NASAが国際宇宙ステーションへ接続する商用モジュールの設計をAxiom Space社に依頼

民間の宇宙旅行者の拠点になる予定

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年01月28日, 午後 05:00 in space
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NASA2020年1月27日(現地時間)NASAは、国際宇宙ステーション(以降、ISS)に接続する予定の「居住可能な商用モジュール」の設計・開発をAxiom Space社に依頼した、と発表しました。

かねてよりNASAでは、ISSを商用化し、民間宇宙事業支援の場とする計画を進めていました。商用利用可能なモジュールの接続もこの計画の一環です。モジュールの設計・開発をどの企業が請け負うのか注目されていましたが、ヒューストンに本社を置くAxiom Space社に白羽の矢が立ちました。

Axiom Space社は、NASAでISSのプログラムマネージャーを務めていたマイケル・サフレディーニ氏が2016年に立ち上げた企業です。サフレディーニ氏以外にもNASA出身者が多く在籍しており、個人向けの宇宙旅行プログラムの提供や宇宙開発のサポートを行っています。


同社によると、接続される商用モジュールは、居住用、研究・製造施設用、地球観測所の3つのモジュールで構成されているとのこと。2024年までにISSに接続することを目指しており、ISS接続後は民間の研究者が実験を行ったり、宇宙旅行者が滞在したりする予定です。

ISSは2025年に運用を終える予定ですが、運用終了後はモジュールをISS本体から切り離して電力プラットフォームを接続し、Axiom Space社が管理する宇宙ステーション「Axiom Station」になる計画です。将来的には、こうした居住用モジュールをベースにした民間の宇宙ステーションが次々に登場するかもしれません。
 

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関連キーワード: Axiom Space, iss, nasa, space, space station, technology
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