開発はかなり進んでいるのです。

日本の食料自給率は現在約38%ほどで、およそ50年前から半分近く減少しています(データ出典は『農林水産省』)が、その原因の一つは農業従事者不足だといわれています。こうした無人の農業用機械が進歩すれば、日本の自給率も回復するかもしれません。

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