画面が割れても本体が壊れてもスマホ交換し放題!「4年間完全保証」のスマホってどんな製品?

現在はアメリカとカナダにのみサポート拠点

山根博士 (Yasuhiro Yamane)
山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2020年01月24日, 午後 01:00 in mobile
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teracube

スマートフォンの修理は意外とお金がかかるものです。Apple Careやキャリアの補償プログラムに入っていないと、画面割れだけでもかなりの額になってしまいます。スマートフォンは年々画面サイズが大型化していることもあって、落下などによる破損もしやすくなっています。

最近では海外でスマートフォンの画面交換保証をあらかじめつけて売りだすメーカーも出ています。ところが「いくら壊しても修理し放題」ともいえる、完全4年保証を謳うスマートフォンが出てきました。それが「Teracube」です。
teracube

Teracubeの主なスペックはSoCがメディアテック P60(Octacore 2.0GHz)、RAM6GB、ROM128GB。ディスプレイは6.2インチ2280x1080ピクセル。カメラはリアが1200万画素+500万画素、フロントが800万画素。バッテリーは3400mAhです。この手の無名メーカーの製品はスペックが中途半端なものが多いのですが、TeracubeはRAM/ROM容量も悪くなく、カメラも必要最低限ながらフロント画質を高めるなどがんばっています。

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背面に指紋認証センサーを搭載しているのも手を抜いていないところ。NFCも搭載されているのでGoogle Payなどにも対応します。なおOSはAndroid 9.0。LTEの対応バンドは1/2/3/4/5/7/8/12/13/17。本体側面の電源ボタンの色を変えるなど、細かいところに工夫も見られます。ただの「格安スマホ」ではないわけです。

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さて気になる価格は349ドル。これに4年保証がつくのがポイントです。他社品との比較では、Nokia 7.1やMotorola G7あたりがライバルとなるようで、AnTuTu性能でもこの2機種より上回っていることをアピールしています。もちろんエントリーモデルの他社品(150ドル前後)よりは高いものの、ミッドレンジモデル(300ドル前後)と十分戦えるスペックだといいます。

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とはいえ、SoCがP60、カメラ性能を考えると若干の割高感も覚えるところです。しかしTeracubeの最大の特徴は4年保証。画面が何度割れても交換可能で、本体の故障も修理し放題。一度349ドルを払ってしまえば、修理のたびに費用はかからないのです。

teracube
Teracubeの本体スペックを考えると、実際のところは250ドルくらいかな、という印象を筆者はもちます。しかし仮に全損してしまったとしても本体を交換してくれることを考えると、349ドルという価格はリーズナブルかもしれません。

もちろんハイエンドスマートフォンを毎年のように買い替えるユーザーからすれば、ミッドレンジモデルでこの価格は受け入れがたいでしょうね。しかしTeracubeの狙うターゲットユーザーは「スマホマニア」ではなく、日常生活のツールとしてスマートフォンを買うユーザーです。いざ壊れたときに修理に出しに行くのもよくわからないし、修理費用がいくらかかるかわからなければ壊れたまま使い続けてしまうような人たちです。

では実際にTeracubeが壊れたときはどうすればいいのでしょうか?Teracubeは現在、アメリカとカナダにサポートセンターを持っています。破損時・故障時は本体をサポートセンターへ送付します。すると新品のTeracubeが送り返されてくるとのことです。おそらく故障品・破損品は使えるパーツを再利用して修理し、次の交換用として使われるのでしょうが、外装やディスプレイは新品に交換されるため、ほぼ新品同様の製品に生まれ変わるのでしょう。

このシステムが優れているのは、故障時でも修理の見積もりや費用算出をしてユーザーに修理するかどうかを聞き返さなくていいことで、ユーザーの手元にスマートフォンが不在となる期間を最小限にすることができることです。また追加で費用がかからないので、気軽に修理(交換)に出すことができます。スマートフォンの画面が割れたまま使い続けることもなくなるのです。

ちなみに4年もすればスマートフォンは古くなってしまいますが、OSのアップデートは3年間は保証されるとのこと。Android 10へのアップデートも予定されています。

Teracubeはアメリカとカナダ以外にもサポート拠点を設け、販売先(サポート先)もグローバルに広げる予定とのこと。スマートフォンを買ったあとも安心して使い続けられるTeracube、ぜひ日本でも販売してほしいものです。

 

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