トム・ハンクス主演『アポロ13』が米国の劇場に帰還。奇跡のミッションから50年

Houston, We have a probrem,

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年02月13日, 午後 08:40 in AV
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Imagine Entertainment / Universal Pictures
2020年は、NASAの月面探査機アポロ13号のミッションから50年。このミッションはNASAの有人探査の歴史の中でも非常に困難かつ奇跡的な生還劇のひとつで、1995年にはロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で映画化されました。

その映画がこの4月、ミッション50周年を祝うため、米国の劇場で再び公開されます。50年前、いまのような高性能コンピューターも高度なセンサー技術もない時代に、実際に月へ向かった人たちの体験を共にできる『アポロ13』はその実物と見まごうばかりの再現性も見所で、劇場の大スクリーンと没入感で体験するのに最適な映画です。

いま、世界の宇宙機関は再び月を目指しており、その向こうに火星を見据えています。NASAはOrion宇宙船と巨大ロケットSLS(Space Launch System)を、イーロン・マスク率いるSpaceXは100人以上の人員を搭乗させられる巨大宇宙船兼ロケットStarshipを開発しており、それぞれが月面、そして火星に人員を送り込むことを目指しています。

しかし、アポロ13号のミッションとその映画はわれわれに宇宙空間が基本的に危険なものだということを思い出させます。NASAは2024年の月面到達を目指していますが、アポロ計画が終了してからこれまでの技術の進歩・発達をもってしても、いまなお飛行士を月へ連れて行くことは非常に難しいはずです。
高度に発達し複雑化した技術がもし宇宙でトラブルを起こしたとき、アポロ13号のクルーのような対処ができるのかは、人の面でも技術的な面でもなかなか予想できません。映画のようなトラブルが、これから宇宙に飛び出していく人類にふたたび降りかからないよう祈りたいところです。

ちなみに、今回のように名作映画を何らかの節目に劇場で再上映するのは、最近の映画業界に目立つマーケティング戦略のひとつになりつつあります。たとえば2019年には、リドリー・スコット監督のSFホラー『エイリアン』が公開40周年記念として劇場に戻るという話題もありました。

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