NASAが月に水資源を調査するロボット「VIPER」を送ると発表

月面での生活が可能な量なのかを調査

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2019年10月29日, 午前 06:00 in space
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NASA
2019年10月27日(現地時間)、NASAは月の南極地点に水資源を調査するローバー型ロボットを送り込む計画を発表しました。打ち上げは2022年12月を予定しているとのこと。

このローバー型ロボットはVolatiles Investigating Polar Exploration Rover(通称:VIPER)と呼ばれるもの。中性子スペクトロメーターを用いて、地中内の湿った領域を探ります。サンプルは長さ1メートルのドリルで採取し、専用の機器で分析。そこで得たデータを地球に送信する、という仕組みです。

NASAでは、2009年に月の南極地点にロケットを衝突させる実験を行い、水や氷の成分を検出することに成功。今回の調査では、水や氷のより詳しい位置や性質のほか、どのくらいの水資源があるのかを調べます。

アメリカ政府は再び月に人類を送り、基地を建設する「アルテミス計画」を進めています。水資源の確保は基地建設・月面での生活において重要なミッション。仮に生活に不自由しないほどの豊富な水資源が見つかれば、人類の月進出が加速するかもしれません。

ちなみに、アルテミス計画を含むアメリカ政府の宇宙探索プロジェクトには日本政府も参加しています。2019年9月のJAXAとNASAの会合では、JAXAが月の周回軌道上に設置する小型宇宙ステーションの技術提供を行うと発表がありました。日本は浄水をはじめ「水」に関する技術にも長けているため、プロジェクトに大きな貢献ができるでしょう。
 

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